うちわ・扇子

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舞扇ふたたび

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今回でとりあえず、うちわ・扇子シリーズは終了です。
さて、トリを飾るこれは・・・・えらく華やかですな!
おっさんが握る扇子としては、いささか似つかわしくない。
それもそのはず
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この舞扇が入っていた箱の底に書かれた文字。
井上とよめますな。
もちろん、これは彼の有名な井上流に間違い有るまい。
京舞・井上流の舞扇だったのだ。
 
京舞にはかつて、篠塚流というのもあったそうだが、現在は井上流が幅をきかせていることが知られています。
井上流とはなんぞや?ということでありますが、これこそが京都祇園の芸妓・舞妓が習う流派です。
祇園のお止め流とも言われていて、祇園以外では習えないはずです。
 
それがなぜ、私の手元に?ということですが、さすがにこれは先祖からの伝来品ではなく、ご近所のリサイクルショップを通じて入手した代物。
 
なぜこんな場末に井上流が?ということですけど、元祇園の芸者だったひとが結婚等でこちらにこられたと言うことでしょうな。
近所とはいえ、行政区域が違うので聞こえてこなかったのか?それとも他に何か事情があったのかはわかりませんが、あり得ない話ではないところです。
 
さて、芸者というと、現在は京都にしかいないと思われる方も多いですが、少し前までは全国的にいた事は、案外知られていないのではないかと思います。
四日市なんぞは普通の地方都市ですが、この普通の地方都市にも芸者はいました。
それも、現在70歳前後ぐらいの年齢もいますから、芸者が活躍していた時代も、それに相応した時代です。
 
 ”赤線”ということばをご存じだろうか?
いくら文具愛好家といえども、赤ペンで引っ張ったライン、なんて答えてはいけません。
ウィキペディアから引用すると・・・
「公娼廃止指令から売春防止法の施行までの間に半ば公認で売春が行われていた地域」のことです。
その赤線時代、赤線地帯と言われていた売春の行われていた場所は、公娼廃止指令前と比べると、そう多くはありませんでした。
戦前(太平洋戦争前の昭和初期)、三重県は、各都道府県別にわかれてみたとき、最も娼妓の数が多かった地域なのだそうです。
これにはいくつか理由があります。
ひとつには、神宮(伊勢神宮の正式な呼称)があったこと。
東海道中膝栗毛を読んでみればわかると思いますが、神宮参拝にかこつけて娼妓を相手にすることは普通に行われていたようです、弥次さん喜多さんが宿屋に泊まろうとしても、娼妓の置いていないところを探すのに苦労したと書かれています。
もうひとつは都会から適度な距離があったこともあるでしょう。
現在、ナガシマスパーランドがあることで知られている桑名市長島町。
ここは一時期、隣の桑名より発展していたことがあった、と言うとなにやらおかしな気持ちになります。
現在は田んぼが広がっている長島町。
さて、JR桑名駅構内に石碑があります。
歌人、中原中也のものです。
「桑名の駅」という表題のこの唄は、
”桑名の夜は暗かつた
蛙(かへる)がコロコロ鳴いてゐた”と言う出だしで始まります。
まぁ、都会から来た人が桑名の街が暗かったというのは当然の印象だとは思うのですが、私の推測ではこれは、長島駅を通り過ぎてきたからということも考えられるのではないかと思っています。
実はその当時の長島、駅から長島遊郭までの間にずっと街路灯が立ち並んでいて、華やかだったという記録が残っております。
長島遊郭の主な顧客は、名古屋から来ていたともいわれています。
名古屋から適度に距離が離れていて、目立たなかったからだ、という話です。
中村遊郭もあったのにねぇー!
街灯がずっと立ち並んでいた長島に比べて桑名が暗かったというのは至極、納得のいく話です。
 
話を戻して、四日市の赤線時代の話。
うちのご近所・・・歩いて10分もかからない場所にある料亭。
ここには赤線時代の座敷が、三重県で唯一残っています。
当時は進駐軍もやってきたとの話です。
私の父もそこで芸者遊びをしていたことがあったとのこと。(接待でしょうけれど、それに赤線とは時代が違うからもちろん売春は無し)
伊勢音頭も、現在、全国的に知られている物とは違うバージョンがつたわっていたそうです。
地元の祭にその伊勢音頭は伝わっていたそうですが、エロい!との理由で祭自体が廃止になったとか。
今でも昔のことを覚えている人は健在ですから、いまのうちに記録しておかないと、永久に失われてしまうだろうことですね。
ちなみに三重県はあまり関心がなさそうです。座敷の記録時代も残すことは考えていなさそう。
 
この舞扇を見ていて、いろいろなことを思ってしまいました。

真っ黒くろすけ?

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いろいろな動物が描かれていますねぇー。
この扇子はどこでどうして手に入れることになったのかは不明。
おそらく、最近の中国製と思われます。
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裏にも何かしら漢文が書かれていますね。
あまり読む気が起きなかったのでスルー。
きちんと、完全には開きませんし、あまり出来の良い扇子とは言い難いところです。

舞扇

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ご近所のリサイクルショップにて手に入れた扇(おうぎ)です。
明らかに舞扇ですね!扇子とは違います。
近いうちに記事になることと思いますが、これはおそらく芸者さんの持ち物であったと思われます。
なんで、私みたいなおっさんの手に落ちたのか・・きれいな女性の手元にあって然るべき品なのに、かわいそうな運命をたどることになりました。
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普通の扇子と違うところ、その1。
骨に紙を留めるためのやり方が異なっている。
紐で付けられていますな。
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かしめ部分が古くからのやり方と同じく金属で留められています。
今時のはみな、プラスチックですね。
だいぶ使い込まれた風合いがあります。
この手の扇は、謡(うた)によって使用する柄(がら)が違うことから、専門家であればこれがどの謡に使うものなのかすぐにわかるはずです。
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これは両端の大きな骨(親骨と言います)に、見ての通り、胡麻竹が使われ、しかも脇側には漆塗りが施されています。
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料理屋さんの販促品でした。
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下からは右から伸びていて、上側は左から線が延びています。
竹の骨が大きい割には紙の部分が少ない、重そうなこの扇子。
左にある黒い部分を拡大してみると・・・
イメージ 2
生駒運送店とあります。
運送屋さんの販促品でした。
いかがでしょうか?

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