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Q:万年筆はインキをカートリッジで使うようですが、どこのメーカーのものでも使えますか?
A:メーカー純正を使いましょう。
まず第一にそうしないと困る問題点として、
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文房具Q&A(万年筆編)
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Q:万年筆のキャップを抜こうとするとまっすぐ抜けない事があります。聞くと回して開けるそうです。何で回して開けるのでしょうか?
A:万年筆のキャップを留める方法には、主に嵌合(かんごう)式と、ネジ式があります。
厳密には更に他の方法もあるのですが、マイナーなので割愛(かつあい)します。
嵌合式は、片手でスイと抜く事が出来るのが最大の利点でしょう。
それにそうした方が良いのは、こちらの記事に書いた通りです。
では、ネジ式は何が良いのか?
↑こういう扱いをするものじゃないんですが、写真を撮るとなるとどうしても片手でカメラを持つ必要がね〜。。
阿修羅みたいに手がもっとあれば、より正確な写真が撮れるんですけどー。
さて、本題。
ネジ式だと嵌合式よりも気密性が高く、インキが乾きにくいのが一番のメリットですね。
そしてポケットに差していてもずり落ちにくいこと。
主にこの2点をメリットと感じて入手しているのではないでしょうか?
ねじ切りについてはひと山のものから、ふた山、み山までが一般的です。
一般的に山の数が多いほど加工精度が上と言われているようです。
ただし、山の数が少ないものほど、ずり落ちにくいのも確かです。
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Q:古い万年筆だと、クリップの先端が丸いボッチになっているのはどうしてですか?
A:技術力のアピールのためだと言われています。
写真で見てみましょう。
一番右は丸善の記念万年筆でパイロットコーポレーション製、左の2本は1930年代のパーカーデュオフォールドです。
写真だとわかりづらいですが、クリップのボッチについて言えば一番出来の悪いのが真ん中。
一番出来がいいのは一番右の丸善です。
なお、デュオフォールドで左側のものの方の出来がよい理由は高級品だからだと思われます。
キャップリングをご覧ください。
真ん中の青いペンは二本線で左の緑は三本線です。
三本線は後ろにデラックスという名前が付くモデルだと思われます。
高級品は高級品らしく、手間が掛かっているのでしょうね。
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Q:クリップの長さって色々ありますが意味があるのですか?
A:一部では意味があるみたいです。
たとえばアーミークリップと言ってほんの極くわずかしか無い長さのもあります。
これは長いクリップが引っかけてしまうから、という理由があったとのことです。
ただし、一般的にはデザイン上の工夫から来ているのではないでしょうか?
あくまで推測ですが。
クリップの長さの極端に違う2本です。
右はS.T.Dupontのクラッシック、左はダンヒルのマルチボールペンです。
デュポンのクリップは長すぎて使いづらい。
ダンヒルのは、たぶん、レバーに引っかからない長さというのがこうなっている理由ではないでしょうか?
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さて、質問シリーズ第2回です。
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[Q:履歴書に記入する筆記具は何がよい?]
A:一般的には油性ボールペンの黒か、万年筆が良いとされているようです。
最近ではゲルインクボールペンや水性ボールペンを使おうとする人もいますね。
これらに使われている水性インクや染料インクは紙に定着せず、水に流れてしまいます。
万年筆の場合でも保存の効く顔料インクを使わず、染料インクを使っては水に流れますので注意が必要です。
油性ボールペンだと確実と思われがちですが、できるなら、包装か、替芯に「公文書用」もしくはそれを意味する「DOC」とあるものが望ましい。
水性顔料インクが使われている商品でも保存の効くものがあります。
一般筆記用と公文書用はJISにて基準が定められ、油性ボールペンでは、公文書用は一般筆記用より耐水性、耐光性に優れた物と規定されています。
万年筆の場合は、染料インキは不可。
顔料インキのみ履歴書には認められます。
具体的には、プラチナ万年筆が出しているカーボンインクや、セーラー万年筆が出している極黒、モンブランのブルーブラック等です。
カーボンインクは炭素そのものが染料となるので燃焼等の化学変化、もしくは字消しによる物理的な消去以外の方法では紙から消す事ができません。
ブルーブラックでは、鉄の還元作用が発色する由来となっています。
本来は無色透明の液体であり、書いて後の時間の経過によって黒が発色してきます。
無色透明だと書きづらいので青い染料が混ぜられているとの事です。
ただし、こうした原理が使われているブルーブラックは現在は極く小数のメーカーから出ているのみのようです。
以上、厳密に考えると非常にややこしい。
実際上は、普通の油性ボールペンを利用するぐらいで十分なのではないかと思います。
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