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murasakinosensiさん
資本主義と社会主義の違いがよく分かりません。分かりやすく教えてください。よろしくお願いします。
質問日時:2008/2/2 15:28:12.
解決日時:2008/2/10 05:13:58.
お礼:知恵コイン250枚.
閲覧数:526
..ベストアンサーに選ばれた回答tribute_2x2さん
「資本主義」というのは、非常に漠然としたカテゴリーです。
マルクスの資本論の時代は、金持ちが工員をただ同然でこき使って荒稼ぎする、という状況をあらわすのに便利だったのかもしれません。
ただ、労働者の権利が確立してくるにつれて、だんだん例外ができてきてしまいました。
そのため、現在の資本主義といえば、「共産主義」(財産は共有物で、私有・専有できない)以外のもの、
つまり、財産を私有・専有することができる状態(経済体系)、くらいの意味しかありません。
さて、よく混乱をまねくのが、「共産主義」=「社会主義」という極端な考え方です。
「共産主義」は財産に着目した経済体系の分類であるのに対し、
「社会主義」というのは社会全体がうまく回ることを最優先するという政策に関する分類であるからです。
ですから、現在の日本のように、個人が自由に財産(家や車やお金など)をもち自由に会社を作ることもできる上に、
生活保護や健康保険制度という福利厚生も受けられるという国は、
「資本主義」経済のもとで「社会主義」政策によって運営される国なのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%B0%91%E4%B8%BB%E...
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%B7%E5%90%88%E7%B5%8C%E6%B8%88
回答日時:2008/2/2 16:27:37
mutuhaya作
題:神々の星:
陽の筆や 惑星一つ 一つ点し 額たる闇に 名画、煌々・・・・。
鏡色の宇宙船から、ある緑色の濃い惑星へ向けて、白っぽい半透明な顆封(かぷう:カプセル)が投下された・・。
文明同士の平和を成り立たせるための贈り物である。
卵の様な形の宇宙船の中では、 赤み走った模様もある標的の惑星へと吸い寄せられてゆく顆封を画面越しに観ながら、乗員同士の談笑が続いていた。
『・・しかし、提督。そろそろ我々にもあの顆封の正体を明かしてくれてもいいんじゃありませんか?
とても以前の説明じゃ納得できませんよ・・。あの中に入っているのが、貧乏神だなんて・・・』
何となく光沢があり、 金属めいた感じのする涼しげな青い布状の物で首から足の先まで覆われた隊員が、考え深そうな、ぱっちりした大きな目に不審の色をたたえながらも、
その岩山のようなゴツい体格には似合わない人懐っこい丸顔を提督なるノッポの年配紳士へいかにも親しげに向けると、
茶黒い鷲を想わせる風貌の、彫りの深い提督の鋭い面持ちも些か緩んだようだった。
『・・うむ、貧乏神その物と言ったら、事実に反する事は反するのだが,強ち嘘でもないのだ。
あれには人工的に造り上げた貧乏神が、入っているようなものなのだからな・・・』
ますます不審の念が膨れてしまった責で、茶白い顔の上に赤黒い雲の透け陽影を落とされてしまったような面もちの隊員・・・。
『どういう事なのです? 貧乏神と同じ様な働きをする労徒(ろっと:ロボット)でも入っているんですか、あれには・・?』
画面上の課封は、どんどん小さく成ってゆく・・・。
『うむ・・、そんな所だ・・。 この惑星の住民らの社会にまじって、この星の文明の発展速度をいささか遅くさせるのが狙いなのだよ・・・。
我々の文明に比べ、科学技術の面でわずかばかり先を行っている分野が多々あるんだが、
それが、この星の住民と我々との対等で平和な関係の構築を大いに妨げる可能性があるのだ・・・。
我々が、早く彼らに追いつき・・、 やや彼らの科学技術の水準を上回った時点で
彼らとの交渉へ入るように、というのが、地球当局の方針なのだ・・・。
我々からのこの贈り物の活躍によって、その科学面での発展速度が遅くなり、
そのせいで緊急に難病を治療する必要などがあるこの星の一部の住民らには気の毒だが、
我々としても、いつ追い付けるか分からない先進文明の星といきなり接触して、
いいように隷属化されてしまう危険を犯す訳にはいかないし、
我々の社会にも、この星の特定の分野の知識や技術で、すぐにでも救われそうな状況にある人たちもいる・・。
できるだけ早く彼らとの協力関係を築くためには、やむを得ない処置なのだ・・。』
提督の面もちは、厳めしさを増している。
『うーん・・、本当に巧く行くんでしょうか? どうも腑に落ちないなあ・・。
確かに文明同士で科学技術などの水準が釣り合っている方が、対等な関係を結びやすくなるだろうな、とは思いますが・・・』
画面上には、あの課封が、その惑星のある地点に、無事到達し得た、との表示がなされている・・。
『・・そうか、君たちには、まだ知らせてなかったんだな・・。
あの課封は、もうすでにこれまで何度もあちこちの惑星や惑星間の漂流文明に対して使われ、
地球の交流圏を広めるのに大きな成果をあげつつあるのだ。
まあ、当空母が、本来の主たる任務とは別に急遽この惑星を源流とする文明社会の派生物らしきものらを発見しなかったならば、
ここへ来る事もなかった筈だからな・・』
画面には、課封から出て、早速その星の社会へ潜入すべく活動を開始した『貧乏神』機能内蔵の労徒から送信されてきた暗号情報が翻訳され、その意味を露わにし始めていた・・。
やがて、貧乏神機能の発ち働きで、この星の一部地域から景気が後退し始め、
それにつれて各分野の技術的な発展などもその進捗の度合を弱めてゆく筈である・・。
『・・おや、このロット(労徒)は、人間型の意味変換も行えるんですね、提督・・。
「懐かしさ」に相当する信号を送ってきています・・。
このロットに類似する機能の宿し主に関わり始めた、という事らしいですね・・。
提督っ、「ひどい懐かしさ」の信号が来ました・・。
我々、地球人類に余程似た住民たちなんでしょうね・・。
どうしました、提督? 何か気がかりな事でも・・』
『・・まずいな、あのロットは、人間の類似存在に反応して、「懐かしさ」の信号を発するものではないのだ・・。
貧乏神として、機能を設定し、それに特化させてあるのだから・・・。
「懐かしさ」を発信してよこした、とすると、あの星にも貧乏神的な存在が居る事になる。
しかも、「ひどい懐かしさ」を発信してきたのなら、
極めて貧乏神的な者らが、多数、あのロット周辺に検出された事になる・・・。
うぅむ・・、まずいな。 地球へ、この事態を送信して置いた方がよいな・・』
直ちに、担当乗員が装置をいじり始めたが、彼女の顔に当惑の色が浮かび、
そして、提督へ告げた・・
『できません・・。 装置の働きが普通ではありません・・。 今まで、こんな事はなかったのに・・・。
あら・・、どんどん出力が落ちていますわ・・。
何か、働く気力をなくした、とでもいうように・・・』
働きが悪くなり始めたのは、その装置ばかりではなかった・・・。
船内の各部署の乗員らから提督へ異常事態が伝えられ、 提督は、その惑星への着陸を決断した・・。
そこ以外にはどこへもたどり着けそうにない状態に船は陥って行きつつあったのだ・・・。
それでも、提督を始め、乗員はみな整然とその任務を果たし、 この不測の事態にあっても
穏やかな談話を絶やさなかった・・
『提督・・、どうやら我々は、貧乏神にとって懐かしむべき故郷、といっていい星に関わってしまった、という事らしいですね・・』
『うむ・・、かって、この星から我々の地球も含めた別の世界へ貧乏神らしいものが派遣されたかどうかは、ともかくとして・・、
我々が激務を離れ、骨休みするのに丁度良い世界へたどり着いた事は間違いなさそうだな・・。
どうだ、君たちも、心地良い脱力感というか、 ひどくのんびりしたい気分にとらわれ始めてはおらんかね・・?』
本場の貧乏神的な存在に対する疫鎮(やくちん:ワクチン)など持ち合わせていない乗員らは誰しも、提督を襲っているのと同じような抗いようのない気怠さに浸り始めていた・・・。
船内の各部署に映ずる大小の画面の中では、その緑したたる惑星が、なぜかニンマリと皮肉な笑みを浮かべた唇のような赤いすじ模様を見せており、
段々と大きく迫って来ては、刻一刻とそのおどろおどろしい様相を濃く鮮やかにしつつあった・・。
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