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先日、通勤途中(車通勤)ラジオを聴いていたら
詩人の荒川洋治さんが萩原朔太郎賞を受賞された、との話題が流れていた。
大変失礼だが荒川洋治さんの詩集を読んだこともエッセイに目を通した事もないが
荒川洋治さんのファンである。なぜ?
荒川さんのラジオから流れるおしゃべりのファンだからだ。
荒川さんはユニークな切り口とつぶやきシローをすこし中年にしてテンションを上げたような
語り口で難しい文学作品をシロウトにも楽しく解かりやすく伝えてくれる達人だからだ。
その荒川さんが萩原朔太郎賞を受賞された受賞理由が今までの詩集には無い新鮮さだそうだ。
何が新鮮か?
荒川さん曰く
「僕は自分の作りたいもの、表現したいものを作品にするのではなく、社会とのかかわりの中で今何を表現すべきか、どの様なものを書くべきか、常に考えている」
との趣旨の事をおっしゃておられた。
この考え方は、非常に衝撃的だった。
芸術作品は「今、自分の表現したい事を、表現したい様式で自由に表現する」のが芸術だと思っていたからだ。
荒川さんのこの視点が詩壇にも新鮮だったようだ。
そう考えると、「絵画」と「イラストレーション」の明確な違い、、、
イラストレーション=何かを広告する為の絵
絵画=それ自体が作品として自立している絵
が、曖昧に思えてくる。
荒川さんは「芸術は自分の好きな事を表現するだけではなく、社会との関わりのなかで作品を作って行くこともできるんですよ。」
と言っておられるんだと思うと長年考えてきた僕の芸術至上主義が見事に打ち砕かれ
非常に爽快な開放感を感じた。
「そうだったですね(イラストレーション)も芸術になりえるのですね!」
と一人車内で興奮してしまった。
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あぁ、なるほど。確かにそうしてズバリと指摘されると、衝撃的ですね。そしてまた、クー太郎さんの感じた感覚も、よく分かります。荒川さんが、どのような思考の果てに、そこに行き着いたのか。それが気になるところですね(^-^)
2005/10/5(水) 午後 3:52 [ code-bluecat ]
絵を描く時、社会との関わりなど考えたこともなかったので、正直ちょっとショックです。いつも、自分の中にある何かを昇華させる、そんな感じで発想してたから。でも、物思いの秋! 荒川さんのお考えについて、じっくり考えてみようと思います。
2005/10/5(水) 午後 7:59
青猫さんコメントありがとう!どのような思考の結果なのでしょうか? でも芸術としての絵画と、商業美術としてのイラストももっと上の視点から見ると両方とも人間の営みである点は同じなんですよね。(^0^)
2005/10/5(水) 午後 8:29
soelさんコメントありがとう!僕も衝撃的でした。でもまた異なった意味で社会と自分の間にイラストを置く事でそれまで無かったような関わりが持てる可能性も拡がるのかなとも思いました。★そして、やや閉塞的な気持ちを可能性の拡がった気持ちに変える事ができました。(^0^)/
2005/10/5(水) 午後 8:43
こんばんは。僕は残念ながら、この方を知らないのですけれど、以前、紙屋の直さんと生活を共にした時、同じ事を感じました。僕にとって、その意味合いがシックリくる表現方法が、やはり絵本だったんです。自分にとっての絵を描くという行為が、自分が生きている時間の中で何を意味し、何処へ向かうのか。誰かにヒントをもらう度に、目の前の色が変わる。それ1つとっても、絵を描くことは非常に興味深い行為だと思いますね。
2005/10/5(水) 午後 9:23 [ まさと ]
masatoさんコメントありがとう!僕はいままで自分の好きなように描く事が至上のものと考えていたので、荒川さんの視点が新鮮に感じられるのだと思います。masatoさんの言うように誰かにヒントをもらい、新たな視点を獲得すると自分の世界が一歩一歩拡がりますね。今後は少しでも意識してイラストが描けたらと思います。(^0^)/
2005/10/5(水) 午後 10:24
お金にするなら、時代背景。発表のタイミングは非情にも在ります。現に私も痛感致すところ在り。しかし。私は私。で現状イキテ威光をモタラシタイ。アー。ユー。レディ?
2005/10/7(金) 午前 0:20
いい忘れました。クー太郎さん。は、ピュアーな心をお持ちですね。人の発言に心を留められる。私は100以上のバリアで警戒して。入れません。
2005/10/7(金) 午前 1:18
う〜ん、私なんか、自己満足の世界です。好き勝手に、自分の世界にのめり込んで描いています。荒川洋治さんて方のことは、残念ながら知りませんでした。でも、そのような考え方もあるんですね。私にとっては新鮮です。
2005/10/7(金) 午前 3:48
Aiさん、コメントありがとう!荒川さんと言う方はお話を聞いていると実に不思議な方なんですよ、人間は皆、聖人君子というわけではないし欲もある、しかし理想もある。そんな人間臭さをそっと微笑んで静かに見守っているような話し方をされる方なのですよ。
2005/10/7(金) 午前 8:30
かりんさんコメントありがとう!そうですね。僕も自分が好きなように好きなものを描いているんですが、「表現」する事は他者の視線を常に意識していなければ成り立たない側面もあると思うのですよ、見る側の居場所を作品に加えると言う事でしょうか、そうすると自からも成長できるかなって思うと、荒川さんの視点の重要さに気づかされます。
2005/10/7(金) 午前 8:43
新しい響きですね。何回か友達の間でこのテーマについて語った事があっていつもまとまりが着かなかったのです。反対に意識しすぎて別けるのも変だなとこのごろ思っていたところです。コミュニティーとの繋がり。より多くの人に”生きる”というメッセージが届くように意識しながら作品を描いて生きたいと思います。ありがとう!圓
2005/11/3(木) 午後 5:04 [ - ]
圓さんコメントありがとう!お久しぶりですね。日本への里帰り旅行はどうでしたか?何良い収穫がありましたか?(^o^) ★社会と関わってその中からの作品づくりって結構自分の側のエネルギーが必要ですね。ついつい自分の思いのみになりがちです・・・
2005/11/3(木) 午後 5:30