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皆さん、煙突って知ってますよね。 煙突は煙などの高温の気体を外部に抜く為の物で、普通は低い所から高い所に向かって付けられます。 原理としては、高温になった気体は膨張して周囲の空気より軽くなるので、 煙突を伝わり昇って行きます。 (”おばか”も熱くなるから、高い所が好きなんでしょうか?私、屋根の上好きなんです・・・) 実は別に煙突じゃなくても低い所から高い所に繋がっている空間はすべて同様の現象が起こる訳で、 住宅内では階段が該当します。 そこで気になるのは1階リビングから廊下を隔てずに直接2階に上がれる階段の間取りですが、 子供が必ず親の顔を見てじゃないと自分の部屋に行けないと言う、 とても親に都合の良い利点があります。 その発想は否定しないんですが問題は冬ですね・・・ 当然冬は寒いから暖房しますが、リビングで暖められた空気は扉の無い階段をまるで煙突の煙の様に 激しく昇ります。 2階の手摺でティッシュをかざすと本当に揺れますよ。 つまり折角の暖房した空気が2階を暖めるだけで1階は寒いままなんて現象になりやすいのです。 ここで気をつけて欲しいのはリビングと続き間の和室。 畳をはがすと出てくる木の床の部分(荒床と言います。)ここが畳の蒸れを防止するため、 杉板の目透かし(隙間をわざと開ける)になっているのは昔ながらの施工方法なんですが、 こうなってると昇って足りなくなった分の空気がすべて床下から畳を通して補給されます。 (目透かしの施工方法は、間違ってる訳ではないんですけどね。) つまり床下の冷たい空気が1階に吸い上げられるので、暖房すればするほど寒くなっていくんです! ですので、こんな間取りを希望する方は出来れば気密性を高める事の出来る、 基礎断熱工法を採用される事をお勧めしますよ! (”基礎断熱工法”は検索すれば、私より詳しい人が一杯いると思います。) 最近はやりの高断熱・高気密住宅なら、2階が十分に暖められるとそれ以上昇ろうとしなくなりますが、それでも完全には無理ですね。 でも、必ず家族が顔を合わせるプランは現代の日本人にはとても大切な気がします。 さてこの話題続きがありますので、皆様に宿題です。 住宅でもう1個所煙突状になっている個所がありますが、それはどこでしょうか? 答えは明日のお楽しみに!(多分あなたの家にも必ずあるはずです!)
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建築屋之介さんの記事を転載させていただきました。家づくりにおいて、とてもとても大切なことがわかりやすく説明されています!是非是非参考にしてくださいネ
2007/1/18(木) 午前 9:06 [ ☆ ]
トラックバック記事とあわせて読んでくださいネ。
2007/1/19(金) 午前 10:42 [ ☆ ]