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既出の記事の再掲です。 ブログ友「きょんきょん」さんの書に感激して、是非皆さんにも紹介したいと思って画像をお借りしました。 若山牧水の名前はしらなくても、この歌は知っている、聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。 あるアンケートによると日本人の好きな短歌第一位がこの歌だそうです。(何時の、誰が対象のアンケートやねんって思いますが^^) 小生も好きな歌のひとつではありますが、「一番か?」って聞かれると首をかしげます。 牧水だけでなく、他の歌人の歌も、万葉の歌にも好きな歌が一杯ありますし、「好きなものは好き」なんであって理由なんかうまく説明できないし、順番もつけられません。 ☆ 「海の聲」は第一歌集だけあって、牧水が早稲田を卒業するかしないかの若い頃の作品が多く所収されています。若さ故の、青臭い衒いを含んだ言い回しを多用していて、読んでいて微笑ましいというか、気恥ずかしいような気分になる歌がたくさん見られます。 小生の全くの偏見ですが、凡作、駄作も多い歌集です。(牧水フリークの皆さん、ごめんなさい) 発表された当時は、「白鳥」を「はくちょう」と読まれたり、歌壇からは「哀しからずや」という詠嘆詞の使い方が安易である、というような批判もあったそうですが、現代にいたるまでこれだけ人口に膾炙しているというのは、やはりこの歌に抜群のサムシングが含まれているのでしょうね。 「美しく分りやすい日本語」で、「声に出して朗誦してみたくなるリズム」があり、「白と青の対比する美しい情景が思い浮かべ易い」ということが、サムシングの要素の一つのような気がします。 また、「ここより他の何処かへ」あるいは「自分以外の何者かに」と希求しつつ、現実は思うようにならないという青春の悲傷・閉塞感を、自由に飛んでいるように見えて、空気と海に縛られて漂うしかない海鳥(勝手にカモメを想像していますが、アホウドリでも一向に構わない)に自分の姿を重ねているのが、読み手にとって等身大に、直下(じきげ)に共感できるのではないか、とも感じます。 いずれにしても牧水の傑作の一つであり、近代短歌の山脈に聳える高峰の一つに数えるにふさわしい歌であると思っています。 ☆ 書はブログ友「きょんきょん」さんの作品です。
御本人の了解を得て掲載しています。 |
本日の一首シリーズ
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ヒガンバナ
富田川沿いの国道311号線の傍らに咲いていたものです^^ |

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昼間は暑い日も有りますが、朝晩はめっきり秋めいて来ましたね。 窓を全開にして寝ていると、明け方は寒く感じられるほどになりましたが、皆様、元気に笑ってお過ごしでしょうか? さて、秋と言えば酒(ナンデヤネン)、酒の詩といえばこれでしょう(^▽^) |
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何か、考えをまとめたくて飲み始めたんでしょうか、一合が二合になり、二合が三合になって、「もうどうでもいいや」、ってなったみたいですね^^ 縁側で股うちわで枝豆をアテに飲んでいる姿を想像してしまいます。 二十代前半の作ですが、牧水の酒の歌は年齢を超越した円熟みを感じてしまいますね。 ☆ |

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約7か月ぶりの「本日の一首」です。 お気づきの方も居られるかと思いますが、一言メッセージに日替わりで牧水の歌を順番に掲載していっています。 それで、本日がかのあまりにも有名な歌の順番になるんですね。 明治41年刊 第一歌集「海の聲」所収 若山牧水の名前はしらなくても、この歌は知っている、聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。 あるアンケートによると日本人の好きな短歌第一位がこの歌だそうです。(何時の、誰が対象のアンケートやねんって思いますが^^) 小生も好きな歌のひとつではありますが、「一番か?」って聞かれると首をかしげます。 牧水だけでなく、他の歌人の歌も、万葉の歌にも好きな歌が一杯ありますし、「好きなものは好き」なんであって理由なんかうまく説明できないし、順番もつけられません。 ☆ 「海の聲」は第一歌集だけあって、牧水が早稲田を卒業するかしないかの若い頃の作品が多く所収されています。 若さ故の、青臭い衒いを含んだ言い回しを多用していて、読んでいて微笑ましいというか、気恥ずかしいような気分になる歌がたくさん見られます。 小生の全くの偏見ですが、凡作、駄作も多い歌集です。(牧水フリークの皆さん、ごめんなさい) 発表された当時は、「白鳥」を「はくちょう」と読まれたり、歌壇からは「哀しからずや」という詠嘆詞の使い方が安易である、というような批判もあったそうですが、現代にいたるまでこれだけ人口に膾炙しているというのは、やはりこの歌に抜群のサムシングが含まれているのでしょうね。 「美しく分りやすい日本語」で、「声に出して朗誦してみたくなるリズム」があり、「白と青の対比する美しい情景が思い浮かべ易い」ということが、サムシングの要素の一つのような気がします。 また、「ここより他の何処かへ」あるいは「自分以外の何者かに」と希求しつつ、現実は思うようにならないという青春の悲傷・孤独感を、自由に飛んでいるように見えて、空気と海に縛られて漂うしかない海鳥(勝手にカモメを想像していますが、アホウドリでも一向に構わない)に自分の姿を重ねているのが、読み手にとって等身大に、直下(じきげ)に共感できるのではないか、とも感じます。 いずれにしても牧水の傑作の一つであり、近代短歌の高峰の一つに数えるにふさわしい歌であると思っています。
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