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ついに、使用中止になりましたね。オリンピックのエンブレム。
創作に携わる人間として、自分の考えをまとめてみようと思ったのですが、
考えれば考えるほど、どんどん怖くなってきて、思考が止まってしまいました。
自分が盗用されたり、それに騙されたりする事が怖いんじゃないんです。
自分が、「絶対に同じ事をしない、していない」と、
確信を持って言えない事が怖いんです。
関係者の人達は大いに叩かれていましたが、
私にはとてもあの人達を叩く事ができません。
他人事とは思えなくて。
擁護するとかではなく、自分自身にそんな資格があると思えない。
そう思うのは、私が間違った人間だからなのでしょうか。
それとも、世の中の創作者達は、皆、同じ恐れを抱きながらも、
自分を厳しく律し、間違いが起こらぬように努力されているのでしょうか。
情けない事を言ってすみません。
でも、聞いてみたくなりました。
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著作権に関する雑話
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| 著作権などの知的財産権に関する疑問や調査などについて語ります。 |
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先日、尊敬するブロガー様が話題にされていたので、ひさしぶりに著作権の話をしてみたいと思います。
皆様は、モノをイラストとして描かれる時、全てご自分のイメージだけで描いてますか?
それとも、写真や絵などを参考にして描いてますか?
例えば、宇宙に浮かぶ地球のイラストを描く場合、そんな状態の地球を自分の肉眼で確認するのは不可能ですし、一般人が写真を撮るのも難しいと思うので、大抵は既に映像や写真としてある何かを参考にしながら描く事になると思います。
「どこまでOK? 迷った時のネット著作権ハンドブック」(中村俊介著 2006)によれば、惑星などの自然物は著作物ではないので、描くときに自分のイメージを表現するなら、その絵を自分のサイトなどに載せるのは問題ないとあります。一方、写真を撮るのは知的営みなので、写真をそのまま載せるのはNGだそうです。
しかし、ややこしいのが、恐らくこの中間ゾーンに位置するであろうと思われる、
誰かが撮影した写真を「模写」したり、「加工」するということ。
例えば、惑星の写真を加工して、まったく雰囲気の異なる画像にしてみたり、
線だけを忠実になぞって色塗りしてみたり・・・
昔の贋作画家のように、デジタルやトレスに頼らずとも、写真を見ながら描くだけで、精巧な模写をやってのける場合もあるでしょう。
ひとくちに「模写」「加工」といっても、その中には実に色々なバリエーションがあり、
それについての人々の考えもまた千差万別あることでしょう。
また、他人の表現物を下敷きにしつつ、自分のイメージを表現する場合もあり、
その割合が多ければ多いほど、どこまでが自分の表現で、どこまでが他人の表現なのか分からなくなってきます。
以前、あるブログの写真を、商品のパッケージに無断使用したとかで、
問題視された企業がありました。しかし、それについても、
あまりにもあからさまだった、つまり、「見た目の近さ」が問題だったのか、
それとも、例え原型をとどめない程加工されたり、独自のタッチで模写されたりしていても、「写真を無断使用した」事が問題だったのか・・・
そうした、手段の是非についての細かい議論はなされていません。
裁判沙汰にでもなれば、争点をはっきりさせる為に、
そうした点が細かく問題にされた事と思いますが、
今の所、そうなったという話も耳に入ってきません。
従って、「模写・加工をしてはいけないのか」と言われれば、私の知識では、
「分からない」としか言い様がありません。
他人の写真や絵をそのまま無断でネットに載せる、自分の絵の背景にそのまま勝手に使う、線をトレースして独自に着色したものをそのまま自分の絵として載せる、一から十まで全部真似して描いて発表する・・・などは、
あからさまに問題だと分かりますが、
写真を参考にしつつ自分の絵を描くとなると、どの時点で問題になるのかが法律的には細かく規定されていない為、判断のしようがないのです。
法律が参考にならないとなると、あとは、感情の部分で判断するしかありません。
といっても勿論、自分の気分で勝手に判断するという事ではなく・・・
例えば写真を参考にするなら、「写真を使用されている人がどう思うか」を、
常に想像しながら、行動していくしかないという事です。
他人様の写真を参考にさせていただく以上、絵の中で粗末な扱いをする事があっては勿論失礼にあたりますし、最初から「この写真を参考にして絵を描かないでください」と書いてあるようなサイトの写真であれば、勿論そうしてはいけないと思いますし、「あなたの写真をこれこれこういう風に使ってもいいですか?」と、聞けるものなら聞くにこした事はないでしょうし、それができない場合でも、最低限、相手の気持ちを想像するのをやめないでいる事が、大事なのではないかと。
そんな風に、思いました。
何だかまとまっていない気もしますが、とりあえず、今日はこのへんで。
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以前、「着物の柄があまりにも参考にした画像のまんまだ」という理由で、イラストを削除した事がありましたが、その実、服のデザイン等にかかわる意匠法というものについて、よく分かっているわけではなかったので、ちょっと図書館やインターネットで調べてみました。
その結果、こんな事がわかりました。
次に掲げる行為は、当該意匠権又は専用実施権を侵害するものとみなす。
一 業として、登録意匠又はこれに類似する意匠に係る物品の製造にのみ用いる物の生産、譲渡等(譲渡及び貸渡しをいい、その物がプログラム等である場合には、電気通信回線を通じた提供を含む。以下同じ。)若しくは輸入又は譲渡等の申出(譲渡等のための展示を含む。以下同じ。)をする行為 二 登録意匠又はこれに類似する意匠に係る物品を業としての譲渡、貸渡し又は輸出のために所持する行為 (意匠法第四章第二節 権利侵害の項目より)
この条文に「業として」と書いてある所を見ると、イラストで着物の柄などを描いた場合、それが意匠法に引っかかるのは、そのイラストが商品として市場で流通した場合に限られるという事になりそうです。意匠保護の目的が産業の発達にある事を考えると、当然といえば当然でしょうか?(^_^;)
ただし、当ブログは一時期アドパートナー登録を行っていたことがあり(全然お金にならなかったのですぐに止めたんですが・・・それ以前に、仕組みがよく分かっていなかったかも
ならば消して正解だったとは思います。
こんな調子で、これからも日々勉強していきたいです。
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当ブログにイラストを載せる時のMyルールの一つに、
・トレースした絵は載せない
というものがあります。
某漫画が某漫画をトレースしただの、某会社が某アニメキャラをトレースして商売に使っただの、トレースというのは何かと騒ぎのタネになっています。これだけ騒がれているのを見れば、どれだけ鈍い人でも、「トレースした絵をばらまくのは悪い事だ」と考える事でしょう。
といっても、自分のパソコン内だけでトレースして一人で遊んでいるのなら、それはいわゆる私的使用の範囲という事になり、何らお咎めを受ける事ではないようです。
問題は、それを外部に発表した時。
他人の著作物を利用しているのに、それを自分の手柄のように見せてしまう。
そうした「手柄泥棒」とでも言うべき状態が成立し、露見してしまった時に、
トレースというのは糾弾すべき問題になるのでしょう・・・と、少なくとも、
私は解釈しています。
それは確かに狡い、いけない事だ。
よし、私も気をつけよう。トレースした絵はネットに載せないようにしよう。
と、ここまでなら話は簡単なのですが。
トレースがバレる理由というのは、当然ながら、トレースしてできた絵と元絵がそっくりだからです。あまりにもそっくりなので見た人がぴんと来て、両方の画像を重ねて調べてみればあらビックリ、線が完全に一致してるわ! というわけです。
では、「真似」ならどうか。
勿論、目で見比べながら模写する、という形でも、絵が似ていればバレますし、
場合によっては怒られます。
では、身体の一部だけならどうか。表情だけなら? 服の一部だけなら?
色んな所から真似した描写を寄せ集めた場合は?
私は、基本的に資料がないと思い通りに絵が描けません。
それは単に実物や写真を見るだけに留まらず、
例えば、人物の身体のラインを綺麗に描くために、
プロの漫画家さんが描く男女の身体を、実際に見ながら描いたりします。
また、私はアニメ塗りをしているので、実際のアニメを見て、
どんな風に配色するのかを見ながら色を決めたりもします。
そうやって、部分部分をいちいち細かく参考にしながら絵を描いているわけです。
その中には、当然『真似』も含まれているわけで・・・
(塗り方を真似るとか、ね)
これが、例えば時代考証を考慮する場合なら、
間違ったものを発表してはいけない、正しく描かなければいけない
・・・という意味で資料を参考にしているわけで、
どちらかというと真摯な態度である気がします。
しかし、私の場合は、単に正しく描く、というだけでなく、
自分の絵を綺麗にしたい、自分のイメージ通りに表現したい、という下心があるわけで、
(女の子の身体のラインなんかその典型ですよね)
その時点でトレース問題を起こし、泥棒と呼ばれている人々と、
根本では何ら変わらないような気もするのです。
たとえ、バレていなかったとしても。たとえ、合法であったとしても。
これってアリ? それともナシ?
どうなんでしょう?
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その名も、「著作権に関する雑話」でございます。
著作権・・・それは、世のクリエイターにとっては避けては通れない問題。
最近では情報のデジタル化やネットの発達などにより、
画像や動画や文章など、色んな著作物が気軽にやりとりできるようになって、
よりこの問題はありふれたものになり、
同時に複雑さを増した気もいたします。
かくいう私も、ひとりのアマチュア絵師として、
この問題には酷く頭を悩ませてきました。
ブログに興味を持ちながら、
何年も一歩を踏み出せなかったのはそのためです。
とうとう踏み出してしまった今でも、
答えの分からない様々な疑問、葛藤に日々悩んでいます。
「著作権」について、気軽に疑問を呟いたり、レポートしたり、考えたりできる場があればいいな〜と前々から思ってました。自分の考えも整理できるし、それを人に伝える事もできるし、あわよくば私の分からない事や間違っている点を指摘してもらえるんじゃないか?という期待もあり(笑)
しかし、イラストを描くだけでも結構手一杯だったので、なかなか実行に移す機会がありませんでした。
けれど、先日の謝罪記事で、著作権とは違いますが意匠権について喋ったり、コメントで版権モノについて喋ったりいたしましたので、もうこれは、温めていた計画を実行に移すしかないだろうと思いました。でないと、自分でも混乱してしまいそうだし(汗
というわけで、これからは、著作権関連で疑問に思ったり、調べた事は、「著作権に関する雑話」で呟いていきたいと思います。
一応代表で「著作権に関する」とは銘打っていますが、意匠権など、創作的活動に関わりのある他の権利や法律の話をする事もあるかと。
あと、ここはイラストブログなので、
必然的に絵に関わる内容がメインになると思います。
また、あくまでも個人的な、ひとりごとに近い記録ですので、
決してシリアスな問題の参考にはしないように
この記事を見れば、著作権について分かり易い解説が出てくるとか、そんな期待はしてはいけません。
管理人(私)の頭脳と調査能力と表現力は、
そんなに信用がおけるものではありません!!
・・・なんか、世間を混乱させようとしている気がしてきましたが(^_^;)
「真面目に、ゆる〜く」をモットーにいきたいと思います。
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