やすゆきの朗読・イーハトブの風(雨ニモマケズ・・宮澤賢治の童話)

宮澤賢治作品を朗読しています。朗読や体験を通して感じた事を「イーハトーブの風」に綴ってみます。

書道

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2013年書初め会

今年の課題は
王羲之の蘭亭序」から「天朗気清恵」楷書
行書は「観音経」から「福聚海無量」
草書は蘇軾の「春夜」から「春宵一刻値千金花有清香月有陰」
かなは「も能い者春 わらへと本くの 梅をさ須」
 
10:30から始めた条幅
午後の2時半までみっちりみんなは書き上げた。
 
金賞は雅峰氏になった。
今回は、風邪で体調を崩して、書かなかった。
 
見るだけの書初め会だった。
 
篆書体の運筆
篆書体には書き順はない。
どこから書いてもよい。
筆の芯を常に同じ方向にして運筆する。
 
書かなくても学ぶ
人の書き方を見ているだけで勉強になった。
先日、国立博物館の平成館で展示してある故宮宝物展を観に行った。
本物を見る事が、最高の学習と思いながら行ってみた。
 
この日は、入り口へはすんなりたどり着くことができた。
どうしてこんなに空いているのかな?
と思ってよく考えてみた。
 
そういえば中国から門外不出の図会が24日まで展示されていた。
それを過ぎたら、潮が引くように客も減ったのかと考えながら、
切符を切ってもらって中に入った。
 
空いていると思ったら、中は結構の人がいた。
ああ、また頭越しにみるだけかと・・・
 
はじめの展示から観客の足は止まっている。
あああ・・、と思いながら、周りの空いている展示から見ることにした。
 
だから順路は関係なく、会場内を行ったりきたり
空いている所だけ、じっくり見ることができたが、
結構歩いて足が棒になった。
 
みんな、展示の解説のところで停まっている。
だから、私は展示の解説は見ないことにして、進んだ
そうこうしながらも
書の巻物がたくさん展示されていたので、
見ごたえはあったような気がする。
 
書道をやっている人なのだろうか、
「この字は、いいわねえ!」
と言っている人もいた。
 
まあ、ひとつひとつの字は評論せずに、感じたことは、次のことだ。
 
中国の長い歴史の中で作られてきた文字
その変遷を垣間見て
日本の文字の歴史は、中国と比べられないくらい浅いと思った。
 
そのことを感じられたことに満足して、博物館を出た。
 
ま、いつものことなのだが、
宣伝しすぎからくる満員状態は何とかして欲しいと思った。
楷書・行書・草書と書いてきて、
勿論、修行の身であるが、書く量が増えれば増えるほど
満足した作品など出来上がらない。
 
こう書けばいいなと思って筆を動かしても、
勝手に腕が動いてしまって、
これでいいという字になってくれない。
 
そのもどかしさをいつも感じている。
 
あしたは、私達の書初め会だ。
この書初め会は、当連盟の審査があり、金・銀賞・銅・佳作の賞が授与される。
成人と学童生徒部門それぞれ授与されるが、
一年間の通信教育の中で
唯一、賞を戴ける審査があるのが、この書初め会だ。
 
当連盟は、通信教育だから、全国から作品が送られてくる。
2012年1月8日
会場は東京池袋で行われる。
近くの会員は、直に会場で書くチャンスである。
師範が直接、指導してくれるから勉強になる。
 
今年の課題は
楷書・「桃花千歳春」  
行書・「青松終古春」
草書・「煎茶竹送風」
かな・「ひらがな能 散良可川天以る 歌留多会」後藤立夫
 
半切にいっぱいいっぱいに書く醍醐味は気分がいいものだ。
あすの書初めは、どんな作品がうまれるか。
楽しみだ。

日展を見ての感想

そんなに偉そうな事を云える立場にないが、感じたことだけは云って見よう。
 
日展が新国立美術館で行われた。
一番最初に入ったのは、書道コーナーだった。
 
去年も作品を見たのだったが、
今年はなにか新しいものを発見できるかと思い、半分期待して入った。
 
会場内はどの作品の大きさに圧倒されて、
見終わったときは、どっと疲れが出てしまった。
 
全体を見終わっての感想だが、
作品で訴える作者の気持ちが、伝わってくる作品が少なかったことだ。
 
一生懸命書いていることは、何となく分かるが、それ以上のことはない。
 
日展ではないが、
自分が書いているのも、こういう作品なのかと思ったら、
自己嫌悪に落ちてしまった。
 
書道を目指している所謂書道家は、何をこの日展に期待しているのだろうか。
展覧会への出品に命を掛けている書道会は、
段々自己満足の世界のような気がしてならない。
 
国立博物館で、古筆などを見るとき、
作品から訴えてくる何かがあるから、そう思うのだ。
 
習字の世界なら分かる。
だが、書道の世界なら、
 
一年に一回は作品に仕上げて展覧会に出品する
これが目標で、取り組んだ。
ことしは4日、5日、6日の三日間池袋の産業プラザで展覧会が行われた。
 
出品は孔子の言葉で論語にあった言葉を書いた。
「吾十有五にして学に志し、三十にして立つ、四十にして惑わず・・・・」
この書体は行書だ。字数が多かったが、書いていて気持ちよかった。
 
もう一つは、「南山寿」の草書体だ。
今年三月の大地震のとき
酒田の親戚に寄ったとき、
床の間に掛けられていた扁額にこの言葉があった。
長寿を祝う言葉だが、
百歳で天寿を全うした母のことを思って、
今回は書いた。
 

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