読書感想
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先日読んだ水に描かれた館の殺人方法つながりで久しぶりに『魔術はささやく』を読みました。 やっぱり宮部みゆきは面白い。 物語は、父親が公金横領で失踪し、母親が亡くなり、両親を失って母親の姉夫妻に お世話になっている主人公の少年がタクシ−の運転手である叔父が遭遇した人身事故の 不可解さを調べてみよう‥と思い立つところからこの物語は始まります。 叔父自身は幸い叔父に有利な目撃証言が得られて事無きを得ます。 しかし、不可解な点がある為調べていくとある事に関わった4人のうち3人が 不可解な死を遂げている事に気付きます。 読み進めるといろいろな伏線が、最後に一つの事実へと集束していく部分がたまらなく面白い。 殺人方法が催眠術という浮世離れした部分はありますが、 主人公の心理やそれを取り巻く人々の暖かさと冷たさ、犯罪者の心理などが非常によく書かれていて、 ミステリーそのものよりむしろそちらの方が主題なのかなと思いました。 そして、主人公の少年の最後の選択やある人との意外な事実も読み応えがあります。 私は予想できませんでした。 第2回日本ミステリー大賞に選ばれた作品だそうです。
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印象に残ったセリフです。 誰がどんな時に言ったセリフでしょうか? それは見てのお楽しみチャンチャン☆ 物語は主人公海野幸が兄が作った2億5千万円の借金を幼い弟妹を抱えて、 プロテニスプレーヤーとして返済する決意をするところから始まる。 しかし、テニス界の名門、鳳グループの息子圭一郎が幸になにかと肩入れする事を嫉妬して、 既にプロテニスプレーヤー界のアイドルとなり実力も兼ね備えたライバルの竜ヶ崎蝶子の 妨害工作のせいであっという間に幸はテニス界の「ヒール」になってしまう。 やっとついたコーチは、昔不祥事を起こしてテニス界を永久追放された 正体不明のサンダー牛山。 兄の借金先の社長は幸をねらって執拗に追い掛け回すし、 お金は相変わらずないし、アパートも追い出されギリギリの生活をしながら プロテニスプレーヤーとして頂点へ向かって前進あるのみ。 単純に面白く読めました。 ただ蝶子の妨害工作があまりにもひど過ぎて腹立たしくてくじけそうになりましたが…。 幸ちゃんやその家族はずっと変わらず、周囲が段々と変わっていくのが良かったです。 特に幸に思いを寄せる二人の男性。 サッカーで挫折し、チンピラ借金取りに成り下がった桜田と 何度も挫折を味わいながらも自分で生きることを選択した圭一郎。 この二人はすごく成長しているような気がします。 私も幸ちゃんお手製の3日目のカレー食べてみたいです。 23巻ありますがあっという間に読めました。 この人の作品は外れがありませんね。 「モンスター」「YAWARA!」「20世紀少年」「PLUTO」 最後の2作品は連載中です。 「Happy!」とは全然違う作品ですがどうなるのか楽しみです。
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ハッ!と思い出しました。


