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人間は、欲望・関心が五感覚の及ぶ範囲を越えて、理想の社会はどのようなものなのかだの、イデア・理念はどうだの、神はどうだのと、こうした数多くの「だの」について、ああでもないこうでもないと考え議論してきた(ニューロンの常なる発生・働きが一因)。
私たちは、自分の五感覚を超えた何かに憧れる。例えば、①自分が美を感じる絵なり人なりに、その絵・人を超えて、意識していないとしても自分で勝手に五感覚を超えた何かをイメージしている、その絵・人を契機(媒介)にして或る憧憬を描いている、あるいは或る理想を思考している、②歌謡曲なり交響曲なり、自分の好きな音楽を聴きながら、メロディー・リズム・歌詞を契機にして或る憧憬を描いたり、理想を思考している。こういうことは誰もがしていることである。
人間は五感覚を越える欲望・関心があるから、何か憧憬したり理想を持とうとする、つまり、超越的のものを描こうとする。
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