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暑い晴天の日々が長く続いているときに雨が降ると、私は何となく気持ちが落ち着いてくる。乾いて熱した土は、雨水が滲み入ってくるのを喜んでいる。その様子を感じて気持ちがむのである。自分も自然なのだと感じるときである。また森閑とした夜明けの公園の林で佇むとき、気持ちが落ち着いてくる。自然と一体の自分を感じるのである。
主観・客観だの、主体・客体だの、認識主体・対象だのと、人間が考え言い始めるよりの前の「人間の感じ」とはこのようなものであったのではないかと思うひと時である。
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