ブログ作品評

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「昼間、卓也との至福のひと時を過ごした私のこの身体」は、もう夫を受けつ

けなかった。

その夜「両足の腿を開き上げるようにして」秘部にあてがわれた夫の舌が蚯蚓

(みみず)のようにチョロチョロと敏感な蕾を這い回っても、今夜は全然熱く

ならない。

「冷ややかな練り物」にしか感じられない冷たい固体が「激しく腰を使い」送

り込まれてくる、夫の興奮に比例して冷めていった私は、天井の枡を数えるば

かりだった。

 『冷ややかな固体』は検索から読めます。

「卓也の熱い性器が、火傷しそうなほど熱い白い液体を私の腹部に何度も、何

度も、続けて振りかけたとき、私は少し意識を失ってしまった。

それほど、激しい今日の情事だった。今日でもう5回目、いや6回目。」(引

用、以下同)

・・ 卓也が絶頂に達する直前にペニスを抜き去って女性の腹部に射精する抜

去法である。

抜去する時に、女性が絶頂に達していないことが往々にしてある(小説では何

度も絶頂に達しているが、実際はどうなのか、読者の皆さんのコメントをお聞

かせください)。

30歳になる前に離婚した知り合いの女性は「夫はいつも腹に出した、私だっ

て男は知っているのに」と欲求不満だったことをぶちまけていた。

 卓也は若いので体調がよければ5、6回できる、でもそれが限界でしょう、

それ以上無理に手淫などで射精すれば血液が混じってくる。精液は血液と同質

のタンパク質成分といわれている。

 精子の美肌効果について、女性の場合には精液を飲むよりも、SEXをして女

性ホルモンを多く分泌した方が美肌効果があるといわれる。

深夜に帰宅して「私の嫌いなアルコール臭を撒き散らしながら」「粗暴に私の

体を弄」び、「強引に私の中に入り込んでくる」夫には、「恋人同士だった頃

のあの素敵なSEX」は微塵も感じられない。夫とのSEXに関心が失せて「もう何

年にもなる。」妻が、自分や子供達のために働いてくれる夫に感謝はしても、

恋人の頃の気持ちはとうにない。

 そんな折、テニススクールに来ていた5才年下のアルバイトコーチ卓也と関

係を持つようになり、「SEXという行為がこんなにすばらしいものだというこ

とを」知らされる。

‥「卓也の熱く燃え滾る性器が、子宮を抉り出さすかのような激しい動きで私

の中で暴れまわった。」のだ。そして「何度も何度も絶頂に達し、もう声を出

せないほど昇りつめてしまった私の中でその熱い性器はさらに何度も膨張を繰

り返した。」のだった。‥

 「子宮を抉り出すかのような」や「何度も膨張を繰り返した」というのは、

女性ならではの表現であって、男性は“キューッとじんわりと締めた”や“最

も敏感なところを嘗めるようにうごめいた”とは書けても、こうは表現できな

いと思う。

★続『悦なる水』評

 婚外恋愛をしても情事に至るためには跳び越えなければならない壁があって、多くはその前で逡巡す

る、夫のこと、子供のことで思い悩むのです。愛人のところへ跳んで行きたい燃ゆる恋情を後ろ髪引くの

です。麻衣子もそうであった、けれども彼女は慎治の胸元へとその壁を跳んで行った。
 
 ホテル・イン、行為して後「これまで体験したことのない感覚」をもった麻衣子が「泉から水が湧き

出るように」流した涙は、『悦なる水』となるのです。
 
 「悦なる水」という題名から、行為に際して淫出する液を連想された方が多かったのではないでしょう

か、読み終わってなるほどと思わせられた。快楽の絶頂に達した歓びと壁を跳び越えた複雑な気持ちが
 
「悦なる水」となったと読んだのですが…。

 ‥ルーム・インして、慎治がワインを出したことについて、麻衣子は「ワインを出すなんて、あの人は

実はこういう経験が多いのではないか。」と考える。初めての情事の前にワインを飲むというのは、よく

あるようです。

 子供の入学を契機に昼間パートに出るようになった主婦が、勤め先の職場の男性と恋に落ちて情事を重

ねていくというのは、現実にも珍しくないことである。新しい環境に入って行くことは一つの解放であっ

て、家庭内に閉じ籠もっていた頃には感じられなかった新鮮な感情が、女性としても湧いてくるものなの

である。麻衣子は、そんな感情でパート先の慎治に出会ったのである、職場の上司だが愛妻家で通った男

性である。バレンタインデーに手作りのチョコレートケーキを贈ったことを契機に親密度を増していき、

やがてホテル・インするのは成り行きであった。

 ‥「夫との行為のときの気持ちとの違いは歴然としていた。」(引用、以下同)。彼女の感情の高ぶり

は、「慎治は麻衣子の両足を抱え上げるようにして、分け入り、激しく動き始めた。」時から絶頂へ一直

線に激しく向かう。

「ほどなく、エレベーターで急降下したときのようなフワッとした感覚に見舞われ、同時に麻衣子は抑え

切れなくなった声と息を一気に吐き出した。」性欲の極限である気持ちよさの絶頂に達し、

「下半身の感覚がなく」太ももは痙攣していた。

夫との行為で、「体験したことのない感覚だった。」‥

 「エレベーター〜フワッとした感覚」や「下半身の感覚がない」や太ももの痙攣などは、体験した女性

でなければ書けない表現でしょう。作者の恋音さんは女性に違いない(ブログでは男性が女性を装う、ま

たその逆もあるから)。

 婚外の恋に落ちて情事にすすむ物語が読み手をわくわくさせてくれるのは、世間のタブーを破るという

ところから、また配偶者(麻衣子の夫、慎治の妻)との関係がどうなって行くのだろうかという興味から

来ると思われるが、読み手に出来れば情事をやってみたいという願望があるからなのです。 

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