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相変わらず走っている。

だが不思議と、なかなか速くはならない。

これは歳のせいかと思うのだ。

体力が今後、上昇する事は考えられない。

ということは、今後も速くならないのか?

それは寂しい。

そうなると、アイテムに頼るようになる。

新しいシューズを買った。

速乾シャツを買った。

ファイテンのネックレスを買った。

GPS付腕時計を買った。

走っているときは退屈なので、ipodを買った。

ウェストポーチとアームポーチも買った。

そうすると、NIKE+が使いたくなって、シューズを買い換えた。

高機能タイツを買った。

ファイテンのネックレスを2本に増やした。

タイムは10kmで15秒位縮まった・・・・・・



三津田信三『水魑の如き沈むもの』読了。

刀城シリーズ最新作。

読んだ感想を一言で言うと・・・


地味だ。


物語は、エキセントリックな先輩に誘われて(?)雨乞いの儀式のある村に行くことに

なった刀城視点と、母がその村出身で満州から帰郷した少年ボーイ視点が交互に描かれ

ていくが、本の半ばに差し掛かっても、誰も死なない。

ようやく、儀式の最中に湖中の船で殺人がおこる、という不可能犯罪を勃発として、

死者が続出する。

ゆったりとした序盤と死者が出てきてからの急ぎ足の殺人に、俺のペースは乱されて

いたが、それは刀城も同様なようで、ほとんど推理のできていないまま謎解きを始めて

しまう暴挙をしてしまう。

ここで、作者お得意の「疑問点の羅列」が登場するのであるが、『首無』がある一点の

「気付き」からドミノ式に謎が氷解する、ということもなく、『山魔』のように、謎を

快刀乱麻の如く解きまくる、ということもない点が地味な印象を受ける原因なのだろう。

不可能犯罪のトリックや禍々しい儀式などは『凶鳥』を彷彿させるものの、『凶鳥』

ほどアッチの世界に行ってしまうこともなく、またあからさまに真相が書かれているの

に気付かせない、という趣向は『厭魅』を髣髴させたりするのであるが、あれほど強烈

さはない。

とはいうものの、読み終わってみると、二視点の構成により読者を誤った方向に誘導する

仕組みに気付かされたり、刀城がやたらと「名探偵」扱いされる所すらも伏線であったり

するなど、随所にテクニックの冴えを見せ、水準以上のものには仕上がっているのでは

ないだろうか。

個人的にはラストのシーンに心温められたりして、それだけで禍々しい儀式の真相の嫌悪

感を払拭させてくれた事に満足した次第である。

このシリーズも(長編に限ると)5作目。

綾辻氏・二階堂氏の言葉を借りると、「第一期終了」なのだが、シリーズの他作を髣髴

させるところなどは、ある意味集大成とも言えるのではないだろうか。

閉じる コメント(2)

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さすがに早いですね。予約あと一人待ちなのですが、ちょっと年内には無理そうな感じです。地味でしたか・・・。記事後半は読まずにおきました。その前に『密室の〜』を読まなくては・・・(買ったまま積読状態^^;)。

2009/12/15(火) 午前 1:26 べる

べるさん、相変わらず買わないんですね〜。『密室〜』を買ったことは驚きですが^^; 勿体ないので、少しずつ読もうと思っていたのですが、ついつい読んでしまいました。地味というより、いつものような派手さがない、と言ったほうが正しいですかね。それでも随所に唸らされるような技巧が凝らしてありました。

2009/12/16(水) 午前 5:54 古本蒐集者


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