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ふるさとの豊かな食文化を残し伝える指導者を育てる「食の匠事業」。昨日は、りんごパークセンターで納豆作りの指導方法をみんなで学び合いました。
まずは、わらで納豆を入れる容器をつくります。わら1本には、1千万個の乾燥した納豆菌が眠っています。
わらに熱湯をかけて消毒します。
一晩水につけて煮た大豆を、わらの容器に入れます。写真ではよく見えませんが、豆の中にも、短いわらを結んで入れます。これを「嫁っ子」とか「嫁さん」とか「お姫様」とか言います。良い納豆ができるようなおまじない、または、さらに多くの納豆菌を入れるために「嫁っ子」を入れるそうです。
豆を入れたわらを、携帯用カイロと一緒に新聞紙で包みます。後は、40度前後で、24〜30時間、保温すれば納豆ができあがりです。
納豆作りがおわったところで、わらを使って習字に挑戦しました。
これがわらで書いた作品のひとつ。「わら」という字を漢字で書いています。「わら」は、漢字で「木より高い草」、つまり木より大切、とっても大切なものなんだよという意味です。昔の人は、「わら」を、衣・食・住あらゆるものに活用し、とても大切にしました。
郷土料理の調理体験は良くありますが、それだけではなく、調理と一緒に、農業や昔の人たちの知恵を学べるような催しを、「食の匠」の卒業生に協力をいただきながら、計画していきたいと考えています。
田舎の貴重な食文化を、残し、伝える事業を進めていきます。
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郷土料理・食べ物
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5月からこのブログを「いいづなまちFAN」と名称を変えて、飯綱町の田舎らしい良いところを、どんどん紹介していますが、ここ数日、1日40人くらいの方に訪問していただけるようになりました、感謝です。
ところで、昨日、町内の女性から遊山弁当(「ゆさんべんとう」と読みます)を使った食事会を開いたというので、その写真をいただきアップしました。
昔、遊山弁当は、春のお花見、秋の紅葉狩りの食事の際に使われたそうです。ケヤキ材で作られた、美しい生活用具をみて、昔の田舎の生活の豊かさを感じました。
前にある3枚の板は、銘々皿(めいめいざら)です。右奥にある椀はお酒を飲む椀で、椀にひもが付いていて、落ちないようになっています。中心奥にある、立方形の木の箱は、お酒を入れておく容器です。
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田植えのときに食べる料理と言えば「田植え煮物」と「きなこむすび」。田植えの休憩時に、畦のうえで食べました。これは、単なる、おやつとか食事というだけでなく、稲の成長を守ってくれる田の神様と一緒に食べ、共に力をつけて生きていくという意味があるようです。
「田植え煮物」には「しみ大根(冬季に乾燥させた大根)」が入っています。これは、しみ大根を煮物に入れると、たくさんの水分を吸うことから、田の水に不自由しないようにという願いが込められています。
また「きなこむすび」は、きなこの黄色を稲の収穫期の黄金色に見立てて、豊かな実りがありますようにという願いが込められています。
昔の生活は、農と信仰が密接に結びついていることがわかりまね。
(^O^)/田植え煮物レシピ
【ひとくちメモ】
大根の厚切りを軽く茹で、(昔は正月のもちつきのお湯を利用して茹でた)ワラでしばり、冬の寒気を利用して軒下に干します。手植えで何日も大勢の食事の用意をしなければならない時、何回も煮なおしが出来、栄養面にも大変優れた料理のひとつです。
【材料】
しみ大根 100g
身欠きニシン 10枚
昆布 1袋
わらび 300g
人参 400g
こんにゃく 2枚
竹輪 2本
さつまあげ 1袋
しょう油 適量
みりん 適量
【作り方】
1 凍み大根を水で戻し、さっと1回煮立て、アクを抜く。
2 身欠きニシンを熱湯でアク抜きし、2〜3cmに切る。
3 昆布を水で戻し、2〜3cmに切る。
4 わらび(塩漬けの場合)は、前日から塩抜きしておく。
5 わらび、人参、こんにゃく、竹輪、さつまあげなどを適当な大きさに切って、適量の調味料 を入れ、好みの塩加減で煮る。 田植えのときに食べられた郷土料理「田植え煮物」と「きなこむすび」(協力:だんどりの会)
昔の田植えの様子を再現(協力:だんどりの会)
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