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モヤモヤ
ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」は、坂口健太郎、共演は北村一輝、吉瀬美智子ほかで2018年に放送されました。
<ストーリー>
健人(坂口健太郎)は、幼い頃に遭遇した女の子の誘拐・殺害事件で、現場にいた謎の女の事を警察に伝えたが、相手にされされなかった。 それから15年、時効間近になったころ、刑事になった健人はある日、電池も入っていない廃棄される無線機から突然男の声が聞こえてくるのを耳にした。 声の主は、健人と同じ事件を追う刑事、大山(北村一輝)で、事件に関する手がかりを話す。 健人は言われる通りに無線で伝えられた場所に行くと、そこには白骨死体があった。 それから二人は無線機でやりとりしながら事件を解決して行くのだが、大山はとうに死んでいて、過去を生きている人物だと健人は知る事となった。 <結末・ネタバレあり>
最終回は、健人が事件に巻き込まれて死亡、その代り、健人のおかげで死ぬはずだった過去の大山は死なずに済んだ。 すると、過去が変わった事で死ぬはずの大山は健人が死亡する事件そのものを解決し、健人も生き返った。 しかし、健人が目覚めると大山は行方不明。健人は大山を探し始めると、美咲(吉瀬美智子)も同じように大山を探し続けていた。 カットが変わり、大山は病室の様な部屋で目覚めた。その時無線機が鳴る。あの無線機だった。終 ラストシーンの大山は生きているのか死んでいるのか(天国?)、無線機を鳴らしたのは誰なのか、病院の様だが何故行方不明でそんな所にいられるのか…。
全てが何ともモヤモヤとしていて中途半端である。これでは、「色々想像できる」と言うより「原作者が逃げた」という感が否めない。アイディアは浮かんだが、その最後を飾るふさわしいラストが描けず、安易な処理を選んでしまった。そんなところか…。 あれだけの秀逸なストーリーだったのだから、明快なラストで名作に出来たはずである。それとも「次回作へ続く」を狙ったのか? だとしたら何ともあざとく、もったいないない話である。 友人からの挑戦状!!!? というほどでは無いのだが、友人とこのドラマのラストを話していて「あなたならどういうラストにする?」と問われた。 「うーん、いくらでも浮かぶから際限が無いなぁ…」 と、そう思わず言ってしまってから後悔した。見栄を張ってしまったのではない。本当にこの手のものはいくらでも浮かぶのだ。 問題は「ならば書いて証明しなければ、単なる見栄っ張り、嘘つきになってしまう」ということ。しかも、この手のものは時系列を記しながら説明しないと非常に分かりにくい。 「ならば作ってしまえ!!!」 そして出来上がったのが下の表と、ラストの案。定番のラストから異色作まである。もし自分ならどれを選ぶか…。 本当に作れるなら、さらに斬新なものを考えるでしょうね、きっと…。 <この話を読み解いてみる>
・繋がる時間は大山が死んだ時間に三枝が、大山は時間が不定期。
・C地点で「過去は変えられる。また無線はつながり、その相手は3年後の私」と言えるのは、過去が変わる経験を持ったことがあるから また、自分が死ぬと3年前の自分につながる経験を持つから。 ・A−B間で「病院へ行くな」と三枝が言えず桜井が言ったが、最初のB地点では三枝が無線で言った過去がある。つまりこれは何度か繰り返されている? ・大山が死ななかった為、遺品から無線機を拾う事は無くなり、現在時刻で無線機を大山と三枝双方で持つのは不可能。大山が助かった時点でもう一つの無線機は消滅しているはず。 にもかかわらずラストシーンは病室らしき場所で大山の無線が鳴る。つまり、もう一つの無線機が存在する。これは未来の三枝との通信なのか。 大山が再び死んで三枝が無線機を手に入れ、未来の三枝と病室の大山とつながる以外考えられない。 ・三枝が撃たれて死ぬ時、大山の無線機に繋がったのは過去の三枝①だった。この後繋がるのは3年前の大山であるため、二人とも過去に戻りながら無限ループを繰り返すのか。 ※結論。この物語は何度も繰り返しては過去が書き換えられて行くストーリーの一部分を描いたものである。 <池ちゃんが考えるラスト・結末>
A.ハッピーエンド〜 1.三枝が目覚めると交番で一人、デスクワーク中。桜井が大山との間に生まれた中学生の娘を伴って来る。 2.三枝は死に、大山は助かる。時間は大山が助かった後。三枝の末路を知っている大山は、まだ子供の三枝を一生守ると心に決める。「三枝警部補。あとは私に任せてください」 B.サスペンス調 1.目覚めると交番で一人、デスクワーク中。大山が生きている記憶に書き換えられていた。携帯が鳴る。発信者は自分の携帯。相手は大山だった。 「三枝、三枝だな? こっちは今2022年○月○日。いいか、よく聞いてくれ。俺は今、お前の遺品の携帯で話している。つまり、お前はもう2022年には生きていない。 いいか。今から何が起きたのか説明するからよく聞いてくれ。お前が死んだのは2018年〇月〇日〇時〇分(三枝が時計を見ると、今まさにその時刻)。交番勤務中のお前は…」とその時、後ろから気配を感じた三枝が振り返り、光が大きく迫ると同時にカット。 車が飛び込んでくるとも誰かに襲われるともとれる演出にする。 2.上と同じ始まりだが、タイマーのカウントダウンの映像が差し込まれる。「三枝、大山だ。よく聞いてくれ。今、お前の遺品の携帯で話している。2022年にお前はもう生きていない。お前は交番勤務中、落し物として届けられた箱(目の前にある)に仕掛けられた時限爆弾によって死亡する。推定時刻は〇年〇月〇日〇時〇分。その前に何とか逃げてくれ!」 三枝が時計を見ると、今まさにその日、その時刻。そして、タイマーの残り時刻が0になった。 3.大山が助かり三枝は死亡。数年後、バッテリーが切れた三枝の遺品の携帯が鳴る。それは三枝の死亡時刻。大山は待ちかねたように電話に出た「三枝だな? 待っていたぞ」
4.三枝死亡から…。大山が未解決事件捜査の陣頭指揮をとり、リストに「三枝巡査殺人事件」が入っていた。三枝の遺品の携帯が鳴る。
C.その後を視聴者に想像させる 1.三枝が目覚めると近未来的で真っ白い病室? 廊下を覗くが人の気配が無い。激しい頭痛。記憶をたどるが途中で途絶えてしまう。テーブルの上の無線機が鳴る。カット 2.三枝が目覚めると近未来的で真っ白い病室? 三枝の携帯が鳴る。発信元はその携帯。出ると相手は大山だった。「おい三枝か? 三枝なんだな? お前、一体今そこは何年なんだ?」カット
3.三枝は森の中で目覚める。記憶を辿ると大山も自分も助かった所までは確認できたがそのあとが分からない。調べると大山殺害の容疑で追われていることを知る。その時無線機が鳴る。 D.SF調など 1.象徴的映像として手のひらで何かが握りつぶされる。過去と現在と登場人物の状況が混沌としたカオス状態に変わっている。 2.三枝が意識を取り戻すと最初の遺体発見の場面に戻っていた。自分は生きているのか死んでいるのか、何故記憶を維持したまま戻っているのか分からず混乱する。
3.三枝が撃たれ真っ暗に。「俺は死ぬのか。いや死んだのか?」。走馬灯のように過去が思い出されて行く。「俺はどこで間違えてしまったのだ。もう一度チャンスがあれば必ず…」その場面に戻ってエンド、挑戦的な音楽。 4.三枝の目覚めから2画面でパラレルワールドが展開。違う設定でしばし進行し、二人の三枝の片や無線機、片や携帯が同時に鳴り、「もしもし…三枝です」とシンクロしてカット。 5.桜井が撃たれて三枝が飛び込んだ所から2画面でパラレルワールド。片や桜井が、片や三枝が死ぬ。生きた大山は遺品の携帯を密かに持っており、それが鳴った。「オマエだな? 待っていたぞ」カット
他にも色々あるけれど、あまりにも映像主義すぎて表現できないのでここまでといたします。 |

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