話題満載 池ちゃんの 『破常識』で行こう!

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オーディオ・シンセ・PC

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当時、毎月とっていた雑誌は「キーボード・ジャーナル」と「キーボード・ファン(確か)」でした。
技術の進化と共に次々と登場する新製品。
出るたびに驚かされ、そして買って行きましたが、やはりそれでも手の届かない「高嶺の花」は存在していましたよ。
その代表格がオーバーハイム「OB−Xa」でしょう。aは音数を表し、2音から1音ずつ増やすたびにプラス12万、最大8音まで増やすと約200万しました。

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このキーボードで有名な曲と言えば、やはりヴァン・ヘイレンの「JUMP」に他なりません。ギタリストであるにもかかわらず、彼が弾いたこのキーボードの音が一世を風靡したという話だけでも分かります。

Van Halen/Jump
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圧倒的なブラスの音。良いオーディオで聴くと本当に痺れてしまいますよ。
当時、この分厚いオーバーハイムに対して、繊細さと言えばシーケンシャル・サーキット「プロフェット5」でした。
こちらも200万近くしましたが、どちらも押さえておきたいキーボードでしたね。

おまけですが、当時流行っていた物に「ヴォコーダー」というのがありました。
ヴォーカルとコーダーの合成語、声を電子的に加工するものですが、これを使った有名な曲と言えば、やはりこれでしょう。

Earth, Wind & Fire/Let's Groove
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YMO/Technopolis
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これに似たエフェクターもあるので混同してしまうものも多いですが、この倍音成分がとても好きでした。
今はヴォコーダーをシュミレートしたエフェクターを使い、コンピューター上でボーカルを加工しますが、ヴォコーダーとはやはり違いますね。
さて、今回は「作曲ソフト」です。
当時、私が使っていたのはこれ、YAMAHA−CX7M/128でした。

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この本体にコンポーザーソフトのMSXを差込み、入力用キーボードを繋ぎます。
モニターはテレビを使いましたね(音のでないモニターでしたが)。
画面は本当に昔の画面です。これだけ進化したパソコンを見ている人にとっては玩具のようなものでしょうけど。

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この初期画面から音符を一つ一つ書き込むのですが、音符を入れただけでは強さもテンポも同じですから、いかにも「コンピューター音楽」といった感じです。
その後、強さや早さの数値を入れ、任意の音符にアクセントを付けたりクレッシェンドさせたりと、音楽的指示を数値で指示しながらコンピューター臭さを消して行きます。
この「ノーマルな演奏」にまで持って行くのが一苦労なのですよ。表情付けと言えるのはここから先です。
更に細かい指示を与え、気分はもう指揮者気分。
当時の4ビットマシンですから当然処理能力が遅く、あまりコマンドを重ねすぎるともたってしまいます。そこで私はそれを利用し、微妙にもたらせたい時は敢えて影響のないコマンドをたくさん重ねました。
当時、月に1度ヤマハの店内で有志が集まり「MTRクラブ」なる活動を行っていましたが、ヤマハの店長が「凄い裏技。この技に池ちゃんの名前を付けちゃおう」と言ったほど。コンピューターの限界を超え、完全に機械を制覇していた時代です。

このコンピューター生活の1度目のピークは友人の結婚披露宴でした。
入退場の曲や歌の伴奏をアレンジし、この機材群を鳴らして2チャンネルにトラックダウン。そのテープを披露宴に使ったのです。

毎日仕事帰りに友人が私の所へ来て作業開始。
夜7時から始まった・・・と思ったら、いつの間にか3時4時。こんなのはざらでしたが、楽しかったですね。
そして2度目のピークは私の披露宴。
友人はワーグナーの「結構行進曲」や「メリーウィドーワルツ」や賛美歌など、自分流のアレンジで来ましたが、私は何を血迷ったか全てオリジナルの書き下ろしにしてしまったのです。
曲の入力どころか、その前の作曲から始めましたからもう大変。今冷静に曲を聴くと「やっつけ仕事」と「朦朧・麻痺状態」が良く解ります。笑えますよ。

おっと、話が大きく逸れていましたね。
さて、そこから20年ずっと離れていたのですが、「今はどうなっているのだ?」と興味が湧いて調べてみた所、色々なことが分かってきました。

予想通りだったのは、コンピューターが飛躍的に進化していたこと。
残念だったのは、音楽的でなくなっていたこと。
以前は非常に音楽的な作業で「作曲家」と「指揮者」気分を味わえるものでした。しかし、今はどうでしょう、まるで「貼り絵」です。
音符を入力する所までは良いとして、その音符にサンプルから音色を選んでペタッ。音楽記号も関係無し。
欲しかったフォルテピアノからのクレッシェンドであるとか、そういう演奏の表情コマンドなどは搭載されていませんでした。
「自動伴奏機能」であるとか、「音楽を知らなくても」という分野に技術が割かれ、音楽的に追求したいファンは蚊帳の外。
オーケストラ楽器はお世辞にも充実しているとは言えず、「とりあえず用意だけはしています」程度。

もっとも、オーケストラの曲を書いて作り込めるソフトなんて、そんな商品を作った所でどれだけ売れるのか、考えるまでもない事なのかもしれませんけど・・・。
前回、私のシンセサイザーの歴史を書きましたが、実はまだ購入した楽器がありました。
YAMAHA−CS40Mです。

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この楽器、少しいじってから友人に譲渡してしまいました。
何故なら、色々音を作っている内に、自分が何をやりたいのかハッキリと分かったからです。
この楽器はアナログ音源。波形をつまみで変えながら音を加工して行きます。
ピーからピュイー、さらにピュオイー、ピュヨヨヨ〜ンといった感じ。
例えば富田勲の「惑星」だとか、YMOだとか、独創的な音を生み出すにはとても良い楽器なのですが、私はそのいう時間が勿体なくて仕方ありませんでした。
やりたいのは「曲作り」、「音色作り」では無かったのです。

富田勲 スターウォーズのテーマ
「リンクはこちら」


少しでもリアルで好みの音があればそれを使い、エネルギーは「作曲」「演奏」に注ぎ込みたい。
欲しい音色もオーケストラや生バンドの楽器でしたから、オリジナリティよりリアルさが欲しい。となると、音色は加工するよりデーターを買うようになります。

そんな当時、新しい音源は楽器そのものを録音して使う「サンプリング音源」でした。
有名な音としては、一世を風靡した「オケヒット」、オーケストラの「ジャン」を使うアレです。


また、声や言葉や効果音をサンプリングし、音階として使うのも流行りましたし、今でも音楽のみならずバラエティー番組でも多様されています。

といった具合にデーターをフロッピーから読み込んで使うのですが、その後データーの軽いPCM音源をカードに納めて「差すだけ」となります。この頃の進化は凄まじいものでしたね。

では、そういった音の加工は廃れたのかと言えばさにあらず。
容量を小さく抑えられる事から、ゲームのBGMや効果音に使われています。
もっとも今はつまみを廻すなんて事は行わず、波形を加工するのもエフェクトをかけるのもコンピューターで行っているようですが。

本当に浦島太郎ですよ私は・・・。
先日、ブロ友「マリさん」の記事で、プロ仕様のシンセ群と彼女が作ったサウンドを聞かせていただきました。


キーボードで言うと、当時オーバーハイムと並んで欲しくてもとても買えなかったプロフィット5(180万くらいしたような気が)などがサラリと一覧に載っていて、もう羨望の眼差しです。
曲で使用しているのは最近の音源中心ですが、それにしてもシンセの進化は凄まじい。コンピューターの進化のスピードを考えれば良く解ります。
それにしても素晴らしいですね。アナログ、PCM、それにサンプラーを自由に使っていますし、イフェクターの使い方、ミキシングも納得です。
Macのソフトの様ですが、昔から定評がありましたからね。今は波形を読み込んでサウンド合成を行うとのこと。欲しいなあ・・・(^^)
私がこの世界から足を洗ってから早20年弱、もうすっかり「浦島太郎」状態です。

もう触発される歳ではありませんが、やはり当時の事を思い出します。
月給十数万の給料の中から一つ10万20万する機材を買い始め、最後は30万もするものをポンポンと買いそろえました。これじゃ、神様が火事という天罰を下すわけだ(^^)

30年前、まず私が買ったのはヤマハのミュージックコンピューターでした。
これはあの「ファミコン」で使われているMSX(カセットを差すタイプ)コンピューターで、データーの記録もカセットテープレコーダー。
ピーーーーガーーーーと読み込んでから曲を作り始め、データーの保存にまたピーーーーガーーーー。
その後、フロッピーディスクを使って即座にデーターを保存出来るようになった時の、あの感動と言ったら・・・。今の人には分かりますまい。

また、当時はまだMIDI(コンピューターに音源を接続して同期させる規格)が出る前でした。
キーボードはローランドのJUNO−60。ドラムマシーンはジャグ・ボックスのDPM−48。サンプリングキーボードはエンソニックのミラージュ。
これらを手弾きで演奏し、ティアックのマルチトラックレコーダー・カスタム244で多重録音していました。

YAMAHA CX−5 CX−7M
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ROLAND JUNO−60
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JUGGBOX DPM−48
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ENSONIQ MIRAGE
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そしてそのすぐ後です。MIDIが出来て各楽器に搭載され、早速買ったのが名器ヤマハDX−7。
アナログ音源からFM音源になり、今まで不得意だった金属音まで出せるようになりました。画期的でしたよ。
世界のミュージックシーンがこの音にまみれました。

YAMAHA DX−7
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と、ここで火事に遭って全て消失。全てパー。
しかし、音楽への情熱は消えません。すかさず新たにシステムを組み直し、ミュージックコンピューターCX−7Mと再びマルチトラックレコーダーを買いました。

このコンピューター、今と容量が全く違いますから、同時に出る音が8音まで。
これでオーケストラをやろうと思うと最大8音にアレンジしなければなりませんでしたが、それはそれで楽しい作業でしたね。
かえってオールオーケーより頭の体操的な喜びがありましたよ。

その後、MIDI搭載の音源が充実してくると、その音符データーをシーケンサー「ヤマハQX−3」(演奏データーを溜め込むコンピューター)に溜め込み、沢山の音を同時に出せる様になります。

YAMAHA QX−3
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こうなると、沢山の音で大きい規模の曲を書きたくなるのは世の常。
サンプリングシンセサイザー「ローランドS−50」。そしてこれを2台分搭載した音源「S−550」、PCM音源ローランド「U−110」。
これらは音のサンプリングデーターも必要です。沢山出されていましたが、これらも買いました。
そして、リズムマシーン・ヤマハRX−5と機材が増えて行ったのです。

ROLAND S−50
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ROLAND S−550
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ROLAND U−110
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YAMAHA RX−5
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しかし、機材はこれだけでは済みません。
MIDI統括する機械、エフェクターもリバーブレーター(残響マシン。エコーみたいなもの)やコーラス(モノラルをステレオの様に広げるもの)ですし、当然音源が増えればミキサーも必要になります。

トータルすると200万を超えていますが、プロフィト5に比べたら・・・ねえ(^^)

今思えば「独身ならではの投資」ですが、無駄だったとは思っていません。
自分の曲を音に出来る喜びは何事にも替えられませんし、友人の結婚式も私の結婚式も、披露宴では自作の曲を作り上げて披露? 出来たのですから。入退場から歌の伴奏から何から何までオリジナル。
仕事から帰ると曲を書き、音符データーを打ち込み。そこから数値を入力して曲に表情を付けて行く。あっと言う間に朝を迎える毎日でした。

・・・懐かしき、青春のひとこまです。
給料をつぎ込んでのオーディオシステム。
スピーカーが決まったらお次はアンプです。
「真空管アンプ」は根強い人気がありましたが、私はあまり好みではありませんでした。
「温かい音」と言えば聞こえは良いのですが、どことなく輪郭が甘くパワーが足りないように思ったのです。
かと言ってセパレートアンプまでは必要がない。
そんなに大口径のスピーカーでもないし、大音量でかけられるわけでもありませんから。
ですから選んだのはプリメインアンプ。
YAMAHA NS−1000Mとの愛称を考えると、低音に力があるアンプが欲しいところです。
サンスイはいいですよね。空間が広がります。
しかし予算的に厳しいので(カートリッジが高かったため)PIONEER  A−900に決定。
とにかくパワフル。1000Mの良い所を生かしてくれて非常に満足でした。

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これが消失した後に買ったのはサンスイでした。中古でしたけど。
そのアンプも今はありません。ボリュームやセレクトスイッチにガリ(ガサガサ言う雑音)が入るようになり、またもや中古でデジタルアンプに買い換えました。いやですねえ、いくら気張って買っても所詮は電気製品、必ず駄目になります。
今あるのはDENON。広がりには欠けますが、予算が予算でしたので仕方のない所です。

ところでこの「DENON」ですが、大分前に「デノン・デノン」と周りが言うのを聞いて、「バカじゃない? デンオン(電音)じゃん」と内心笑っていたのですが驚きましたね。今は「デノン」だそうです。
私と同じ年代、あるいは上の年代の方、御存知でしたか?
知らずにバカにすると、逆に笑われてしまいますよ(笑)

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