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クラシック音楽

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ショパン/夜想曲第20番遺作。
一般には映画「戦場のピアニスト」で使われた曲、と言う方が有名かもしれません。
この曲は、本来はノクターンとしてではなく、ショパンの姉がピアノ協奏曲第2番を練習する時の為に書かれました。
譜面は自筆譜を含めて色々なエディションがあり、みな細かく違っているようです。

例えば、ショパンが書いた譜面(自筆譜)は、第2協奏曲から引用した旋律(4分の3拍子)に4分の4拍子の伴奏をつけた物でした。

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しかし、この第1稿では当時の人には弾けないのではないかと考え、ショパンはこの多リズムをやめて右手も4分の4拍子に統一してしまったのだと考えられています。
そしてこの4分の4拍子(第2稿とされています)が見つかって出版されましたので、現在目にするのはこの譜面となっています。

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この譜面をショパンは姉に送ったらしいのですが、ヘンレ版に掲載されているショパンの自筆譜では2分の2拍子となっており、私の想像では、ショパン自身は第1稿が全てで改作はどれもしっくり来なかったのではないかと思います。
だからこそ出版せずに結果として「遺作」となった。

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それでは私が想像してみましょう。
ショパンとしては、やはり多リズムの第1稿が全て。元々出版が目的ではないので曲の完成度を上げようとはせず、あくまでも「練習用」としての改訂を進めた。
勿論それは姉のために弾きやすくするための改訂であり、一般の人の為ではない。

これなら納得が行くのです。
どう考えても、響きから言って「偶数拍子の上に奇数拍子を乗せる」手法が、いかにもショパンらしい。
出版などする気もなくショパンは亡くなり、後になって掘り返されて出版される。
多分、ショパンはあの世で「頼むから出すなら第1稿にしてくれ。それに、少しだけ手直しを!」と叫んでいるのではないでしょうか。声が聞こえて来そうです。

では最後に動画を。
色々とありますが、3つに絞りました。どれも甲乙つけがたいです。

マリア・ジョアン・ピレシュ
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クラウディオ・アラウ
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シプリアン・カツァス
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さあ、では初稿から順に聴いてみましょう。

初稿「12の練習曲」第4番 S.136(サール番号)

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リストがこの曲を書いたのは15才。
ツェルニーの影響の濃いこの曲ですが、実は一番大きい発見はこの曲(原曲)でした。
まだエンターテイメント性も無く、純粋に音楽だけを追っている曲なのですが、どうでしょう。何か気が付きませんか?
勿論、導入部の和音も音のカーテンもありませんが、そういう事ではありません。
譜面を見てください。
何と、次の稿から強く打ち鳴らされる「テーマ(メロディ)」が抑えられています。つまり、元々2と4で弾かれる三段譜の中段部分を聴かせる曲だったのです。
これで私がこの曲を聴く姿勢は180度変わってしまいました。クライバーンの演奏を流すのに後ろ髪を引かれるのはそのためです。

それにしても美しい曲ではないですか。改訂を繰り返し、変わってしまった中段の譜面よりずっとずっと美しいです。
今で言う「中三」の若きリスト、やはり素晴らしいです。

第2稿「24の大練習曲」第4番「マゼッパ」S.137(サール番号)

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導入部はまだありませんが、オクターブのテーマが追加されて強い個性が現れました。これでこの曲の骨子が出来上がったと言えるでしょう。
最終版に比べて洗練されていませんが、その分テクニックは最終版よりも難しいものとなっています。
クラウディオ・アラウやベルリオーズが「『24の大練習曲集』は、リスト以外には演奏不可能」と言うくらいですから。

第2稿より「マゼッパ」のみ改訂 S.138(サール番号)

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導入部に不穏な和音が付きました。さらに最終稿に近づいてきましたね。
この頃はリストも次々にイマジネーションが湧き、ピアノの曲をオケに編曲したり(或いは逆)、その際にまたアイディアが湧いて元のピアノ曲に手を入れたりと、自分でもその湧き上がるものを形にするだけで大変だったのでしょうね。
精神的には一番乗っている頃なのかも知れません。

第3稿「超絶技巧練習曲集」第4番『マゼッパ』S.139(サール番号)

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いよいよ最終稿、普段見聞きする「マゼッパ」です。
ここまで来ると、この導入部の和音も音のカーテンも、曲の魅力に大きく貢献しているのがお分かりだと思います。曲中の手直しより、この導入部の完成が一番大きかったのではないでしょうか。

ここまで聴いてきて、色々思うところはありますが、やはりこの最終稿は素晴らしいです。出来上がった作品に手を入れる人、入れない人といますが、リストはその後者の代表。完璧主義である以上に、作品への思い入れが強いのでしょうが、その仕事は全く無駄になってはいません。


それにしても、何故リストは「24の練習曲」に拘ったのでしょう。それには「ショパン」が大きく関わってきます。

まずリストが初稿を書いたのが1826年。
ショパンが「練習曲作品10」(全12曲)を書いたのが、その3年後の1829年から30年。そしてリストに献呈します。
続けてショパンが「作品25の練習曲」(全12曲)を書いたのが1832年から36年。今度はリストの恋人「マリー・ダグー」に献呈します。
リストのエチュード第2稿は翌年の1837年ですので、きっとリストはショパンに触発されたのでしょう。タイトルを「24の〜」としたのも頷けます。

「マゼッパ」自体は、音楽的にショパンの影響はほとんど受けていないと思いますが、ショパンから続けざまに献呈されたので、より高い完成度を目指して「エチュード」に手を加えたのでしょう。
しかし、それ以上にリストを駆り立てたのは「自尊心」だったのだろうと思います。
実は、リストはそれまで、どんな曲でも初見で弾きこなすことが出来ました。そんな「ピアノの魔術師」リストが、生涯唯一、初見で弾けなかった曲こそが、ショパンの「エチュード作品10」だったのです。
リストは余程悔しかったのでしょう。そのために雲隠れして練習し、数週間後にショパンの前で全曲を完璧に弾きました。ショパンがリストにこの曲を献呈したのは、その時の感動からだったのです。
リストが触発されるには充分過ぎるエピソードですよね。

※尚、この記事は史実を元に、私が想像している部分が含まれています。

<あとがき>
確かにこの曲は、ヴィルトーゾとしてヨーロッパ中を風靡しました。勿論、非常に高度な演奏技巧を要するものなのですが、本来の目的はそこではありません。
そもそも原題の「transcendante」には宗教的な意味があり、「超絶」ではなく「超越」と訳されます。
つまり、「肉体・精神・魂の全てを超越する(練習曲)」というニュアンスであり、「超絶技巧」は本来ふさわしくない。
これはリストが示す、キリスト教への宗教心の表れ。リスト自身、晩年には司祭も務めていたのですから。

しかし、残念ながら世の「天才」達には、その上を行く「超天才」リストが示すものまでは見えて来ません。その卓越した技巧のステージに目を奪われ、その上にある精神性にまで到達できないのです。
技巧だけで精一杯、感じるのは「技巧」ばかりなのでしょう。
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リスト/超絶技巧練習曲 第4番 ニ短調 「マゼッパ」S.139(サール番号)
さて、前回お話ししたとおり、この「マゼッパ」は全部で4つの版が存在します。
その一つ一つを聴き、さらに譜面を見ると、色々なことが見えて来てとても面白いです。
「なるほど、そういう事だったのか!」
本当のところ、その推察が正しいのかは分かりません。しかし、そういう空想の旅こそが、クラシック音楽を楽しむ醍醐味なのです。

まず、「マゼッパ」に入る前に、この曲が収められている「超絶技巧練習曲」について少し触れておきましょう。
(タイトルに「24の〜」「48の〜」と付いていますが、実際は12曲です。これは、リストが24の調性で作品を書こうと思ったものの、全曲完成しなかったため)

1826年、リストが15歳の時に(作品.1)「すべての長短調のための48の練習曲」(実際に収められたのは12曲)という名で初稿を出版しました。(「12の練習曲」)
第2稿が出たのが1837年、26歳の時。タイトルは「24の大練習曲」ですが、これも実際に収められたのは12曲。リストの唯一の師である「カール・ツェルニー」に献呈されました。
そして3年後の1840年、第4曲 「マゼッパ」を改作。
1852年、リスト41歳の時に第3稿が出版され、現在我々が一番耳にするのは、この「第3稿」となっています。

ラ・カンパネラもそうでしたが、難易度で言うと、最終稿「第3稿」より第2稿「24の大練習曲」の方が難易度は高いです。
しかし、これもラ・カンパネラと同様に「演奏効果」が高く、「ピアノの魅力を弾きだした」と言う点では、第3稿の方が優れていると思います。
ちなみに第2稿は「演奏不可能である」と、クラウディオ・アラウや偉大なピアノ教師ゲンリフ・ネイガウスの共通見解のようです。

では、何故そんなに難しい曲を書いたのでしょうか。
まず、ピアノの鍵盤が当時はとても軽くて弾きやすく、細かい音を早く弾く事が容易でした。ですから現代のピアノでは限界を超えている様に見えても、そうでは無かったのです。
その後、1850年代に入るとピアノの構造が現在のものと近くなり、その特性に合わせて改稿して行ったと思われます。勿論、音楽的に洗練させながら。


ではいよいよ「マゼッパ」です。
先ほど書いたように、この曲の第1稿は『12の練習曲』の第4曲。
まだリストが15才の時で、先生であるツェルニーの影響が見られます。
曲の骨子として形づけられたのは第2稿の『24の大練習曲』。フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの叙事詩「マゼッパ」に触発され、第1稿を原曲に作曲しました。
そして2年後、1840年に改作した際に『マゼッパ』と命名し、単独で出版。その後、1851年にこれを「交響詩第6番」として編曲。同年にもう一度ピアノ曲として改作も行い、『超絶技巧練習曲』の1曲にしました。
ちなみに「マゼッパ」とは、叙事詩に登場するひとりの英雄の名前です。


それでは曲に入りますが、この4つの版を比べるにあたり、その導入部を見るだけで面白いです。まずは分かりやすいように、良く聴かれる「最終稿」の譜面を見てみましょう。
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曲の導入部ですね。
両手で不穏な和音が12回現れます。それに続いて通称「音のカーテン」と呼ばれる両手でのスケール。非常に劇的ですね。譜面を見ているだけで伝わってきます。
この魅力的で曲の性格まで決定づけてしまう様な導入部ですが、実は初めから付いていたわけではありませんでした。段階を経て付け足されたのです。
たとえば不穏な和音が付いたのは2度目の改稿「マゼッパ」、劇的な「音のカーテン」は最終稿まで出てきません。
しかし、だからこそ色々見えてきてリストの凄さを感じるのですよ。

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導入部が終わるとすぐに主題に入ります。
この第3稿「超絶技巧練習曲集」では、高音・中音・低音部の三段譜で書かれていますが、まず低音・高音の和音(下段・上段の譜)でメーマを弾き、即座に両手が中音(中段の譜)にオクターブ移動、しかもこの中段の譜面の全ての音を左右2と4の指だけで弾かなくてはなりません。
鍵盤上を広い範囲で行き来する上に音の強弱も激しいですから、高度な技術が必要となります。
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リスト/超絶技巧練習曲 第4番 ニ短調 「マゼッパ」S.139(サール番号)
テレビドラマ「のだめカンタービレ」で、孫(山田優)が弾いているDVDを「のだめ」が取り憑かれるように見ていた曲です。

さて、この「マゼッパ」ですが、あの「ラ・カンパネラ」と同様に改訂が重ねられて4つの版が存在します。
今回は、まず最も有名な「最終版」での演奏の聴き比べをいたしましょう。


ラザール(リ)・ベルマン。
私が一番好きな演奏。このキレこの凄み、凄まじいです。
とにかくショパンだけは弾かなかったらしいです。分かるような気がします。


Miroslav Kultyshev

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ミロスラフ・クルティシェフ。
2007年、チャイコフスキー国際コンクールで1位無しの2位。その時の演奏の様です。
ユニークな表情をしていますが、技術は大したもの。特に前半の疾走感は素晴らしい。


Boris Berezovsky

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ボリス・ベレゾフスキー。
1990年のチャイコフスキー国際コンクール優勝者。
この動画はカット割りも酷いし、アップも見たい部分が切れてしまっています。
テレビの公開演奏のようですが、少々雑ですね。


György Cziffra(譜面アップ動画付)

「リンクはこちら」

言わずと知れたシフラです。
スピードとテクニックは健在です。
毎回書きますが、シフラはライヴ前世の花形ピアニスト。これぞ「客を呼べる演奏」です。
スタジオ録音でじっくり録るシフラを聴いてみたいものですね。勿論「若き日のシフラ」ですが。


V. Ovchinnikov(譜面動画付)

「リンクはこちら」
ウラジミール・オフチニコフ。
1982年、チャイコフスキー国際コンクールで1位無しの2位。1987年リーズ国際コンクール優勝。
バランスの良い演奏です。中間部も美しく表現力も豊か。
これは素晴らしい演奏です。



ヴァン・クライバーン。
1958年、第1回チャイコフスキー国際コンクールの優勝者。と言うより、最近はコンクールの名前での方が有名なのでしょうか?
この人が弾いたシューマンのコンチェルトが一番好きなのですが、この「リスト」はあまりに個性が違いすぎて好みが分かれてしまうでしょう。
明らかに「華麗なるリスト」とは一線を画す演奏。
しかし、次回以降で説明しますが、これが良いのです。譜面で言うと2段目の部分(譜面参照)、左右の2と4で弾く16分音符の重要性と表現の深さ、流さずに歌う色気を感じます。

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このシリーズには欠かせないレスリー・ハワード。
まあ演奏は標準的なものですが、他の誰も演奏していない曲を演奏してくれる有り難い方です。
それにしてもこの音は酷いですね。無理矢理リバーブをかけて疑似ステレオにしたとしか思えません。よくある「廉価版」の音です。
モノラルで構わないので加工していないものを聴きたいです。
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チャイコフスキー/ピアノ曲集『四季』
ピアノ曲集『四季』作品37bは、ピョートル・チャイコフスキーが作曲した、ロシアの一年の風物を各月ごとに12のピアノ曲で描写した作品集である。

 概要
雑誌「ヌーヴェリスト」(ゴシップ好きまたは短編小説家の意味)の企画依頼で1875年から翌年にかけて作曲され、1885年に曲集として出版された。12曲とも三部形式で書かれている。また、各曲ともロシアの詩人が各月の風物を題材にした作品を参考にしているという。作曲当時ロシアでは旧暦を使っていたため、それぞれの月の季節感は現在と多少ずれている。
後にソ連の指揮者・作曲家のアレクサンドル・ガウクが管弦楽編曲を施している。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より


この曲は季節の自然だけではなく、民衆の生活も含めて描写した作品です。

1月 炉端にて イ長調。家の中の温かい情景が描かれます。
2月 謝肉祭  ニ長調 。祭と共に春が訪れ、自然の目覚めと人々の心の動きが
描写されます。
3月 ひばりの歌 ト短調
4月 松雪草(雪割草) 変ロ長調
5月 白夜(五月の夜) ト長調
6月 舟歌  ト短調。4分の4拍子
7月 刈り入れの歌(草刈り人の歌)  変ホ長調
8月 収穫の歌(取り入れ) ロ短調 (中間部 平行調のニ長調)
9月 狩りの歌(狩) ト長調
10月 秋の歌  ニ短調。秋の到来と枯れ行く自然が、シンコペーションを使って
描かれます。
11月 トロイカ  ホ長調。再び冬が訪れます。この曲集で最もよく知られている曲。
    ラフマニノフの愛奏曲でもあった名曲です。
12月 クリスマス(降誕節) 終曲。4分の3拍子のワルツ。変イ長調。
半音階を使って転調し、明るい気分で1年を終えます。

この曲集は1つの曲を聴き終えると、その余韻から次の曲が頭に浮かぶように出来ています。
それは曲の始まりが前の曲の近親調で始められるからなのですが、こういう「曲を一つにまとめたくなる感覚」というのは、やはり管弦楽曲、しかも交響曲や組曲を得意とするチャイコフスキーの得意技・性癖なのでしょう。
どの曲もピアニスティックでは無く、まるでピアノスケッチのようです。発想が「管弦楽」的なものなのかも知れません。

そんなこともあってか、20世紀に入るとガウクによってオーケストラに編曲されます。しかし、どうせならチャイコフスキー本人の編曲で聴きたかったものです。残念!



最後に、「四季」の各々の曲には詩が引用されていますので紹介致しましょう。
これらを読みながら、イマジネーションを膨らませるのも良いかも知れませんね。
くれぐれも妄想に走ったり、遠い世界へ逝ってしまいませんように・・・。

炉ばたで―1月
 穏やかな 安らぎのひとすみ一隅を うっすらくる包む 夜の闇。
暖炉のなかの かすかなほのお焔 燃えかすつきの 消えたろうそく。
  ―プーシキン

ロシアの謝肉祭―2月
もうすぐ 湧きあがるよ
にぎやかな 謝肉祭の 盛大な お祭り騒ぎが。
  ―ヴャゼムスキィ

ひばり雲雀の歌―3月
野原は花のさざなみ漣に揺れ  空には光の波が流れ
 春の雲雀たちの歌声は  果てなき青さに満ちる
   ―マイコフ

まつ待ゆき雪そう草―4月
 水色の 清らかな 待雪草の花
 傍らに 透きとおる 消えかけの雪
 過ぎ去りし悲しみによせて  最後の涙を流し
 初めて夢見るのだ  また別の幸せを。
       ―マイコフ

白夜―5月
なんて安らぎに満ちた夜だろう!
ありがとう、北のふるさと故郷よ!
氷におおわれた王国から 雪の降りしきる王国から
5月よ、君はなんてすがすが清清しく、鮮やかに飛びたつのだろう!
    ―フェート

舟歌―6月
 岸辺に出よう。
 僕らの足に波はくちづけ、秘めやかな愁いの星が
 僕らの上に光るだろう。
―プレシシェーエフ

刈入れ人の歌―7月
肩よ うなれ、
手を振り上げろ!
南風、顔に吹きつけろ!
  ―コリツォフ

収穫―8月
人々は 家族みんなで収穫にかかった。
根元まで刈り取るんだ、背高のライ麦を!
麦束は 山のように ぎっしりと積まれた。
荷馬車から一晩じゅう、音楽が鳴り響く。
     ―コリツォフ

狩り―9月
さぁ時間だ!と鳴るホルン角笛
狩装束の猟犬番らは 夜明けが先か 馬にまたがり
犬は一群 飛び跳ねる 
      ―プーシキン

秋の歌―10月
秋よ、われらが粗末な庭は一面 落葉におおわれる
黄色い木の葉が風に舞い……
  ―トルストイ

トロイカに乗って―11月
憂いをもって道を見るな
 トロイカのあとを急いで追うな
 胸の内に憂うおそ懼れを 
 すぐさま 永久にかき消せよ
    ―ネクラーソフ

クリスマス週間―12月
 洗礼祭期のある晩に  娘たちは占った
 履いている靴をすっぽりと 門の向こうへ放り上げて。
  ―ジュコフスキィ

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