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小生、3/14に頸椎の手術を行い、昨日退院いたしました。
これにて十五年来の痛みと痺れに別れを告げるはずだったのですが、「後縦靭帯骨化症」という難病であることが分かり、離縁が叶わぬ事と相成りました。 この病気は、頸椎の靭帯が骨になって膨らみ、神経を圧迫して潰してしまうもので、原因も治療法も分かっておりません。 よって、今回の手術は数年内に全身の神経まで圧迫するとの予測から、頸椎の骨を柱だけ残して除去し、空洞を作るといったものになりました。 しかし、問題の”骨化して行く靭帯”はそのままですので、今までの「上を向けない」「あぐらをかけない」「長時間の運転ができない」「後ろを振り返れない」といった状態は進行の一途をたどるのみとなります。 また、今回検査で分かったことは、右手の薬指と小指が殆ど機能しておらず、指先で握る力が無いという事でした。字が書けない、箸が使えないという自覚症状があったので予想はしていましたが、やはりショック。しかし、これはリハビリで改善可能ですので、今後は定期的に骨化の進行状況や他の場所での発生を確認しながらのリハビリ、これを頑張るしかありませんね。 この病気は、難病とは言え急激な進行も無く、命を取られる事もありません。ただただ痛く、不便なだけ。 私にとって、もはやこの痛みは付き合い慣れてしまったもの。別れようにも別れられない腐れ縁とでも思うしかないのでしょう。 仕方ない。死ぬまで付き合ってやるか…。 |
健康・医療・介護
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先日、4月30日に放送された「真相報道バンキシャ」で素晴らしい技術を見ました。
昨年、研究資金を集めるために「ALSアイス・バケツ・チャレンジ」が行われたことはまだ記憶に新しいですが、この、最後には目だけしか動かせなくなってしまう「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)の患者が、自分の目の動きだけで足元のロボットに自分の言葉を話させたのです。
この病気に私が関わったのは、2001年のことでした。
患者の自宅を設計するにあたり、電気の設計者として何ができるか、病院を見て廻ったり、ネットや図書館で色々と調べました。
一番の問題は意思の疎通です。
基本的な意思の伝達は、ヘルパーが文字のパネルシートを持ち、患者の目がどの文字を見ているか、一文字ずつ読み取るというもの。この作業を始めない限り、患者が自ら離れている人に呼びかける事は難しい。
当時のコンピューター技術では、脳波を調べて何を考えているかを読み取る研究がある程度進められていたものの、とても実用化には程遠いもので、導入は時期尚早と諦めたのです。
ところが、先日のテレビでは、患者が壁に掛けられたパソコンのモニター上の文字を追い、それをアイセンサーが読み取って、小型ロボットがその文章を声に出して話したのです。そして、ロボットの目を通した映像がモニターに映し出されています。
「そうか、その手があったか!」
これは画期的でした。アイセンサーも文字を自然な発音で言葉にすることも、小さな話すロボットも、今や簡単に手に入る値段で普及しているではありませんか。
たかだか15年でこれほど進歩したコンピューター技術に舌を巻いたと同時に、当時この技術があったなら、、、と思わざるを得ませんでした。
今までは、自分から周りに呼びかける事さえ難しかったものが、意思を伝えるどころか、声に出して話しかけられる。つまり、言葉で会話ができる。
そして、私が一番感動したこととは…。
なんと、会話を進める内に、患者が自分から冗談を言って周りを笑わせたのです。
患者と相対していると、いつも無表情なのでとても冗談を考えているなどとは想像がつきません。しかし、その無表情の下には今も豊かな感情を持ち続けたままなのです。それをストレートに表現できることは、どれほど人間的で嬉しい事でしょう。
数年前にヒットした映画「アバター」では、半身不随の主人公がアバター・分身を使って野山を駆け巡りました。
まだ規模は小さいものの、この技術はまぎれもなく「リアル・アバター」そのもの。今後はこのロボットも動き回るタイプとなり、手も動かせるようになるでしょう。
現在の技術では、既にテレビや照明を操作したり、メールや電話も出来るはずですし、将来は「触れた感覚を伝える」事も可能になるかもしれませんね。
『家内は何をしているのかな?』
台所を覗いたところ、どうやら食事を作っている様子。気づかれないようにそっと近づき、脇腹をツンツン!
「いやだ、エッチね^^」
「へっへっへ〜」
そんなやりとりができる日もそう遠くないはず。間もなく実現できるでしょう。
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先日、病院から介護用パジャマ・拘束服(自分でファスナーを下ろせないもの)を2着以上用意するように指示されました。 ところが、買ってはみたものの、襟元にあるファスナー隠しの部分がマジックテープだった為に開けられてしまい、ロック式のタッチホック・プッシュホックのものが良いと言われました。 しかし、カタログにはそこまで細かく載ってはいないのですね。 さてどうするか。 まず、ありとあらゆる手を使ってホックだけを探しましたが売っていません。 どうやら、そのホックを売り物にして、一着6〜7千円から一万円以上と高い値段で売っているようです。ですからホックだけでは売らないのでしょう。 こうなると燃えるのが私の性格です。メーカーの儲け主義に屈してなどいられるものか! 「自分で作ってやる!」 最初に付けたのが大きいスナップ(ホック)。しかし、力を入れると外れてしまいました。 次に考えたのが横長ボタン。ただ引っ張っても外れず、縦にすると小さい穴を通る仕掛け。 しかし、そんなボタンは家にありませんし、一度外し方を覚えれば片手で外せてしまいます。 そこで閃きました。 片手では絶対外せないボタン。「つぶすと通るボタン」です。 これなら家にある物で代用出来ますし、両手を使わなければまず外せません。 ちょっと触っただけでは「ボタン」とは認識出来ず「飾り」と思うでしょう。 私と同じように困っている方がいたら、是非教えてあげたいものです。 そして、もし試されたならば、その結果を教えていただけると嬉しいです。 ※古い記事でも毎日チェックしておりますので、コメントしていただけると嬉しいです。
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昨日午前11時半、父が倒れました。 一階で仕事をしていると、2階からバタンという大きな音。 急いで上がってみると父が倒れ、嘔吐しながら四つん這いになっていました。 食べている物から食中毒ではない。 両手足が動いている。 呂律は回っている。 そこから、今のところ脳梗塞を起こしてはいないと判断し、そのまま廊下に寝かせて救急車を呼びました。 救急車の中でのバイタルチェック。 血圧が異常に高く、心臓の動きが弱まっている。 これは心臓だろう。そう思いながら、受け入れてくれる循環器病センターへ搬送。 カテーテル処置をするために血をサラサラにする薬を使えるかどうか、CTで脳の撮影。 出血が無い事を確認すると、カテーテル処置。 結果、血管に異常は無かったものの、心筋梗塞で心臓の半分が動いておらず、血を全身に送れていないことが分かりました。 これは「たこつぼ型」と呼ばれる典型的な心筋梗塞だそうで、原因が分かっていないとのこと。 また高齢ということもあり、心臓が動くようになるかどうかは分からない。 とりあえず快復するとしても2週間を要し、暫くは予断を許さない。 という状況でありました。 ところで、今回は私がすぐに見つけたので事なきを得ましたが、もし一人であったならと考えるとぞっとします。 電話出来るような状況では無く、あのまま倒れ込んだまま誰かが見つけるまで動けないとも限りません。 一人暮らしの人がとても多い世の中。 それが高齢者で自分の身内となると、「もしも」を考えると心配でなりませんよね。 一番良いのは同居でしょうが、そうもいかないとなると誰かに頼るしかありません。 そこで最近優秀なのが、警備会社のシルバープラン。 ペンダント型のボタンを押すと、すぐに駆けつけてくれます。 費用も安くなりました。工事費無しで、月3000円から5000円程度。 「転ばぬ先の杖」ですね。 ※古い記事でも毎日チェックしておりますので、コメントしていただけると嬉しいです。
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最近辟易しているのが「義務」を義務とも思わない人間達の行状です。 先日、介護問題で苦労されているブロ友さんにこんな記事がありました。 母の介護用品をネットで探していたら、偶然「旦那の親だろうが自分の親だろうが老後の面倒も介護もしたくないという本音の奥様集まれ!」というサイトが目に入りました・・・ その方も忸怩たる思いだったでしょうが、私もそれから気になって類似サイトを覗き、悶々としてしまいました。 この問題はまず「長男との結婚」から始まるでしょう。 そのサイトのコメントを見ると「長男と結婚したら親を看るのが当然だなんておかしい」と、大前提として「介護否定」から始まっており、またその裏には「同居拒否」が含まれています。 私の経験から、大抵このテの人間は次男と結婚すると「親を看なくて良いから次男と結婚した」と言います。つまりどちらにしても看るつもりの無い人間です。 まず言っておきますが、子供に「親を看ない権利」などありません。この世に生を受け、育ててくれた親を看るのは「子供の義務」です。 長男が同居するのも当たり前。家や土地などの財産は長男に受け継ぐのですから。 ・・・と、ここまでがベース。ここをはき違えてはいけません。 それでも、どうしても反りが合わず同居は無理だとしても、方法は他にあるはずです。 もし、そうではなくて単純に「嫌だから」と、長男夫婦が同居や介護から逃げたらどうなるでしょう。 他の兄弟・姉妹が面倒を看たのなら、その人が家や土地をもらうのが当然です。 誰も同居せずにみんなで看たのなら、それ相応に分け合うのが筋でしょう。同居もせず、介護は兄弟に丸投げ。だけど遺産は長男である自分の物。こんな理屈は通りません。 「ふん! あんたに何が分かる!」 そう感じる人もいるでしょうが、私は全て経験しましたし、そのせいで鬱にもなりかけました。経験したからこそ言えるのです。 私の場合、同居するために借金をして家を建てたものの、いざ同居が始まると母の嫁いびりが酷く、絶えきれずに別居。とても我慢出来る状況ではありませんでした。 家のローンも別居したアパート代も私の払い。家内は定期的に家の掃除に出かけます。 結果的には距離を置く事で落ち着きましたが、いよいよ母の介護が必要になり再同居。 しかし、これは「義務感」以外のなにものでもありません。 母の性格の酷さは認知症も相まって、以前より強烈になっています。細かくは書きませんが、もう普通の神経では住めない家でしたよ。 色々理屈はあるにせよ、介護が必要になり、自分で歩けなくなったら看るしかありません。認知症でもそれは同じです。 それを放棄するのですから、私には「人ではない」としか言えないのです。 もし長男以外の人間が同居・介護するのであれば、他の兄弟は相続放棄すべきでしょう。 特に、長男には放棄の書類にサインしてもらう必要があります。親が亡くなった後で「長男」を盾に相続する権利を主張する危険性があるからです。 「義務は果たさないが権利は主張する」そんな人間が多い世の中ですから。 そして自分が親の立場なら、「遺言書」を書くことです。 看てくれている子供に相続させる内容の遺言書を書いておけば、後々のトラブルを防げます。 誰も看てくれないときはどうしましょうか。 そんな子供に遺したくないというのであれば、家・土地を処分して全額寄付する遺言を書き、公証人役場や弁護士に預ければ良いのです。 そして重要なのはそれを公言すること。 兄弟に押し付けている長男や、自分を看ようともしない子供への最後通告になりますから。 やることをやらないと、最後はやさしい人間がバカを見ます。 やさしくない人間の方が主張の押しが強く、人の心など察しないのでずうずうしくて、ずる賢いもの。 「もういいよ。こんなことで諍いなど起こしたくない」 と、自ら身を引く形で簡単に押し切られてしまうでしょう。 もうそうなると兄弟・親子の縁も切れてしまいます。 であれば、キチンとケリをつけて、お互い納得した上での方がよりよい関係が保てるのです。 本当は、財産なんか関係無しに「放っておけない」と思うのが親子なんですけどね・・・。
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