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以下は、全て私見です。
☆北朝鮮の本気度
何をもって「本気」というかは難しい。ここでは、仮に「侵略の意図」とする。
その意味での本気は今回の攻撃では見られなかった。当該地域の北朝鮮の
軍事力から考えれば、島一つを当に「焼き尽くす」兵力はある。北朝鮮軍の
韓国侵略での第一目標ではないものの、当然、正面にあたり、主戦力とは
別の陽動作戦部隊としては、かなり重要だからだ。よって、攻撃は確かに
激しかったが、これは「示威行為」であると判断できる。
一方、それなりの規模の攻撃であったこと、民間区域も攻撃していることから、
「出先機関の暴走」では無いとも判断できる。少なくとも軍中央の承認はあった
筈だ。よって、軍内部の対立から起きた作戦とも考えにくいのではないか?
明らかに、メッセージ性を持った攻撃であると考えられる。
腑に落ちないのは、時期である。南北赤十字会談直前、つまり韓国から援助を
貰う予定の会議直前であることの意味である。
この攻撃で韓国に優位に立ち、会談をするという意図が無いわけではないが、
あまりにもご都合主義だ。それよりも、会談の破綻を意図したという方が、素直
な気がする。もしかすると、今年の北朝鮮は「ある程度」の食糧を確保している
のかも知れない。若しくは、中国から既に(援助か貿易かは分からないが)ある
程度手に入れている(予定ではなく)のかも知れない。
どちらにせよ、北朝鮮の意思としては、大きな戦闘への発展を望んではいないだろう。
狙いは、アメリカとの直接対話だろう。南北赤十字会談を反故にしても得たい利益
として考えられるのは、それくらいだ。
☆韓国の困惑
韓国は、報道によれば「北による何らかの攻撃」は予想していたようだ。後付かも
しれないが。韓国として、もっとも避けたいのは本格的軍事衝突。いくら勝てる戦い
とは言え、国民・国土に大きな被害がで、貿易も一時ストップする。よって、韓国軍は
当面、警戒はすれど、積極的な反撃にはでないのではないか?
積極的に反撃するシナリオとしては、アメリカと共同での「平壌直接攻撃」であるが、
残念ながら、北朝鮮に関する資料が少ない米韓にとって、それは大きな犠牲を伴い
かねない。今日・明日に決断出来る作戦ではない。
☆中国の立場
完全に面子をつぶされた形だ。
今年の中国外交は失敗続き。いろいろ手は出したが、まだ何も果実は手にしていない。
そこに、「六カ国協議の議長国」として一生懸命(これは認める)再開めざし活動してきた
その努力は水の泡だ。さらに、今回の事件について明確に北朝鮮を指示することも出来ず、
アメリカとの関係に物凄い注意を払わなくては、なら無くなった。それは、対日本でも
同じ。尖閣諸島問題で日本に攻勢を強めたいと思っても、北朝鮮情勢を考えれば、
それはしにくい。北朝鮮難民を全て受け入れるのは、中国としても難しい。日本にも
それなりの負担をお願いしなければならないだろう。
☆日本のとるべき道
本当の事を言うと、何故か叩かれる昨今の日本。だが、紛れも無く自衛隊は暴力装置だ
(正確には、国家=暴力装置なのだが)。自衛隊は当然朝鮮半島の軍事情勢を(相手が
同盟国であろうと)把握すべきである。そして、有事には「日本の国益のためだけ」に
その軍事力を発揮すべきだ。つまり、示威行為以上はしないということだが。
朝鮮半島でなにが起ころうと、日本政府が取るべきは「対話のテーブルに参加する」に
とどめるべきだ。それ以外、今、日本にすべきことはない。
☆アメリカの憂鬱
アメリカは、イラク、その他中東、アフガニスタン全ての地域で成果をあげていないし、
軍事力をそちらに廻している。本気で北朝鮮と衝突するのは、あまり好ましくない。もう、
対話しか考えてないだろう。
以上、簡単に私見を書いた。今後、どのような推移をたどるのかは、真剣に見ていきたい。
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北朝鮮問題
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日本やアメリカのメディアも取材が出来た、今回の軍事パレード。
別に、朝鮮労働党成立65周年に関しては、公式ニュースを聞かなくても
良いところですが、一応、確認。
まずは、
「10月10日午前0時錦繍山記記念宮殿に将軍様訪問」について。
これは、大事ですよね、多分。創設者たる金日成が、現政権及び
労働党の正当性を担保する最大のものですものね。
ここで、金正恩の名前が!!!
次に、記念政治集会について。またまた、金正恩の名前が!!!
そして、マスゲーム!はい、報道の通り、金正恩の名前もありました。
但し、現時点では将軍様の次ではなく、序列最後でした。名前が報道された
中ではね。
後は、お決まりの祝電とかなにやらがだらだらと続く感じ。
あと、中国からの公式訪問団に一応元首である金永南最高人民会議
常任委員長が会った事も報道。報道位置が微妙・・・。
日本語公式ではここまで。軍事パレードは明日の報道にまわされています(多分)。
軍事パレードは午前中だし、世界の報道機関を招いて(CNNや三大ネットワークは
まだしも、FOXまで!)撮影させているのだから、別に、報道してもいいと
思うのですが・・・。時間的にも、間に合うし。
しかし、あの軍事パレードは国内でも中継されたようですが、将軍様が足をかばって
いるのか手すりに掴まりながら歩く姿も「人民に」さらしたのだろうか・・・。
なお、気になるのは中国の報道の冷淡さ。明らかに突き放してます。
噂通り、後継者問題で禍根を残しているのか?かなり気になります。
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(以下、引用)
「金正日総書記の3男ジョンウン氏(27)が28日に平壌で開かれた朝鮮労働党代表者会で、
党中央委員と中央軍事委員会副委員長に選出され、党指導部入りした。同副委員長は新設
ポスト。これにより、金総書記の後継者であることが事実上、決まった。」
(引用、終わり)
電撃的な発表ですが、現在の将軍様も後継者に決まった際には電撃的な発表方法だった
ため、前例に従うといったところでしょう。
が、大きな違いも。金正日将軍は、ある程度は実績も報道され、「ま、後継者でしょ」という
雰囲気でしたが、正銀(ジョンウン)大将は、実績が不明。経歴・実績どころか、公の場での
写真すら、9月29日9:00時点では入手出来ていません。これが、何を意味するのかは、
今後の検証課題ですね。
なお、共同通信配信では「名前の漢字表記も不明」と配信していますが、当ブログでは、
過去記事の理由で、当面「金正銀」と表記します。
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多分、本当です。
が、今回、大将になった人物でもう一人、重要人物がいます。
金正日の妹である
金敬姫
です。
言わずと知れた、将軍様が溺愛する数少ない人物であり、あの北王朝の中で、
恋愛結婚した珍しい人物。旦那は張成沢です。
この二人が同時昇格というのは、かなり気にはなります。
将軍様、やはり体が・・・・という推察が正しそう。
いきなり、若造一人はつらいから、後見人が必要なのでは?
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28日の朝鮮の声放送によると、
金正日将軍が、再度総書記に推挙さらたらしい。
二番目のニュースで、
世界が注目
金正銀(キム・ジョンウン)を大将にする命令が発せられた。
予想、外れました。ジョンウンは、選ばれないと思っていたのに・・・。
ちなみに、将軍の息子だという報道はされませんでした。
なお、大将に新たになったのは計6名。
※29日追記
朝の再放送を聴取したところ、将軍様は、総書記に「選出」されていました。
修正いたします。
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