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簡単に卵巣がんについての説明をします。
卵巣は体の中で、最も色々な種類の腫瘍が発生する臓器です。

腫瘍は、その性状から卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ:中身が液体のみ)と充実性腫瘍(細胞が増殖して堅くなっている部分がある)に分類されます。嚢腫は基本的に良性です。漿液(しょうえき)性(中身がさらっとした液体)、ムチン性(中身が粘液)、子宮内膜症によるチョコレート 嚢胞 (中身が古い血液)、皮様(ひよう)嚢腫(中身が脂肪、毛髪、歯、汗腺、甲状腺、神経等)などがあります。嚢腫のほうが充実性腫瘍より数の上からは圧倒的に多くなっています。

 

しかしながら、それは医師が診断するものであり、卵巣が腫れていたら、できる限りガンを専門にしている医師に診察を受けるようにして下さい。なぜなら、医師の選択によってあなたの寿命が極端に変わってくるからです。良性腫瘍は若い女性に多く、閉経後の卵巣腫瘍は 悪性 をまず疑わなければなりません。
 一方、卵巣に発生する 悪性腫瘍 は病理学的に、3種類の場所から発生します。いわゆる卵巣ガン(表層 上皮 間質性 悪性腫瘍 )は、卵巣の表面を覆う 上皮または 上皮 直下の結合組織から発生します。これが全卵巣 悪性腫瘍 の85%を占めます。その他に、卵胞内に存在する生殖細胞から発生する胚細胞性腫瘍(10%)と、卵胞または黄体部分から発生する性索間質性腫瘍(5%)の2種類の 悪性腫瘍 があります。いわゆる卵巣ガンは、20歳前後から70歳まで幅広い年齢層で発生します。胚細胞性腫瘍は卵子由来ですから、患者さんはほとんど10代後半から30代前半です。性索間質性腫瘍の大半は更年期以降に発生します。ここでは、まず表層 上皮 性・間質性腫瘍を卵巣ガンとして述べて、その後に残る2つの腫瘍について概説します。
 婦人科領域では、卵巣ガンは子宮頸ガン、体ガンに次いで頻度が高く、 予後 は婦人科ガンで、最も不良といわれています。
 先述したように、子宮は頸部、体部(子宮内膜)の両方とも、外界から到達可能な臓器であり、早期にガンに伴う情報(出血など)を得て、婦人科受診のきっかけを得ることが可能です。また、医師は細胞・組織を容易に採取でき、いわゆる無症状の女性の検診も容易にできます。

もしも詳しい治療法についてお聞きしたい方があればコメントを下さい。
あまり詳しく記述すると専門的な内容になりますので。
腫瘍マーカーについてだけ詳しくのせておきます。


 ・CA125 :  漿液性 、類内膜腺ガンで高値を示します。明細胞腺ガンではほとんど上昇しません。35U(ユニット)/ml以下が正常とされていますが、厳密には20U/ml以下でしょう。上限はありませんが、 漿液性 では3,000〜10,000U/mlに上昇することもまれではありません。CA125は腹水(良性でも)、子宮内膜症でも上昇します。
 ・ CEA  : 粘液性腺ガン。喫煙でも上昇します。
 ・CA199 : 粘液性腺ガン。良性腫瘍(皮様嚢腫)。膵(すい)臓、大腸ガンでも陽性。
 ・SCC : 成熟奇形種の 悪性 転化
 ・AFP : 胎児性ガン。卵黄嚢腫瘍。

閉じる コメント(2)

先月卵巣腫瘍(チョコレートのう胞)の手術を受けました。
良性だったからまだ若いってことか!って喜んでみたり・・・

CA125とCA19-9も高値ですが、のう胞があったからホルモンバランスかな〜?なんて気楽に考えてます。

2010/4/22(木) 午後 10:41 yuu

yuuさん
卵巣腫瘍、良性でよかったですね。
卵巣のう胞は一つのシグナルとして捉えておいてください。
まれに繰り返すことがあり、将来卵巣がんの元となることも多いので一応気をつけていたほうがいいと思います。ホルモンバランスも関係するのですが一概にとはいいづらいですね。
腫瘍マーカーもあくまで目印で。良性の時も出ますね。確かに。

2010/4/22(木) 午後 10:57 あっきー☆


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