iPS細胞の臨床研究解禁=指針改正案、他人への使用認める―厚労省6月30日17時27分配信 時事通信 厚生労働省の専門委員会は30日、人工多能性幹(iPS)細胞などの幹細胞を、臨床研究に用いる際の指針改正案をまとめた。原案では、iPS細胞は原則として患者本人への使用に限定していたが、外部からの意見募集を経て、他人に使用する研究も認めた。
8月にも改正指針を通知する。委員長の永井良三東京大教授は「社会的合意の下に研究しやすくなる体制が整った。iPS細胞の性質や安全性など研究しなければいけないことは多いが、再生医療に向けてまず第一歩となる」と述べた。 現行の指針は、血液のもととなる造血幹細胞などの「体性幹細胞」を対象としており、さまざまな細胞に分化できるiPS細胞や胚性幹(ES)細胞などにも適用できるよう検討していた。これら新規の幹細胞を用いる場合は、腫瘍(しゅよう)化の可能性など安全に関する特別な配慮が必要だとした。 4月にまとめた原案では、iPS細胞を用いる研究は提供者本人への移植(自家移植)を原則としていた。しかし、他人への使用の必要性を指摘する意見が複数寄せられ、改めて検討した結果、認めることで一致した。 ES細胞を用いる研究は、倫理的な課題が残っているため当面行わないこととし、さらに議論した後、対象に追加する予定。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕ミクロの世界 ・ 山中教授が京都賞受賞=iPS細胞の作製で ・ 人材育成の重要性強調=科学技術白書 ・ 万能細胞からリンパ球=抗がん治療に応用期待 ・ 皮膚などから肝臓の幹細胞=体外で大量培養可能に 会社に頼んで購入してもらおうかなーって考えています。
多分金曜の会議の議題にもなるでしょう(笑)
株細胞作るの面倒なんですよね。実際。。。
といわれてもiPS細胞が実際どのようなものか知らない方のためにiPS講座☆
iPS細胞とは人工多能性幹細胞のこと。ES細胞(胚性幹細胞)なども含める形で、「多能性(万能)細胞」とも言われる。
多能性(万能)細胞とは、例えるなら「赤ちゃん細胞」のこと。人間が成長するにつれて職業が限られてくるように、細胞も成長するにつれ、特定の役割が決まってくる(例=肝臓の臓器など)。多能性(万能)細胞は、その役割が決まっていないため、何にでもなれる(=どんな臓器にでもなれる)可能性をもつといわれている。 2006年、京都大学の山中伸弥教授がヒトの皮膚から赤ちゃん細胞を作ることに成功したことを発表。これが「iPS細胞」である。再生医療の現場などにおいて活用が期待されている 子供さんにはこのサイトをどうぞ☆(学研サイエンスキッズより)
でiPS細胞はこんな形状をしています。繊維芽細胞みたいな感じです。
【ES細胞との違い】
ES細胞の場合は、頭に「胚」と冠されるように、胚(=「卵子と精子)が受精して分裂してできた、「赤ちゃんのもと」を使って細胞が作られるため、それを実験に使うことは倫理的に問題視されてきていたのですね。
下記は再生医療に用いられる可能性の高いiPSとESについてのコラムです
(NEDO技術開発のホームページより転載)
http://app2.infoc.nedo.go.jp/kaisetsu/bio/bio04/images/imgKTitle.gif将来どんな組織にもなる可能性をもつ「万能細胞」。受精卵が胎児に発達する過程で採取できるES細胞と、自分自身の体から採取されるiPS細胞が研究されています。将来的に難病の克服への応用に期待が高まっています。生物の持つ能力を活用再生医療というと、最先端の科学技術を利用した特殊な医療というイメージを抱いている人は多いでしょう。しかし、私たちの体は、元々自身を再生する能力を持っています。骨折をしても、切り傷をつくっても、しばらくすると治ります。これこそ生物が持つ再生能力なのです。
とはいえ、私たちに人間の再生能力には限りがあります。失った腕や足が再生することがないのはもちろん、脳の神経細胞や心臓の細胞等も再生能力が低いのです。そのために、脳神経にダメージもたらす神経疾患にかかったり、心筋梗塞などで心臓の細胞を失った場合の有効な治療法はありませんでした。
こうした再生能力が低い組織の治療手段として注目されているのが再生医療です。その再生医療の材料として最も期待されているのが「万能細胞」です。実は人間の体には、受精卵や骨髄のなかの特殊な細胞など、将来どんな組織にも分化する可能性を秘めた細胞「万能細胞」が存在します。これらを使い、病気の原因になっている組織の再生を促すことで、これまで治療法のなかった病気の治療に光をもたらそうとしています。
ES細胞(胚性幹細胞)とは万能細胞のなかで、これまでもっとも注目されてきた細胞のひとつがES細胞(胚性幹細胞)です。受精卵が胎児へと発達する過程の、ごく初期の細胞を取り出して培養するもので、あらゆる細胞に分化できる可能性を秘めています。
しかし、ES細胞利用には大きな問題がいくつかあります。受精卵はそもそも、ひとりの人間として誕生するために存在するものです。その途中の細胞を治療のために他者が利用してもよいのかという倫理的な難しい問題です。もう1点は、患者と受精卵は他人の細胞です。人間の体には、自己と非自己を識別する免疫機能が備わっており、他者の細胞に対する拒絶反応が起こります。そのため、ES細胞を患者に移植した後は、免疫抑制剤を使わなければならないという臨床応用上の課題もあります。 iPS細胞(人工多能性幹細胞)とはES細胞の問題点を克服すると期待されるもう一つの万能細胞です。iPS細胞(人工多能性幹細胞)は患者自身の体から作り出される万能細胞です。受精卵を使用しないので生命倫理上の問題もなく、患者自身の細胞を利用するので拒絶反応の問題も回避できるのです。
iPS細胞は、体細胞(主に線維芽細胞)へ数種類の遺伝子を導入することにより作り出された、ES細胞(胚性幹細胞)に似た万能細胞で、京都大学の山中伸弥教授らのグループによって世界で初めて作り出されました。
より現実的な細胞シート技術難病の克服をめざす再生医療。しかし、万能細胞を用いた再生医療の実用化までの道程はまだ長いと考えられています。万能細胞を作り出す技術を確立し、さらにそこから必要な細胞や臓器に分化させるまでには、まだしばらく時間が必要です。そこで注目されているのが「細胞シート」を使った再生医療です。
この技術では完全に臓器を再生するのではなく、まず患者から得られた細胞を特殊な条件で培養し、シート上の組織を作製します。そのシートを積層化したものによって機能不全となった臓器を補い「補修」しようという技術です。現在、心筋梗塞などで一部の機能を失った患者の心臓を再生することができると期待されています。
再生医療の領域では、究極の万能細胞を作り出す研究と、細胞シートのようなより現実な研究の両者を並行して行うことで、新しい医療の確立を目指しています。
人工臓器の可能性現在、重い病気で臓器の機能を失った患者の治療法として、人工腎臓、人工血管などの人工臓器が工学的な手法で作り出されています。しかし、元の臓器に遜色のない人工臓器を実現するには困難な事も多くあります。
そこで現在動物実験レベルでは、再生医療、つまり万能細胞を用いて、3次元構造を持つ「臓器」そのものを作り出す研究も行われています。こうした基礎研究を続けることによって、将来は自分の細胞から必要な臓器を作り出すことも実現するでしょう。
今後の研究に期待ですね☆
日本の再生医学の発展に大きく貢献する細胞といっても過言ではありません。
僕もこの細胞欲しいです。ES細胞は一応あるのですが(汗)
倫理上の問題点を考慮するとですね。 |

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当科でもiPS細胞による再生医療のもつ大きな可能性が期待されていますね。
たいへん勉強になりました。ぽちです!
2010/6/30(水) 午後 10:55 [ - ]
なんだか良くわかったようなわからないような・・・。
でも、これで臓器なんか作れたりしたらいいですよねー。
未来に期待です。
シロートのわたくしは、
iPS細胞の写真見て、
あっ、きれいな壁紙〜!(爆)なんて思ってしまいましたー。凸
2010/7/1(木) 午後 0:20
こんにちわー>
再生医療どんどん進歩する事祈っています。
将来はガンに侵された内臓をそっくり取り替える療法が実用化されるといいですね。外国では今でも移植をやっていますよね。
2010/7/1(木) 午後 2:51 [ - ]