『心に歌を』 〜 ああ、舞台は楽し! 〜 一海靖晃ブログ

田舎の声楽家、地方のオペラ歌手である、テノール歌手“一海靖晃” がつづる音楽日記。歌について、舞台について、声について・・・・

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東員町・日本の第九

今年で4年目の
三重県員弁郡
東員町の「日本の第九」の合唱指導。

  東員町の場所が分からない方も多いでしょうが、
  三重県の北部に焼き蛤で有名な桑名市がありますが、
  その西にあるのが東員町。

その東員町で、24年続いている「日本の第九」演奏会
今年も12月23日に行われました。

この「日本語の第九」
最初は桑名市で初演されたのですが、
もう桑名市では演奏されなくなって、
現在日本で1番古くから、
そして1番長く続いています。
(ちなみに、現在2番目に長いのは福井県小浜市で20年、次が鎌倉市。)


田久保先生の指揮はすでに4年め。
以前は毎年指揮者が変わり
「日本語の第九は初めてです」って指揮者先生ばかりだったようで、
いつも不完全燃焼だったのではないでしょうか。

しかし、
田久保先生は日本語にも関わらず
1年目から合唱の言葉も完全な暗譜。
すご〜い!
気合いに入れ方が他の指揮者の方とは違ったのですから、
熱い演奏にならないはずはありません。


今年も私たちの不十分な合唱指導にもかかわらず
本番は合唱団から熱い思いと
美しい響きを引き出してくださいましたよ。
“田久保マジック!”

合唱団は良かったです。



   ここだけの話、ソロに問題がありましたね。
     ソプラノは最後の4重唱の最後の最後にとんでもないひどい音程で、
     ハーモニーをぶち壊しました。前日のオケ合わせも、当日のリハーサルも
     全く酷い、悲惨な音でした。ぶら下がっているどころか、別の音。
     わざと歌わなければ、そうならないであろうとしか思えないような・・・。(泣)
     テノールも楽譜から目を離せないから、指揮者の先生とずれているし・・・。
     アルトはずっと音がとれていませんでしたよ。あなた、もしかして初見演奏?
     これで高額なギャラを受け取るなんて厚かまし過ぎませんか?

     一生懸命、一緒に歌った合唱団がかわいそうですよ。本当に・・・。
     もっと勉強してこい!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

合唱団の皆さんお疲れ様でした。
少しずつ参加者人数が減っていますから
来年はソプラノとテノールの人数が増えるといいなあ・・・・。
久しぶりの名古屋演奏家ソサエティの公演へ出演しました。
私は2009年の「閻魔街道 夢ん中」以来です。

『 荒城の月 』は再演なのです。

イメージ 1

イメージ 2

私は22日のみの出演でした。


主役の「瀧廉太郎」役は
藤原歌劇団の
「小山(おやま)陽二郎」さん
   この方は日本のトップテノールです。
   本当に素晴らしい声をされています。
   同じテノールでも私のような2流3流歌手とは雲泥の差。
   近くでその響きを耳にして、体で感じるのはとても良い経験です。
   ご一緒できて本当に良い勉強になりました。


で、
私は
廉太郎の「親友の鈴木毅一」役
廉太郎との2重唱とアリアが1曲ありました。

この2重唱は若い2人の爽やかな友情を歌いあげる曲。
明るく伸びやかな良い曲です。

廉太郎はドイツ留学中に肺結核におかされてしまい、
帰国し療養のかいなく23歳のときに亡くなります。
その亡くなる前に親友、廉太郎の無念さに悲しむアリア。
短い曲ですが、珠玉の歌でした。

オペラ最後の場面の廉太郎の
「もっと生きたい!」と悲痛に祈る歌は
絶唱にふさわしい、聴く人に涙誘う歌でした。
小山さんの豊かな高音と感情表現のうまさ!



素敵な曲がいっぱいのこの「荒城の月」
何度も再演されるべき優秀なオペラ(音楽劇)だと思います。   
今年から合唱指導を引き受けまして、6月からの練習で指揮、指導してきました。

名張ではすでに、テノールソロを4回歌っているのですが、
合唱指導は今年から。

四日市市から名張市まで80km、
高速道路も使って車で1時間30分くらい。
同じ三重県内とはいえ、かなり遠いですよ。

最初、毎週土曜日に長距離へと通うことにとっても不安がありました。
「大丈夫やろか?」
「体力はもつのかな?」
「休まずにいけるんか?」

やはり夏くらいまでは不安が続きましたが、
秋くらいからは土曜日の習慣になって負担じゃなくなってきました。

というのも、
皆さんがとても練習熱心で、
私からの指示やコメントに素直に反応してくださるので、
雰囲気は和やかでありながら充実した2時間の練習を毎回行えました。

ですから、
練習会場に到着したときに、やや疲れていても
練習後には気持ちよくなり、
スッキリと笑顔で四日市に帰れるのでした。
なんだか元気をいただいて帰れるのですよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなこんなの6か月以上の練習を経て
16日に本番が無事終了!

イメージ 1

今年もテノールソロをしましたので、合唱団の前で歌い、
合唱をすぐ近くで聞きました。
昨年とは違う気分。
自分のソロ演奏への緊張と、
合唱がうまく歌えるだろうか、との心配の入り混じった
ドキドキ感で本番を臨みましたよ。
さて、どうなるか・・・。


合唱団、なかなか上手い!(手前味噌ですが)

それぞれのパートの良い響きの歌。
オーケストラの豊かな響きとの調和。
朝倉先生の熱い指揮に導き出される
いつも以上の美しいハーモニーと気持ちのこもった歌。

最後は、心が震え涙が出そうになるほどの感動。
「第九ってええなあ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

また来年も名張の皆さんと一緒に稽古できて
「第九」を深めて勉強できることが楽しみです。

ご無沙汰です。

いやー、とっても長くお休みしておりました。

その後もいくつかの演奏会で歌っておりましたが、
本来の仕事(県立学校の音楽教諭です)の忙しさもあり、
体調を崩したり、さまざまな理由で記事を書いておりませんでした。

ようやく以前の調子に戻ってきましたし、
今年も仕事や演奏会の一区切りがついて、
記事を書く気持ちになりました。

・・・・・・・・・・・・・・・
その後、
★今年から名張の第九の合唱指導をしています。
           テノールソロもしています。(今年で5年目)

★(三重県員弁郡)東員町の日本の第九の合唱指導を継続しています。
             昨日が公演本番でした。

★演劇集団「ローカルスーパースターズ」の歌唱指導も継続しています。
             今年は10月に公演がありました。

★2年ぶりに「名古屋演奏家ソサエティ」のオペラ公演に参加しました。
             一昨日、22日に出演し無事終了。

★県の教育委員会から有料でのリサイタルは行わないように、と指示を受けました。
    県立学校の教諭ですから、教育委員会からの指導に従う必要があります。
    教諭の仕事のかたわら、音楽の演奏家としての活動もしてきた私の立場としては、
    非常につらい話で・・・。
    チラシやポスターに私の名前と入場料が掲載されると、
    公務員である私がそのようなお金を全部儲ける、ってふうに人に受け取られるから。
    県民の皆様に誤解を受けないように、との教育委員会の見解です。
    実際には2回のリサイタルともに、赤字だったのですが・・・。
    無料なら良いとのことですが、それでは大変な赤字です。
    会場費、音響照明費用、伴奏者への謝礼 編曲費用、印刷広告費、著作権関係費、などなど。
    これまでの2回のリサイタルの経験上、120万円程度は必要ですから、
    これを全部、私費で負担となると、到底リサイタルなんて行えないですよ。
    (諸費用を整理して削減したら、支出は抑えられるでしょうが、
     それでも数十万円を私費で負担となると、無理ですね。)
    悩みました・・・。悩んでいます。退職するまでリサイタルをできないなんて・・・。
    いいんですよ、多くの人で歌う演奏会に出演者の一人として出るのは。
    オペラもたくさんの出演者がいるから、出られます。
    でも、リサイタルとは全然意味が違うんですよね・・・。
    
   何か、良い解決策はないかと、思案しています。

 
      

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