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小木森谷(台高)

2008年11月9日 4名  6時間半  小雨のち曇




前夜発でR169号より、サンギリトンネルを抜け、尾鷲をへて
R42号沿いの“道の駅・海山(みやま)”で仮眠をとる。雨は夜中もしとしとと降り続いていた。


翌朝、ダークブルーな気分のまま、小雨のぱらつく中出発。
往古川沿いに悪い地道林道を登っていく。
途中、林道でテント泊の方がおられたが、Sさんの知り合いで沢の先達のR畑さんだった。
関西の沢の世界は広いようで至って狭い世界のようである。


車デポ地点より、遥かに小木森谷(おごもりだに)が望めた。
帰りは暗くて写せないかもしれないとのことで、4人一斉にシャッターを押す。

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林道よりハゲオロシ谷を降りていく。8:08発、370m。
20分余りで往古川本流に降り立つ。8:33、210m。
一昨日からの雨で増水が心配だったが、水量は少ないようだ。

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2段3m滝

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逆くの字・ケン渕の滝50m、9:22。
ここは左岸をモンキークライムで巻き上がる。

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降り立ったところはナメになっており、上流にも滝が見える。9:42。
ナメを少し下ったところがケン渕の滝の落ち口になっていて、ここが小木森谷出合。
出合は樹林で隠れ、谷の入口には大岩が鎮座しており、
小木森谷はまるで人の侵入を拒んでいるかのようだった。




谷を進むとほどなくで、薄暗いゴルジュが見えてきた。10:00。
精鋭2名が偵察に行く。

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CS4mは滝の左を易しく越え、次に8m滝に阻まれる。

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ここは、左岸岩壁にカムをかまし、スリングを足場にしてHさんが岩棚に攀じ登る。

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更に細いバンドをトラバースして、もう1段の岩壁をフリーで直上する。
ザイルを出していただき、後続はゴボウで登った。

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10:27。暗いゴルジュ帯を抜け、巨岩の堆積する中を攀じ登っていく。

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シャワーをまともに浴びて凍りつく(><)

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ショルダーでの乗り越しが続く

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突然、眼前に小木森滝がその全貌を現した!
“かっこえぇ〜”思わず歓声を上げる。10:48。
2段100mの小木森滝の壮大な眺めに、遥々ここまでやってきて良かったと思った。

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右岸のガレたルンゼを登っていく。

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V字に切れ込んだ谷を見下ろしながらの楽しい登り〜♪

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滝の右岸ルンゼを登り詰め〜

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上段の滝の真下へ出た。
広々として気持ちが良い。11:05。

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左岸へ渡り、樹林帯より巻き登り、
小木森滝の落ち口のやや上流にどんぴしゃ降り立った。11:40。



尾鷲の海が眼下に見えた。

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滝から上は、紅葉の癒し渓が続く。

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ナメを歩く〜
澄んだ綺麗な釜に魚影が濃い〜夏ならば楽しいところだろう。

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右岸のスラブ壁に紅葉が美しい

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15m滝・左岸より巻く。12:37。

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15m滝の頭

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30m滝・左岸より巻いた。
13:13、滝の落ち口着。

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この滝を最後に左岸を戻り気味に直上し、花抜峠へ続く登山道に出る。


40分余りほぼ横道の登山道を下り、狸谷を渡り、
“花抜峠登山口”のポールの立つ林道に出た。13:50。



長い林道歩きの途中、小木森滝が遠望出来た。
登ってきた急峻なルンゼを見るにつけ、あんな凄いところを
よく登ってきたものだと思った。【“台高の沢”で樋上氏が書いておられるとおりだった】

イメージ 24



時折、小雨のぱらつく中の溯行で、胸までつかり、
全身シャワーでずぶ濡れとなり、寒風吹く林道歩きは寒さで震えていた。

14:25、車デポ地点着。







直下から見た壮大な小木森滝




厳しくも楽しいルンゼ登高




紅葉に包まれた癒し渓






良き谷と




良きメンバーに恵まれた




とても楽しい溯行だった




小木森谷サイコー!!

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閉じる コメント(14)

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見るからに厳しそうな谷ですね。
紅葉を眺めながらの遡行ですか、とても綺麗ですが寒そうです。

2008/11/12(水) 午前 6:13 はっさく 返信する

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もうとっくに水は凍る寸前と思ってました。冷たかったでしょうね。お疲れ様でした。きれいで貴重な写真ありがとうございました。

2008/11/12(水) 午前 10:20 POT 返信する

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>小木森谷サイコー!!
この一言が今回の遡行を物語ってますよね。(^^)
良きメンバーに恵まれ、大滝&紅葉と海を眺めながらの楽しい遡行でした。
又、よろしくお願いしま〜す。 削除

2008/11/12(水) 午後 3:45 [ わんこ ] 返信する

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>お疲れさまでした。
面白い沢でしたね〜!滝も迫力あったし紅葉も綺麗。
それに滝頭から海が見えるっていいもんですね。

2008/11/12(水) 午後 5:51 [ urania ] 返信する

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こちらの方面に入られるのは東の川から古川で尾鷲に出ますより高見トンネルから湯谷峠(トンネル?)を通り42号線で入られる方が早いと思いますよ。
大宇陀から2時間で着きます。・・・大阪なら3時間位では?

真砂は水の多い時期に行けば楽しめます。
真砂は大雨注意報の中入り・小木森は巨岩帯で凄い夕立で立ち往生で、めぐり合わせの悪い谷でした。

2008/11/12(水) 午後 9:57 [ りんご畑 ] 返信する

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>はっさくさん、紅葉の沢は綺麗ですね〜
水に入るのは膝までに留めておけばよかったと思いました。
ぶるぶる〜!

2008/11/12(水) 午後 11:05 [ ikko ] 返信する

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>ポットさん、
水に浸かると思いっ切り冷たかったです・・(>泣<)
小木森谷は台高の範疇なのにあまり知られていないですね。
知る人ぞ知るというところでしょうか〜面白い谷でした。

2008/11/12(水) 午後 11:14 [ ikko ] 返信する

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>わんこさん、ご訪問ありがとうございます。
ほんま、楽しい一日でしたね。
又、ご一緒させてくださいませ〜!

2008/11/12(水) 午後 11:18 [ ikko ] 返信する

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>benigatakeさん、ご教示ありがとうございます。
帰路は高見トンネルを抜けて帰りました。
近いし、走り易い良い道でした。166号は桜ロードで
春にはさぞかし楽しめるでしょうね。

往古川水系の真砂谷は厳しい谷のようですが、面白そうですね!
いつかは行ってみたいものです。

2008/11/12(水) 午後 11:55 [ ikko ] 返信する

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>uraさん、日帰りではちと厳しいと思われましたが、
あんなに短時間で溯行できたのは、精鋭ウラキンコンビの
レベルの高さによるものだと思われます。
往古川近辺はまだまだ楽しめそうですね!

2008/11/12(水) 午後 11:59 [ ikko ] 返信する

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こんなにすごいところが台高山系にあるのですね。
この日、午後から寒く、ダイラで座ってましたら、冷えてきました。
帰りは一度もいったことない時山集落におり、びわ池がみれて嬉しかったです。

2008/11/13(木) 午前 11:52 [ - ] 返信する

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>マレーネさん、この谷は台高の南方の紀勢エリアに位置しています。そろそろ山は初冬の気配ですね。こちらも帰りの林道
では風が吹いて寒かったです。

2008/11/13(木) 午後 7:49 [ ikko ] 返信する

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小木森かぁ!私が沢初めて2回目に行った谷です。ええ谷ですね。久しぶりにまた行きたくなりました。

2008/11/15(土) 午後 4:15 [ ang*r*ca1* ] 返信する

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>angericaさん、ご訪問ありがとうございます。
2回目で小木森谷とは、ちょっときつかったでしょうね。

ほんと、良い谷は又行きたくなりますねぇ〜

2008/11/15(土) 午後 10:17 [ ikko ] 返信する

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