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上葛谷供並臺)

2010年9月12日  5名  10時間  晴



前夜、大阪を発ち、五条・本陣よりくねくね十津川街道(R168号)をひた走る。
十津川の道の駅を過ぎ、しばらくで左折してR425号へ。
民宿うらしまの看板に従いトンネルを抜け、上葛川の集落へ降りていく。
舗装道を道なりに進んだドンつきが笠捨山登山口である。
家からは丁度3時間で到着した。


この7月に雨の為途中撤退した葛川上流部を
http://blogs.yahoo.co.jp/ikko1175/50934588.html
今回は笠捨山頂まで詰めあがろうという計画である。

満天の星空のもと小宴の後、明日の晴天を期待して眠りにつく。



6:10発。
水量は少なめで溯行スピードはいたって速い。
イメージ 1


つるつる斜瀑擂り鉢状は、トップが左側壁をへつり、
ザイルを垂らしてもらいゴボウで抜ける
イメージ 2


7:06、20m滝に阻まれる。ここは少し戻った右岸のバンド状の岩壁を登る。
最初のワンポイントのみザイルを固定して抜ける。
イメージ 3


7:32、枝又の滝
この滝の巻きは左岸ならば大巻き、右岸ならば最初は樹林の中を
登れそうだが、上部は壁が立っている。
イメージ 4


この支谷(枝又谷)の溯行記録は未だ見たことはない。
上部に滝マークがあり、余り長くはない谷なので、
行ってみても面白いかもしれない。w


斜瀑を直登
イメージ 5


7:54、不動滝〜水量少なく迫力なし
イメージ 6


8:59、5m滝〜巻くなら右岸よりの大巻きとなる
逆層スラブの滝の右上部に錆びた残置ハーケンあり
    イメージ 7




右上部はつるつるの1枚岩で悪い。
ここもトップが垂れ下がった頼りない倒木に縋って決死で抜け、
ザイルを出していただき1人ずつ登る。
イメージ 8



10:02、15m美瀑〜左の暗い岩壁にもう1本細い滝が見える
イメージ 9


最右岸のガレた岩溝を登っていく。(ここには踏跡がない)
ピッチを1回きり、トラバースして細い滝の落ち口に出た。
トップのナイスルート取りに脱帽!


小尾根を跨いで15m滝の落ち口に出るが、大釜を持つ15m斜瀑が上に続いており
引き続き右岸を巻く。斜瀑の落ち口へのトラバースがやや悪くザイル確保で抜けた。
10:45
イメージ 10


11:01、8mトユ状の滝〜右岸壁を登る、5・9の登りか。
イメージ 11


釜を泳いで斜瀑の直登〜♪
イメージ 12


ナメが多い、水が綺麗で魚がよく見える。
ナメ&小滝の連続に嬉しい悲鳴を上げるが・・


水に浸かれば寒い!
歩けば暑い!
・・って贅沢いうな!!



イメージ 13



11:37、立ち塞がる要塞のような3段18mの滝〜水はほとんど流れていない
この滝の左岸巻きの途中で
イメージ 14


1000mを超えてきた。
左岸に朽ちた小屋の残骸あり。
ここからは凡流が続く〜長い!


12:20、二俣〜右へとる


12:33、水がほとんどない3段15m滝〜苔蒸した階段状の滝、
これが最後の滝となる。


滝の右から取り付き2段目へ乗る、左へトラバースして苔蒸した階段状の岩壁
を登り、3段目は滝の右手から樹林帯のブッシュの中を巻き登る。


12:44、3段15m滝の落ち口にて〜この登りは面白かった!
イメージ 15


この滝を最後に水はだんだんと枯れてきた。
ガイドではここから更に連瀑が続くとなっているが、
まったく地形が変わってしまっているようだ。
20分ほども登るとついに水は途絶えた。


13:05、左手にとり、詰めの開始。


植林帯の苦しい登りを約20分で
笠捨山の山頂(1352m)にダイレクトに詰めあがった(^^)13:22着。
イメージ 16



秋茜と蝶が舞う山頂で、憩いのひとときを過ごした後、下山にかかる。



葛川辻から長い長い長い“郵便古道”を降りていき、
15:49、登山口着。



夏枯れの上葛谷・・。
水量は少なく、滝の迫力はなかったけれど、
泳ぎ・小滝の直登・ナメ歩きと存分に楽しめた。
ちょっと辛い箇所もあったりして面白い沢である。

後半の凡流歩きと下山道が長いのはつらいところであるが、
暑い夏にはお勧めの1本だと思う。





完全溯行出来て嬉しかったです!
お世話になった皆さんありがとうございました〜♪

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閉じる コメント(13)

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さすがに紀伊半島もこのところの雨の少なさですっかり干上がってますね。昨日は大台ケ原方面に行きましたが、本当に水が少なかったです。

2010/9/13(月) 午後 11:53 たろー 返信する

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>たろーさんは大台ヶ原でしたか〜水が少ない為に直登出来る小滝が
多くなり楽しめました。 削除

2010/9/14(火) 午前 0:16 [ ikko ] 返信する

水少ないですよね。
ここは、こんな谷だったんですね。
谷沿いの道を歩くのも長いのに、谷歩きはもっと長かったでしょう。

2010/9/14(火) 午前 7:10 はっさく 返信する

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7時間もゴソゴソ歩いたり、登ったり、泳いだりしたんですね〜〜
山道さんなら、へっちゃらでしょうが〜〜♪

2010/9/14(火) 午前 11:58 POT 返信する

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むむむ〜渇水期でも我々(H&Oコンビ)にはちぃ〜っとレベル高そうですね。やっぱり。3級上クラスかな。
私は大きな滝が出てくる度に、三脚立てゴソゴソしますから、遡行できたとしても2日ぐらいかかりそうです(笑)。

2010/9/14(火) 午後 0:40 [ 臆崖道 ] 返信する

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>はっさくさん、前回は水量多過ぎ、今回は水量少な過ぎでした。
ほどほどに当たるって難しいね〜後半の凡流歩きは長くて暑くて
汗たらたらになりました。 削除

2010/9/14(火) 午後 10:58 [ ikko ] 返信する

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>POTさん、へっちゃらではありませ〜ん!
だいぶんと足にきてます。浸かったり、飛んだり、
跳ねたりは疲れますが、楽しいで〜す(^^) 削除

2010/9/14(火) 午後 11:03 [ ikko ] 返信する

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>臆崖道さん、H&Oコンビ楽しそうですね。
沢レポート待ってますね〜 削除

2010/9/14(火) 午後 11:10 [ ikko ] 返信する

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枝又の谷は、滝上からすぐに狭まり左に折れて釜の有る滝を越えると
大きく開けた大滝が有ります。
(Hさんの家に遡行図あります。) 削除

2010/9/19(日) 午前 0:29 [ トシ ] 返信する

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>トシさん、枝又谷もすでにH上さんの溯行図が
あるのですね〜大滝ってどんな滝なんでしょうか。
マイナーな谷は興味深いところです。 削除

2010/9/19(日) 午後 7:41 [ ikko ] 返信する

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でかいカメラでないと全体が見れないです。
ぜひ一度行ってください。
下山も、なかなかいい感じです。(10月半ばまでか?) 削除

2010/9/23(木) 午後 10:03 [ トシ ] 返信する

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>枝又谷にはそんなに大きな無名滝があるのですか〜
一度溯行図を拝見したいですね。 削除

2010/9/23(木) 午後 10:40 [ ikko ] 返信する

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> ken*1_4* さん、ご訪問ありがとうございます!
ガイドに載っているような名の知れた谷ではない
いわゆる無名のマイナーな谷でも先達の足跡が
残されているのですね。
谷や山のマイナールートの探訪は
私の究極の目標とするところです。

2010/10/29(金) 午後 10:46 [ ikko ] 返信する

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