2010年11月3日 3名 6時間 晴のち時雨のち晴 京都北山の東端、安曇川の支谷・日野谷(上部は足谷)を溯行してきた 湖西道路・真野ICよりR367(鯖街道)へ抜ける道路・R477号は 何故かレインボーロードと呼ぶらしい・・ そのレインボーロードをへて、“途中”から鯖街道を北上、 栃生バス停の手前に見える白い橋が栃生橋である 橋を渡ったすぐのスペースに駐車 日野谷出合発、6:43 水はいたって冷たいね(><)〜もう膝から上は濡らしたくない季節 なかなかの癒し渓である 7:13、325m二俣〜左の足谷へ入る 真っ直ぐな大木が目印 黄葉が輝く 8:18、480m二俣、左へとる〜方向が西側に向かう 苔蒸す蛸の足を持つ巨木 大栃 小滝の登りが楽しい 巨樹 谷を振り返ると逆光に黄葉が眩しい 9:09、最後の二俣、左へとる ちょっと悪い岩溝をお助けロープで上がる 眼前に岩壁(障子裏)が立ちはだかる 岩壁の黄葉が日に映え輝く 水が切れて、ガレ場の登りとなる 次第に傾斜が出てくる 岩盤の裾、右手に斜上するバンドがあり、 このバンドを伝うが、上部でつまり懸垂で降りる 枯谷に戻り、次は左手の尾根にトラバース 苔蒸してよく滑る急斜面を木の根を掴んでのモンキークライム ぼろぼろの木が多く、手堅いホールドまでが遠い 手を離せばたちまち滑落してしまうような際どい登りが続く 急傾斜のシャクナゲブッシュを潜り、跨ぎ、引っ掛け、這いながら進む ブッシュ帯を抜け、更に潅木の中を進むこと約10分で登山道に出た 白倉岳(950m)山頂着、10:38 樹林に覆われ展望はないが、真っ赤な紅葉が垣間見える じっとしていると寒い〜合羽をはおり下山にかかる、11:10発 雨がぱらつき出す 中岳、11:21 樹齢400年を越えるという大杉 時雨が降り出した 南岳〜大ブナの幹に熊の爪あと 紅葉・黄葉を愛でつつ尾根を下っていく 山栗の毬が登山道のいたるところに落ちていた 天気の移り変わりが激しく、降りてきたら青空が拡がっていた 稜線上での雨が嘘みたい 登山口着、12:56 夏場はヒルが多いというこの谷も この時期は実に快適に溯行できた 苔蒸す岩に清流 面白い小滝登り 黄葉に色どられた栃の巨木 朱赤・緋色・橙・褐色・赤銅色・黄金色〜色とりどりの紅葉の尾根道 癒し渓の秋を堪能できた佳き一日だった
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この時期の沢は膝上厳禁ですね。紅葉の癒しの森が美しい。きのこ、無かったですか?
2010/11/7(日) 午後 7:22
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>たろーさん、今年はあと何回沢に行けるだろうかと
思っています。例年に比べて今年はまだ暖かい方ですね。
大きなホコリタケを見ましたが、もうトウがたっていました。
2010/11/7(日) 午後 9:14 [ ikko ] 返信する
壁に映える、黄色いが良いですね、なかなか見れないし、空とのコントラストが素敵です。
2010/11/7(日) 午後 10:25
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まだ〜沢してるんですか〜〜(笑)
良い森ですね〜♪
2010/11/8(月) 午前 10:22
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膝から上は濡らしたくない季節と言いながら、直登でシャワーしてるような(笑)
秋の谷間もキレイで良いですよねー。
2010/11/8(月) 午後 0:37
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>沢味家さん、こんな綺麗な黄葉に巡り合える
機会はめったにないことでラッキーでした。
2010/11/8(月) 午後 7:11 [ ikko ] 返信する
>POTさん、はい、まだ沢やってます(^^)
懲りませんねぇ〜
2010/11/8(月) 午後 7:13 [ ikko ] 返信する
>はっさくさん、この時期シャワーを浴びるのはきついです。
巻き巻きの連続ですよ。秋の谷もいいですね(^^)
2010/11/8(月) 午後 7:22 [ ikko ] 返信する
白倉岳は一回登りに行って雨で芦生に変更してから、
念願叶わずの山です。。
綺麗なところですね〜!!
2010/11/12(金) 午前 11:05 [ urania ] 返信する
>白倉岳の稜線を源頭とする谷が他にも
幾つかありますが、おもしろそうですね〜
この辺りは夏はヒルが多いと聞きました。
2010/11/12(金) 午後 0:22 [ ikko ] 返信する