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うつろ谷(若狭)

2011年8月6日   4名   6時間   晴




若狭・近江・越前の三県境に位置する三国山と赤坂山の西面から
流れ下る水を集める耳川の支谷・うつろ谷を溯行してきた。


前夜、鯖街道R367を北上、R303、R27号線をへて日付の変わる頃、JRみはま駅に到着。
駅横の駐車場にて小宴の後、車中にて仮眠。


翌朝、耳川沿いに車を進め、松屋を過ぎ、赤坂山登山口の看板を見て左折。
(通行止めゲートはあったが、土砂崩れは工事済みで通行可能だった)
緩やかな地道林道を登って行き登山口を過ぎてすぐの橋がうつろ谷出合。



8:32、出合発。堰堤を2つ過ぎ、入渓。


8:50、最初の10m滝は釜を渡って左から直登。
イメージ 1


9:00、2つ目の10m滝(左に枝谷あり)
左手の枝谷から巻きあがり、本谷へトラバースして戻る。
イメージ 2


20m滝〜Yさんがロープを引いてフリーで登り後に続く。
左から登るが水量多く岩が濡れている。
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楽しい連瀑帯〜♪
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11:05、逆さくの字の12m
中間部の岩壁の残置スリングに左足を引っ掛け岩に乗り上がる
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ナメ滝や岩溝を登っていく
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そろそろ水が切れる
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11:15、源頭部
イメージ 10
明るい森で藪ではない。このまま登山道に出て楽勝かな・・
と思ったが、現実はそんなに甘くはなかった。



朽ちた登山道トラテープが落ちているがこのテープは北上し続いていて、
更に県界尾根のポールが出てくる。
テープを辿ればどこかに出るだろうとしばらく進む。
登山道に出会うはずだが、稜線上には踏み跡すら出てこない。
(後に地図を見ると登山道は稜線(県境)を越えた滋賀県側を巻いている)
地形は下りになり左手前方に小高い山(三国山か)が見えるのがおかしい・・



南下して元の源流部辺りまで引き換えし、南へ向かって藪の中を進む。
樹林越しに明王の禿らしき茶色のガレ場が見えた(^^)
あのガレ場を目指して行けばいいのだろう。



豪雪のためか樹木がことごとく横倒しになっていてとても歩きにくい。
藪はだんだんひどくなり、藪に阻まれ方向がずれて西方向に向かっている。
逆の東方向に再び方向転換し、樹木を乗り越え、潜り、跨ぐ〜先の見えない
アスレチックパレードが続く。
イメージ 11



展望のない灌木帯の真ん中で給水休憩。
12:51、傍らの立木に登り辺りを見回すと赤坂山山頂と明王の禿が確認できた。
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鞍部をはさんで左手向こうに明王の禿、
谷を挟んで右手向こうに赤坂山山頂がはっきり見える。
この谷はうつろ谷の源流部で再びうつろ谷に降りていくことになる。


目標を目視することが出来て不安はなくなったが
そこに到達するまでどれだけの距離、藪を越えて行かなけらばならないのだろう(><)


座り込んだ私の足に2匹のキイロスズメバチが止まった。
偵察蜂だろう。スパッツ、ザック、ズボンが全部黒なんである。
動かないようにじっとしていると飛んでいったが、
そういえば、さっき滝を登っていたときにも蜂にまとわりつかれた。



さて再びの藪漕ぎ開始!
明王の禿と赤坂山の中間部のうつろ谷へ一旦下り、赤坂山へ登り返すことになる。
シルバーコンパスで絶えず方向を確認しながら南へ藪の中を降りていく。
藪は次第に薄くなり前方に赤坂山への階段登山道が見えて来た。
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ここまで来たらもうひと安心。水の残るうつろ谷の源頭部を渡り(13:00)
左岸を上がるとすぐに登山道に出た(^^)13:02 
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明王の禿
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13:18 赤坂山山頂(823m)
じりじりする暑さで紫外線がきつい。



2時間近く彷徨い歩いた源流の森が見えた
三国山から明王の禿の間の樹林帯(左端が三国山・右端の白い岩場が明王の禿)
イメージ 16



360度の大展望〜眼下に琵琶湖が見えるが日本海は見えなかった。
イメージ 17



ファッション雑誌から抜け出てきたような本物の山ガールが2組7人。
山でワンピース!は初めて見た。
皆若いし派手な衣装が良く似合っている〜沢おばさんとは世界が違うようだ。



13:50、山頂発〜鞍部まで下り、粟柄越を降りていく。
イメージ 18



近江と若狭を結ぶいにしえの道・粟柄越(あわがらごえ)は
自然林に覆われた雰囲気の良い歩きやすい道だった。



14:34、登山口着。



現在位置が不明の場合は立木に登ろう!
目標物が見えたら、磁石で絶えずその方向を確認しながら進む。
(ガスの場合は難しいが・・)
今回はリーダーのOさんの冷静な判断のもと窮地を脱することが出来た。



2週連続の道迷いでもう沢は懲り懲り!
というのは(>真っ赤な嘘<)で、
両方とも前半は真夏のシャワークライミングを存分に楽しみ、
後半はピリッと辛い刺激でより印象深い面白い山行となった。



特に滝がすべて直登できる今回のうつろ谷はお勧めの谷です!
ただ詰めを間違って左よりに出た場合は、南下して、是非立木に登ることです(>瀑<)







イメージ 19

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閉じる コメント(10)

なるほど、これがパターンな訳か〜
沢と薮を一気に楽しむ、贅沢コースですね

2011/8/7(日) 午後 5:56 はっさく 返信する

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>はっさくさん、ここは夏場のシャワークライミングに
お勧めの1本です!
是非、お出かけくださいませね〜

2011/8/7(日) 午後 6:10 [ ikko ] 返信する

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はいはい、昨年山ノ神と遡行したときも、詰め(禿の手前)で雪国特有のヤブに苦労させられましたわ〜おんなじですなw

>明るい森で藪ではない。このまま登山道に出て楽勝かな・・
我々もそう思いましたともw
まっすぐ禿に向かうのではなく、ちょっと右手(南方向)に曲がったほうが登山道に早く出れるようですね。

2011/8/7(日) 午後 9:46 [ 臆崖道 ] 返信する

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>臆崖道さんも同じようなところに出られたのですね〜
笹藪でもなく〜イバラ藪でもない〜ベンベン!それは何かと尋ねたら・・。う〜ん、“木が横に這えてて通行不能の藪”ですわ(><)

2011/8/7(日) 午後 10:04 [ ikko ] 返信する

暑い夏のすごし方ですね! シャワー浴び放題ですね!

2011/8/7(日) 午後 11:23 沢味家 返信する

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>沢味家さん、無駄なところがなくてこれだけ
登れるシャワークライムが続く沢も
あまりないです。遠いけど行った甲斐がありました。

2011/8/8(月) 午後 0:41 [ ikko ] 返信する

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この記事と全く関係ないのですが,言わずにはいられません
ハイ
昨日,弥山の下,布引谷の右股,鉄山ルンゼの奥谷を登りました
こんな所に,こんなにも綺麗な沢andルンゼが隠れていたとは知りませんでした
まだ多くの方が登られていないようです
詰めのガレ場はお奨めできませんが,是非ikkoさんの足跡を付けて下さい

検索キーワード
1,布引谷右又 大峰弥山・布引谷右又(十津川・川迫川の枝谷)

2,落書 紀伊半島の滝 削除

2011/8/17(水) 午後 1:42 [ ショウタン ] 返信する

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>ショウタンさん、貴重な情報をありがとうございます(^^)
岩煙草が映える布引谷の写真は迫力ありますね!
険しい未踏のルートを溯行され、充実した面白い山行だった
ようで何よりです。 削除

2011/8/17(水) 午後 9:21 [ ikko ] 返信する

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ハイキングで赤坂山、明王の禿、三国岳歩いたことがあります。
藪も無く、お花がいっぱいの快適な山行きでした〜(笑)

2011/8/23(火) 午後 11:17 [ urania ] 返信する

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>uraさん、下山は快適な登山道のはずでしたが、
又もや踏み外しました(>笑<)
再訪してもいいと思える良い谷です。 削除

2011/8/25(木) 午後 7:18 [ ikko ] 返信する

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