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大倉畑谷(南紀)

2012年4月8日   8名   10時間   晴



桜花五分咲きの十津川・風屋ダムにて前夜泊。


東屋にて小宴の後、車で寝るが、寒さで夜中に何度も目が覚める。
約3名が野天でシュラフに包まり野宿するが
モン○○#1のシュラフでも寒かっただろう。


快晴の翌朝、満開の桜を眺めながら車3台で十津川街道をひた走り、一路熊野川を目指す。


昨年の豪雨の爪痕が残っており、白見の滝の前面に岩石が堆積していたのに驚いた。
おっと!これは行き過ぎで戻って、
小口交差点より赤木川沿いに西進し、老人ホームで右折。
和田川沿いのくねくね林道を進むこと30分、
ホイホイ林道の入り口の集落を過ぎてしばらくの右手の小高い広場に駐車した。


10:13発、駐車地の裏の斜面から和田川に向かって降りて行く
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川へ降りる最後の4mばかりが立っていてロープでいきなりの懸垂下降となる。
和田川を右に左に渡渉し、10分ばかりで大倉畑谷出合。10:30。


出合には釣屋さんが一人〜我々が支谷に入って行くのを見て安心されたか・・
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いきなりの泳ぎ〜果敢過ぎです、Mさん!
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1回浸かれば後はもう何も怖くないそうです
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小廊下を通過
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11:09、20m滝〜右岸巻き
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11:38、12m滝〜左岸巻き
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ここは脆い岩と立木を掴んでの左岸巻き。
ロープ確保2ピッチで抜けるが、落石が多く度々緊張が走る。
上部の安全地帯まで抜けるのに1時間半を要した、13:00。
更に沢床に降りるのにも下部が立っていて懸垂下降1ピッチ。


13:40、沢床に全員復帰。


眼前に深い釜を持つ2段6m滝〜ゴルジュの入り口
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時間がないので右岸から詰め上がり、尾根に出ることにする。


結構いやらしい登りの連続でここでもロープ確保2ピッチでようやく安全地帯に出る
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15:26、支尾根に向かって詰めの開始。


15:50、木枝を掴み登ること25分で境界杭のある支尾根に乗った
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16:14、稜線の登山道に到達(^^)笑顔がこぼれる
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左手下方向へ植林帯の中を下っていく。
山抜けのやばいトラバースが2・3か所あり、ロープを張って渡るシーンもあった。


16:37、巨大崩壊地が眼前に立ち塞がった(><)
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これはとても越えられない!
リーダーOさんの不安が現実のものとなる。


偵察するが崩壊地の弱点は見出せず、
降り易そうな植林帯まで戻って谷を下るしかない。
悪いトラバースを戻り、元の植林帯まで登り返した。


17:13、リーダーの号令のもと谷へ向かって下降開始。
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本日の日の入りは18:20。
必ず出て来る滝と懸垂下降〜果たしてどこまで降りれるだろうか。
明るいうちに危険地帯を通り過ぎたい・・。



※ここから先は撮影のゆとりありませ〜ん



杉の木枝が堆積している植林帯を降り、落石が頻繁に起こるガレ場を過ぎると
次は涸れ谷、そして、水音が聞こえ谷に復帰した。


やがて滝の落ち口で行き止まり(><)
夜のとばりが降り始めた中、右岸からYさんが50mロープで懸垂下降。
何とか下まで届いたようだ。


続いて落葉敷きつもる急な斜面のトラバース。
O&YさんがロープをFIXして下さり、カナビラスルーで通過。
さらに30mロープで懸垂下降〜暗くてもう辺りはほとんど見えない状態だった。


全員が暗闇の中、無事に、2段50mの滝を降りることが出来た。


真っ暗な谷を下ったのは初めてだった〜もう必死のパッチ!
いつの間にか本谷に合流して、危険地帯はもう過ぎたことがわかり安堵する。


20:29、無事に駐車地点に帰り着いた。
日付の変わらないうちに戻れたのが嬉しかった。
ほとんど車の往来のないR168号をすっ飛ばし、2人を堺で降ろして
自宅に帰り着いたのは1時過ぎ。朝一の仕事には間にあってよかった。


イメージ 14
※ by Digital Japan Web System

初めての暗闇降渓でしたが、私にとっては最高に楽しい一日でした(^^)
お世話になった皆さんありがとうございました!

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閉じる コメント(8)

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お疲れ様でした。というか、かなりヤバかったみたいですね。
しかしというか、あまり口に出したくないのですが、渓中も、そして尾根においてもこのような傷跡による危険地帯が各所にありそうなので、しばらくは紀伊山地南部に入るのは億劫になってしまいます。

2012/4/13(金) 午前 0:21 [ 臆崖道 ] 返信する

泳ぎに、闇の懸垂下降、厳しい部隊ですね!
隊長以下、隊員のすごさが覗えますね!

2012/4/13(金) 午前 0:41 沢味家 返信する

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途中までは楽しげに読ませていただきましたが、危険な沢登りでしたね。
怪我もなく、無事に帰れたようで、安心しました。
私には、無理な沢のようです。

2012/4/13(金) 午前 5:49 瀑やん 返信する

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>臆さん、谷を降りて行く時は不安で一杯で、
案の定、滝で行き詰った時は暗澹たる気分で、
トップの活躍を祈るばかりでした。 削除

2012/4/13(金) 午後 6:44 [ ikko ] 返信する

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>沢味家さん、まだ薄明りのあるうちにトップが迅速に滝の下まで
降りてくれたので助かりました。真っ暗で下が見えない中、懸垂下降の着地点を見極めるのは難しいでしょう。 削除

2012/4/13(金) 午後 6:52 [ ikko ] 返信する

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>瀑やんさん、難渋した山行ほど記憶に残りますね。
良い経験をさせてもらいラッキーだと思っています。 削除

2012/4/13(金) 午後 6:59 [ ikko ] 返信する

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>ご意見をいただきありがとうございます。
上部に向かっての樹林帯は急傾斜の上、藪がひどく、しかも落石が頻繁に起こり、登っていくのは難しいと思いました。山抜けのガレ場も結構立っており、更に手前は崖状に切れ落ちていてこちらもトラバースは危険だと感じました。この時点ですでに5時前でした。胸中は不安で一杯でしたが、引き換えして未知の谷を下るという辛い選択をされたリーダーに異を唱える者は誰一人なく、みんな冷静に従いました。闇下でしたが比較的順調に悪場をこなし、全員怪我なく無事下山
することが出来ました。今回は運良く下山出来ましたが、どちらを取ってもリスクは同じくらいのように思います。

2012/4/21(土) 午後 11:22 [ ikko ] 返信する

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>夕闇迫る中、まだ下山のめどが立っていない状態
というのは暗澹たる気持ちになるものです。
もう運を天に任すしかないと感じました。
リーダーの判断と各自の精神力と体力が試される
局面でした。よい勉強をさせてもらったと思います。 削除

2012/4/22(日) 午後 11:55 [ ikko ] 返信する

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