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2014年10月4日   5名   8時間半   晴のち曇


中央アルプスにて錦秋の沢溯行!


中ア・駒ヶ岳ロープーウエイの起点しらび平駅(1661m)から
谷伝いに溯行し、終点千畳駅(2611m)まで、
標高差950mを一気に駆け登るという溯行コースがある。


そのほとんどが滝で、息もつかせぬ連瀑帯が続く中御所谷!


明るい花崗岩の沢で、暗いゴルジュはなく、泳ぎもなく、
直登可能な滝が目白押しで登攀系沢屋には垂涎の谷だろう。


今回は鳥取・三重・大阪から計5名が駒ヶ根に参集した。
夜半に駒ヶ根市・菅の台バスセンター(駐車代500円)に到着し、
テントで仮眠するが、4時頃よりバス待ちの列が出来、4時半には
長蛇の列となる。5時過ぎに始発が出て、3台目のバスに乗り込む
ことが出来た。


菅の台BS〜しらび平駅(往復1640円)
千畳敷駅〜しらび平駅(片道1210円)


しらび平駅前べンチで沢支度をし、コインロッカー(300円)に
泊装備を押し込み、中御所谷へGO!  7:05発。 


7:15、遊歩道から谷に下るとすぐに日暮ノ滝・2段15m


下段は滝右のカンテを登り、
イメージ 1


上段は滝右の凹角を登る
イメージ 2


その上のCS10mが曲者!
イメージ 3

草付の凹角泥壁で上部が樹林に隠れて不明。
傾斜がきつく観るからに登れそうにないが、
12クライマーのTさんは上部でやや苦心の末、見事に突破された。

上部は木枝が覆い被さり、左足スタンスが無い岩壁で足が上がらず、
テンション連発の末、腕力で体を引き上げる。
私はここですでに体力を遣い果たした感あり(><)


日暮ノ滝とこのCS10滝を突破するのに2時間が経過(><)


やがて連瀑帯に突入!〜ちゅうか、この谷はほとんどが連瀑帯なんですわ。。。


9:20、最初の滝
イメージ 4


9:35、2番目の滝
イメージ 5


9:43、3番目の滝
イメージ 6


10:24、CS8m滝〜先行パーティが左岸に取りついている
イメージ 7           

左岸を斜上してからのトラバースが悪いようだ〜これはかなり待たされそう。。。
と、Tさんがあろうことか、CSすぐ横のスラブ岩にダイレクトに取りつき
直登してしまう、嘘みたい!

離陸が悪く、Nさんのショルダーをお借りして取りつく。
6mmのダイニーマロープにタイブロックが効くかどうか
分からなかつたのだが、テンション時にはしっかりと効いてくれた。
厳しい局面ではブルージックよりもタイブロックの方が扱い易く
有効であることがわかった。


傾斜が増してきて、狭い谷間をジワジワと登り高度を上げる
イメージ 8


右岸巻きの途中から眼下にトユ状15m滝が見えた


対岸には錦秋のタペストリー 
イメージ 9 


12:10、紅葉に彩どられた連瀑帯〜中御所谷ブラボー!!
イメージ 10


12:25、2条10m滝〜先行パーティ5名が岩壁に取りついている
イメージ 11


SAYAちゃんがリードで取りつく〜落石が多く緊張する
イメージ 12


13:38〜10m滝を抜けたら美景が拡がった(^^)

イメージ 13


この景色がサイコーでした(^^)
イメージ 14


13:55、二俣は左へ進む
イメージ 15


夏ならば、猛烈藪と虫に追われるところだろうが
黄葉・紅葉の間を掻い潜る巻き道は至って楽しい



連瀑帯がどこまでも続く
イメージ 16


イメージ 17


14:47、2350m。
長い長い連瀑帯の途中でシャリバテ(><)
一人座り込んでパンを齧った。


15:05、2420m。
後200mで千畳敷に出るだろう。


15:30、振り返ると大岩の向こうに雲海に浮かぶ南アルプス連峰が・・
流れが大分細くなつてきた



15:32、遂に千畳敷へ!〜一際高い山が宝剣岳(2931m)だ
イメージ 18


中御所谷の詰めは藪もない明るい草原だった。
眼前の素晴らしい光景に快哉を叫ぶ(^^)


しか〜し、天国のような夢の世界はここまでで、
いきなり現実に引き戻される。
草原を進むうち、人がぞろぞろ歩いているのが見えてきた。
遊歩道は混雑しており、千畳敷駅に近づくにつれ人が
だんだんと増えていく。駅の内外はロープーウエイ待ちの
人でごった返していた。2時間以上待ちで、6時過ぎの
ロープーウエイに乗ることが出来た。


待ち時間を利用して、健脚のT&Fさんは
木曽駒ヶ岳山頂(2956m)まで足を延ばされた。
噴煙たなびく御岳山が見えたそうだ。



その夜は、しらび平駅裏でテント泊。
翌朝、雨音で目が覚める。昨日の晴天は夢かまぼろしか・・。
雨の中、テントを撤収し、バスで下山。
飯田IC近くの“湯〜眠”にて入浴後、散会となった。




◎▽◇※△◎□◎▽◇※△◎□◎▽◇※△◎□◎▽◇※△◎□◎▽◇※△◎□◎




全山自然林の素晴らしい黄葉・紅葉を眺め、
白い流れを溯って行きながら幾たびか歓声を上げたものだった。
振り返れば雲海に浮かぶ南アルプス連峰。
うるさい藪のない色とりどりの紅葉に覆われた巻き道を掻い潜るのも楽しい。

滝の登攀ではロープを出していただくことが頻繁で(約6回)、
特に日暮ノ滝上のCS10m滝の左岸巻きと、
CS8m滝すぐ横の岩壁登攀はベテランクライマーTさんならではの
ルート取りで緊張させられた。

一方で、最近沢を始めたというSAYAちゃんであるが、
見事なリードを披露してくれた〜まだお若い彼女の今後の活躍に期待したい。


“山は一期一会”


今回はこの言葉を噛みしめる佳き山行となった。
最高の紅葉と、メンバーとお天気に恵まれた(^^)
お世話になった皆さんありがとうございました!

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閉じる コメント(4)

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すばらしいですね。今年2回計画し2回目はこの翌日に行く予定でしたが雨で断念しました。ああ行きたかったなあ。

2014/10/13(月) 午後 9:39 たろー 返信する

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>たろーさんのブログの記録を拝見して凄いところ
だと思いましたが、やはりスケールが違いますね。
翌日は東横川に行く予定が雨で流れましたが、
中御所谷でもうお腹いっぱいになりました(>笑<)
この谷は、この紅葉の時季が一番だと思います。
あの人ごみでも、2時間待ちでも、行く価値はありました。

2014/10/13(月) 午後 10:01 [ ikko ] 返信する

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まさにブラボーです・・・
こんな素晴らしい風景を見せていただき、ありがとうございます。
谷の素晴らしさ明るさに、心が軽くなる思いです。

2014/10/14(火) 午前 7:03 瀑やん 返信する

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>瀑やんさん、嬉しいコメントありがとうございます!
紅葉のベスト期にこの谷を溯行出来たことがラッキーでした。
ただ滝の登攀はシビアでしたので、安易には入渓できない谷
だと思います。

2014/10/14(火) 午前 7:33 [ ikko ] 返信する

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