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片口谷(大峰)

2016年7月10日   7名  9時間半  晴のち曇




誰が唱えたのか“宝石ゴルジュ”と呼ばれている大峰・片口谷。

梅雨明け前の貴重な好天日、大峰・宇無ノ川の左岸支谷で、
入口の2条6mCS滝の写真が印象的な“片口谷”を溯行してきた。



十津川村・旭エレハウスにて前夜泊。

大雨あがりの翌朝、7名が2台に分乗し、林道粟平線の中ノ川への分岐地点に駐車。
以前はかろうじて通過できた中ノ川へのこの地道林道は荒れ放題で、
今はもうとても車では侵入出来ない。


7:52、駐車地点発
イメージ 1

谷の状態を観察しながら、地道林道を緩やかに下っていくが、
前日の大雨でやはり谷は増水していた。
鶴小屋滝は瀑流で、上から覗いた旭ノ川本流のゴルジュも白濁していた。


8:32、中ノ川出合の吊橋


吊橋の先にはかつての駐車場があり、左岸の道は更に奥に続いているが、
ここから先は石や倒木だらけの荒れた登山道である。


8:58、涼し気な綺麗な滝の下を横切る
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9:12、登山道の終点から植林の踏跡を降りて沢床へ。
降りてすぐに左岸に谷が出合っている、これが南谷か・・。
いよいよ長い川原歩きの開始。



最初のミニゴルジュ〜Mさんが白濁した激流を見事に突破!
イメージ 3


9:34、5m滝は右岸の泥壁巻き(ロープ有)
イメージ 4


やや増水気味の平流の渡渉を繰り返しつつ進む。
ずっと足元を見つめての石飛び川原歩きが延々続く。


10:50、片口谷出合〜土砂が堆積している。


10:59、CS2条6m滝
イメージ 5


Nさんが左手の岩壁に取り付き、ルート工作。
まずアブミを掛けて登っていかれた。


と、体験で参加のイレブンクライマーのFさんがいきなり右壁にトライ。
私がシャワーを浴びつつビレーをする。Fさんはカムを3つ噛まして、
最後は見事なトラバースで、滝の落ち口へ抜けた!
思わず拍車が沸いた。


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Fさんの残したザックを背負い(自分のザックはすっかり忘れてた)、カムの回収の為
私もセカンドでトライするが、最後のトラバースがどうしても飛べずに
かなり逡巡した。笑っているが、トラバースでの降られ落ちを心配して、
内心震えていた
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右足スタンスも右手ホールドもなく思い切って飛ぶしかない絶壁・・(><)
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Fさんが支点を構築してくれている間
左壁を登るNさんが見えた
イメージ 9



12:08、1時間余りかかって7名がようやくCS滝を抜けた。



澄んだ水と白い花崗岩の明るいゴルジュ
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13:35、この滝がゴルジュ最後の滝のようだ
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14:00、下山開始


14:56、CS2条6m滝は懸垂で降りる


川原歩きの中間地点で右岸の
シデノ本迫谷に気が付いた。
(往路には気が付かなかった)



16:00、南谷出合にて小憩


16:46、中ノ川出合吊橋


再びの長い長い林道歩き〜最後の緩やかな登りが辛い。


17;26、駐車地点着
(ここはアブが多いので虫除けは必携です)
着替えているとヒルがあちこちから出現し、わぁ〜きゃ〜と騒がしい。



片口谷は予想以上に美しい谷だった。
まさに宝石ゴルジュ!
磨かれた白い花崗岩とグリーンの澄んだ水。
緑に囲まれた明るく広いゴルジュは溯行するものを存分に楽しませてくれる。


ただ、片口谷出合までは、林道歩きと川原歩きで3時間かかり、
この長いアプローチがネックである。



真夏の暑い1日、楽しい大人の水遊びであるが、ちょっと時間がかかり、体力も要ります。

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最後のヒルの歓迎には蒼白になりそうです

2016/7/13(水) 午後 3:33 田舎の猫・みけ 返信する

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> 田舎の猫・みけさん,
ヒル・アブ・ブヨも嫌ですが、
これからはスズメバチも恐怖です。

2016/7/13(水) 午後 5:47 [ ikko ] 返信する

片口谷、やはり美しいですね。本流の土砂はずいぶん少なくなってる印象です。昨年は胎内くぐりもうまってましたので。本流の美しい渓相とアマゴが復活すれば長いアプローチも気にならなくなると思いますが、まだまだ10年以上はかかるでしょうねー

2016/7/13(水) 午後 10:01 [ @まんま。 ] 返信する

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> @まんま。さん,ご訪問ありがとうございます!
八幡谷でご一緒して以来で、その後のご活躍ぶりは常々お聞きして
おります。宝石ゴルジュの命名はまんまさんだったのですね(^^)地図上の胎内くぐりは発見できませんでした。片口谷出合付近は膨大な土砂が堆積していました。魚影は見かけませんでしたが、5m滝の右岸には釣屋さんのロープがありましたので、釣師の入渓もあるのでしょうね。

2016/7/13(水) 午後 11:09 [ ikko ] 返信する

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> ken*1_4*さん,片口谷に近づくにつれ土砂が谷を埋めるようになり、出合には土砂がうず高く堆積していました。アマゴが生息するような自然豊かな谷という昔日の面影などは、宇無ノ川には残っておりませんでした。

2016/7/22(金) 午後 10:03 [ ikko ] 返信する

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