日日是精進〜わたなべ企画事務所物語

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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。

昨4月26日(土)、東京の銀座で採ミツ作業を見学してきた。
そう、銀座ミツバチプロジェクト
本年1月の勉強会(幹事:渡辺いっこう)で、銀座ミツバチプロジェクトと銀座の活性化について勉強した。
 ⇒コチラ
そこで親しくなった同プロジェクトの世話人の田中淳夫さんにお願いして、採ミツ作業を仲間とともに見学させていただいたのだ。

採ミツは毎土曜日に行っているそうだ。午前9時、銀座の紙パルプ会館に集合。屋上へあがる。
いろいろ機器やら収納庫があったりで、そう広くは感じられないが・・・おおっ、透明のパーテーションで囲いがしてあり、中にミツバチの巣箱がある!

まず、受付だ。事前に事務局に申し込み、許可がないと見学不可。いきなりビルに押しかけてもNGである。
わが渡辺チームは総勢7名。
白いつなぎを着る。ううむ、メタボが・・・。さ、さあ、作業場に出陣。

イメージ 1会の朝礼・近況報告、そしてスタッフと見学者の紹介、注意事項が告げられる。
ミツバチは黒いものを警戒しときに襲いかかる(クマが天敵だから)、香水・二日酔いはNG。ハチは急な動作に驚き、ときに髪の毛にからまってパニックになり刺すことがあるとか。つなぎにはフードが付いている。
もっとも、ミツバチはめったに人を刺さない。刺すと腹がちぎれて死んでしまう。

ハチを落ち着かせるために煙がたかれている。
今日は曇天で、ハチはやや苛立っているとか。
イメージ 2虫除けネットがついた帽子をかぶり、作業開始。
周囲をハチがブンブン飛んでいる。
田中さんによると、蜜にはツツジと藤の匂いがするので、たぶん浜離宮あたりのものだろうと。
銀座からは数キロ離れている。銀パチたち、頑張っているねえ。

私たちも帽子をかぶり、数人ずつ囲いの中に入る。
囲いは、ミツバチたちのテリトリーを定めるもので、これがないとハチたちは屋上全体を自分たちの縄張りだと思ってしまう。
囲い部分の下には人口芝が敷かれている。
これは、水が溜まらないようにするため。
ハチはお腹いっぱいにミツを貯め、脚には花粉団子をつけて帰ってくる。
巣箱が近づくと、気が抜けて、フラフラと落ちるやつが少なくない。
羽が水に濡れると、もう飛べず、巣箱にも入れてもらえない。
巣箱の中は衛生管理が厳しい。あっ、これはハチたちの自主管理。
でも、人口芝を敷いておけば、落ちてもヨロヨロと這っての帰還もできるというわけだ。

イメージ 3巣箱から次々と板(名称が分からず)が取り出される。
この板にハチたちが六角形のユニットをつくり、そこに蜜を貯蔵したり、幼虫を育てたりしているわけだ。
柔らかい箒で板にしがみついているハチを払い落とし、ミツの詰まっていることを確認し、出っ張った蜜蝋状のハチの巣をガシガシとヘラで削ぎ落とす。
1つの巣箱に1匹の女王バチがいる。
彼女が逃げてしまうと、働きバチが全部ついていってしまうので、羽にハサミを入れて飛べなくしている。背中に白い点がつけられてある。
女王バチが弱ってきたり、年数が経つと、新しい女王バチが生まれる。
王台という特別なエリアに卵が生みつけられ、若い働きバチのみが出すローヤルゼリーが栄養として与えられる。
数匹の候補が羽化するが、壮絶な殺し合いの末に生き残ったものが新女王バチとなる。

イメージ 4作業している途中でもさなぎから成虫が出てくる。ほとんどはメスの働きバチだ。
まだ飛べずヨタヨタしている。女性たちがカワイソウに思って、指や手のひらに乗せてあげている。
おおっ、雄バチの誕生だ。雄バチは体が働きバチより大きく、黒くて眼がでかい。
ミツを集めることも門番も、女王や幼虫の世話も何もしない。ぬくぬく〜。
なんだかイイねえ。うらやましい−−なんて話していたら、「雄バチは大変なんですよ」と教えられる。
サバイバル戦に勝った新女王バチは、巣箱を飛び立つ。交尾のためだ。
ミツバチの交尾は上空30mくらいのところで行われることが最近分かった。
たくさんの雄バチたちがグルグル飛び回り、そこに新女王バチがやってくる。争いを制した雄バチが交尾の権利を得るが、交尾すると精子を注入する管がちぎれて即死。オトコは短命なのだ。

イメージ 5新女王バチは、15匹くらいの雄バチと交尾して巣箱に戻る。あとはひたすら卵を産むのみ。
元の女王バチは半分の働きバチをつれて外に出る。これを分蜂という。
私は産まれたばかりの雄バチをパーテーションのへりにそっと乗せてあげた。
(頑張れよ、同朋。幸運を祈る)

わがチームの者たちもハチに慣れてきた。
つなぎにハチがとまっても平気だし、すすんで腕にとまらせてやっていたりする。
むき出しの手にだってへっちゃらだ。
田中さんが、密集しているハチたちに触らせてくれた。

「手の甲を向けて。そおっと触ってみてください。どうです、暖かいでしょう。摂氏34度。ミツバチの体温ですよ」
イメージ 6サワサワッという羽の感触、そしてたしかに暖かい。
うう、生き物万歳だ!
何人もチャレンジ。
はじめ恐々していた女性たちが、ニッコリと。

巣箱から取り出された板は、採ミツ器に入れられる。
クルクルとハンドルを回すと、中に入れられた板が遠心力で器の内側にミツなどを撒き散らす仕組み。
底からミツと、切断された幼虫(コラーゲンです)などが出てくる。
それを濾せば出来上がり。
ちょっと舐めさせてもらった。
うう〜ん、甘くて美味しい。
私たち見学者は、巣箱での作業は当然させていただけないが(出来もしない)、この工程は入れ替わりクルクルやっている。
巣箱3つと少しで19kg。
まずまずの収穫とのことだ。
最後は瓶詰め作業。
ほんとうに銀座のビルの屋上で蜂蜜が作られていた。

イメージ 7ミツバチが苦労して集めてきたミツを頂戴し、巣を壊わして、蜂蜜という商品が出来るんだなあ。
ちょっと残酷ではある。しかし、もったいなくも、なんて素晴らしい自然の賜物なのだろう。
これからは感謝して味わわないとね。

⇒田中さんからコメントが!
「これから花蜜の最盛期になると巣の中が蜜が充満して、女王蜂が産卵できないと、群がイライラしてくるのです。子育てを出来ないくらいハチミツを採ってしまうと群が崩壊してしまうので、これは十分に注意しながら採ミツをしております。夏になって蜜枯れする頃は採りませんし、秋は冬を過ごす大切な食料ですから、これも当然採りません」
 な、なるほど。ちゃんとミツバチの習性・暮らしを理解しての行いなのですね。

ミツを空っぽにされたハチたちは、忙しげに、都心の花々目がけて銀座のビルを飛び立っていった。
ミツバチはほんとうに健気でカワイイ生き物だ。
(今日はお邪魔しました、すみませんでした)

「さあ、記念写真を撮りますよお」
スタッフ、見学者一同が整列。

「いきますよお。ハニ〜フラッシュ!はい、お疲れさまでした」
田中さま、銀座ミツバチプロジェクトの皆さま、そして銀パチの皆さん、どうもありがとうございました。
心洗われる、長く長く記憶に残る一日であった。

今日も精進の日々である。

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写真がうまくとれていますね。私も蜜蜂はっちをかつています。

2008/6/23(月) 午後 4:35 [ kyo-do ]

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コメント、ありがとうございます。ミツバチ飼っているんですか!? す、素晴らしい。いまは梅雨。はっち達にはいささか辛い季節かと思いますが、ここ乗り切ると、わんさか蜜がとれますね。健気なハチ達を見れば、イジメなんかなくなるんじゃないかと思うのですが・・・。エコライフに乾杯です。

2008/6/23(月) 午後 5:00 [ いっこうさん ]


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