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7月5日開催の第161回勉強会の内容抄録その5(第3部の2にあたります)。
※第2部:その3
※第3部:その4
2.テレビコンテンツの二次活用による地域連携情報サービス事業 ※㈱博報堂の資料による
■世界初!位置連動型テレビ番組映像配信 iPhoneアプリ
(1) 事業概要 一般的に「テレビで放送された場所(飲食店、観光地、ドラマのロケ地)」という認識は、その場所に特別な高い価値感を付加する効果があります。 本事業では、テレビ番組の内容や場所(緯度、経度、高さ)の情報を、それぞれの映像に紐づけてデータベースに保存。 最先端のセンサーを活用した携帯端末用アプリケーションにより、ユーザーの興味関心、そして今いる場所に連動したテレビ番組アーカイブの配信を可能にします。 ユーザーは「テレビで紹介された場所」、あるいは「著名なタレントが番組内でした体験」を、その場所に近づいたタイミングで視聴し、番組内で起こったことを疑似体験しながら街を楽しく回遊することができます。
普段、何とも思わなかった何気ない風景でも「テレビで放送された場所」という付加価値をその場でリアルに与えることで、今その瞬間が特別なモノに思えてくる、そんな演出を可能にするのが、本事業で開発する位置情報付き映像データベースと行動連動型アプリケーションです。 また、その場所に行かなければ出来ない新しい体験を、アプリケーションに搭載することで、人の行動を喚起します。
今回拡張開発する位置情報付き動画変換システム「Rocket Box」と、そのAPIで連携する携帯端末用の各アプリケーションは、平成22年度4月以降も全国の放送局をはじめとしたコンテンツホルダーや自治体などに、ASPサービスとして広く提供することを前提に開発いたします。 (2) 実証①:首都圏ブラタモリ連携まとめ
■結論 ・位置連動型のテレビ映像配信は行動喚起に繋がる ・テレビ番組×行動連動アプリは番組視聴率の向上へ ↓ ・テレビ番組映像の有効な二次活用法 ・マスメディアからリアル行動へ効果測定 ・次世代のマーケティング手法 (3) 今回の取り組みで見えた検討課題
■開発: ・APIの汎用性は課題が多い。 アプリによって使用する画像のサイズが異なるなど、デザインやハード的インフラの制限により、汎用性が落ち着くには時間が掛かりそう。
■コンテンツ: ・NHKは番組の権利処理にかなりの手間がかかった。 タレントや古地図などの権利処理はハードルがまだ多い。
■データ解析: ・スケジュールがタイトだったこともあり、ログの記録や出力機能の充実に至らなかった。 アプリのDL数と、動画視聴、フレームの使用数などが、全く別に残るため、解析にはかなりの手間を要した。 特にDL数はアップルのiTunes Connectという管理サイトのみでしか確認出来ない。 (4) 総括 ①マスコンテンツと国民の生活を近づけるツールとして大変有効であることが分かった。 ②地域密着を求める自治体や地元商店街、観光産業に大いに貢献出来るツールである。 ③地方のスマートフォン普及率がまだ低いため、普通の携帯端末でのサービスも同時に用意することがしばらくは必要。 ④ユーザーの属性を把握することで、さらにクオリティの高い行動連動サービスは可能になるが、ユーザビリティに反比例するため、どこまでの属性をどのタイミングでとるかは、検討が必要。 ⑤アプリというプラットフォームをオープン化するかどうかの検討が必要。業界の系列、コンテンツのクオリティからくるブランドイメージの維持などを考慮して、参加しやすいプラットフォームを検討したい。 最終部その6に続きます。
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