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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 3月4日(日)、趣味の古銭研究会『細道の会』3月例会に出かけた。 以前にも書いたが、『細道の会』とは古銭アンティーク・コイン、とりわけ日本・中国・朝鮮・ヴェトナム(安南)の古い貨幣の収集家の集まりである。 中国の太古の刀とか農機具とかの形をしたものを集めている人もいるが、多くは円形に四角い穴があいたもの(穴銭)が中心。 数十年にもわたるコレクターがコアの会で、私は入会して3年目の新参者だ。 やれ金質がどうだ、錆がニセモノ、これは中国銭をもとにした安南の写しだなどと超マニアック。 こんなこと書くと、女性たちに引かれるんだろうな・・・ さて、毎月第1日曜日に開催される例会である。 古銭についての各自の展示発表とそれについての論評のほかに、所持品の売買がある。 今回の私の収穫は次のとおりだ。 左から皇恩手皇恩通宝、別炉正隆手治平元宝、結淳熈手宣和通宝の3品。 いずれも安南銭で、「○○手」というのは地方政権のもので特定のタイプを表している。 例えば、「皇恩手」というのは、皇恩通宝を代表として、それと同じ金属質・同じクセの書体のグループという意味。 この3品はそうレアではないが状態がかなり良く、ゲットできたのは幸運だ。 ヴェトナムに頻繁にいき、かなりの量を発掘している原田氏からあわせて\7,000で購入。 満足、満足。 ヴェトナムの古銭はほとんど海外に流失してしまっているという。 日本には数十トン(数百トン?)入っているだろう。 シンガポールなど華人のコレクターも多い。 現在ヴェトナムは経済発展を遂げつつあるが、豊かになったヴェトナムの人々が自国の古銭のコレクションを始めようとしても、外国から輸入するしかない。 中国も同様の状況で(ただ膨大な鋳造量なのでたくさん出土しているが)、いま富裕層が買いまくっている。 私に入会を勧めてくれた静岡の杉山氏がこうつぶやいた。 「渡辺さんも、この道にはまってしまったねえ・・・」 帰らざる河!? 吾唯足知、か・・・全然だめだな。 今日も精進の日々である。 ◆追補
図にある古銭3点のうち、真ん中のものは「安法手・治平元宝篆元」であることが判明。 似ているのだが、やはり銭径が小さい。「宝」の冠が深いのも安法手の特徴。 |
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