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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 たしかに岐路に立った時、人は賭けに出るといってもいい。 「この設備投資は正解だろうか」 「いま転職するべきだろうか」 「この人と結婚しても大丈夫かしら」 ・・・・・・ しかし、いつも一か八かでは、はなはだ危なっかしい。 ギャンブルに臨むにも法則がある。 本書『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』は、ギャンブルにおける心理、勝負の流れ、そしてビジネスとしてのギャンブルについての諸要素がギュッと詰まっている。 著者の松井政就さんは、元ソニーのビジネスマンだ。 会社のミッションをこなす傍ら、ラスベガスでギャンブルを楽しむ“異色のビジネスマン”だった。 「異色」とか「異質」は日本ではあまり肯定的ニュアンスではない。 しかし、異才なくして飛躍なし。 創造性を尊ぶ組織では当たり前のことだ。 かつてのソニーでは異質を大切にしていたんだね。 そうそう、異質といえばこんなクイズが載っている。 「いまルーレットで赤が五回続けて出ています。 アメリカ人は強い目は強いということで次も赤に賭けました。 イタリア人はそのテーブルで一番の美人と同じ色に賭けました。 ドイツ人は確率的にそろそろ黒が出ると思い、黒に賭けました。 さて日本人はどうしたでしょうか?」 本ブログの読者の答えは如何? 本書は、ギャンブルに勝つためのHow toものではない。 ビジネス哲学書だ。 現場を重視せよ!/本当のホスピタリティは本業にあり!/異質・異能・異才こそが企業を進化させる!/金儲けではなく人儲けだ!/いまこそフェアプレイだ! 松井さんの体験の一つひとつには、日常に埋没しがちな私たちをハッと覚醒させる刺激に満ちている。 一読の勝ちいや価値あり。これは賭けてもいい。 今日も精進の日々である。 |
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2009年05月24日
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