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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 JR東京駅。 変貌したここの地下街を見ていなかったので、降りてみる。 GranSta(グランスタ)というんだね。 エキュート大宮誕生以来、駅構内が立派、すごいことになっている。 ここもいくつもの店があって賑わっているねえ。14時過ぎだけど、けっこう客も入っている。 ううむ。 ただ、ザッと見ただけだが総花的かな。乗降客がもっとも多様な駅だからということなのか。 この界隈には、八重洲の大丸東京店、地下街、また丸の内には丸ビル、新丸ビル、オアゾ、TOKIA等々がある。 その中でエキナカとしてのコンセプトがやや希薄なような。 東京の中心街では、地域間競争もあるけど、各々の商業施設の個性化が求められると思うな。 品揃えもいいけど、生活シーン・ライフスタイルによる差別化をもっと強調してほしいな、と個人的には思う。 なにか基本的に「この施設に入ったら、逃がさない、買い物全部をここで」みたいな思いがあるよね。 友人のJR東日本ステーションリテイリングの鎌田由美子さんはここを担当しなかったけど、今度訊いてみようっと。 お目当ては、地下1階の町村農場。 最近はいつもこの店でバターを購入しているのである。 昨年からバター不足が続いている。 朝のトーストにはやっぱバターがなくっちゃ困る。コンビニで入手できるのだが(頑張っていますね。感謝)、欲しいのは瓶や缶に入っているものなのだ。というのは、手が汚れにくいわけ。 小岩井のものを使っていたのだが品切れ。松屋銀座店にも京橋の明治屋本店にも、高島屋日本橋店にも三越本店にもなかった。くそー、意地でもゲットしてやるぞお。 そこで閃いたのが、新丸ビルの町村農場。 牧場直営だったらバターがないはずないと。そして・・・おおっ!足を棒にして歩いた甲斐があった。 −−こんなエピソードがあったのである。 カバーをはずすと、色が乳白色。 ふふん、バターナイフがスイスイとすべる。 手も汚れな〜い♪ 200グラムで¥1,000と高めだが、1ランク上の美味しさだし、OKでしょう。 お奨めです。 「あの〜、所長、これはいったい何が精進なんですか?」 とは、アシスタントの片桐くんだ。 「諦めてはいけない、ということだよ。私は執念で銀座から京橋、日本橋、さらに丸の内へと歩いて、至高ともいうべきバターを手にできたんだね」 「一事が万事と言いたいんでしょうが、このエネルギーを仕事に活かしていただけたらねえ・・・。所長、急にどこ行くんですか? えっ、アポがあった!? あ、コラッ、逃げるんじゃないですよ!」 今日も精進の日々である。 |
Life/food&drink
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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 中国産牛乳のメラミン混入問題。 牛の飼料にもメラミンを入れていた酪農家もいた事実が判明。 この牛は処分されるだろうから、倒産する酪農家はさらに増えるにちがいない。 まったく底が見えない恐怖の様相を呈している。 共産党政府は、違反者の摘発を強めていて、「もう大丈夫」と言いたいのだろうが、認識はきわめて甘い。 一度損なわれた信頼を取り戻すのは至難の業。 しかも口に入れるものは保守的で大変だ。 日本でも偽装によってブランド価値が著しく傷ついたケースがあったね。 「想いやり牛乳」。 加熱殺菌せず、搾り立てをそのまま商品にしているもの。 搾乳から瓶詰めまでのプロセスで、細菌類が混ざりがちなので、普通は加熱殺菌が義務付けられている。 63度C程で30分かける低温殺菌牛乳、120度Cで3秒で殺菌する普及品などがあるが、この「想いやりファーム」では無菌状態を保っているので殺菌の必要がない。 保健所のチェックを受け続けていているが、今日までOKと太鼓判だ。 無殺菌の牛乳商品は日本で唯一である。 すごいよなー。 この牛乳は、かつて日本テレビ系列で「どっちの料理ショー」という番組があって、そこの特選素材に選ばれた。 その際に映像では、「牛舎を清潔にする、人間の都合を優先しない、牛にストレスを与えない」等述べられていた。 関心は募る。 ただし、ちょっと高い。北海道で配送料もばかにならない。また生産量に限りがあり、注文が多い時期はけっこう待たされるという。 意を決してネットで注文してみた。1週間程の希望日で注文できた。 想いやり牛乳 Bセット(720ml×3本入) × 1 3,150円 送料 × 1 1,197円 代引き手数料 × 1 315円 ★合計 4,662円也 うわぁーい、早速賞味してみる。 臭いはない。実は、一般の牛乳の臭いは加熱殺菌でたんぱく質が変性した“焦げ”によるのだそうだ。 飲んでみる。 意外にさっぱりしているなあ。 もう一口。サラッと、サラッとしている。・・・でもコクがあるよ。・・・甘味もある。 何も足さない、何も引かない。素の美味しさとはこういうものだな。うん。 たんぱく質は変性しても栄養学的には同じというが、はたしてどうだろう。 乳酸菌は50度Cで死滅する、カルシウムだって無傷ではない。 しかし、これらに焦点をあてると、市販の牛乳すべての否定になりかねず、酪農は産業として成り立たなくなる。 う〜む。 ※牛乳に関する論争はウィキペデイアをご覧になられたし。 この「想いやり牛乳」は常温で腐らず、放っておくとヨーグルトになるという。 何年もカスピ海ヨーグルトを続けている母親にお裾分けする。 きっといいヨーグルトが出来るよ。 親孝行ですな。 「なにエラソーに言ってるんですか。どうせまた直ぐに飽きるんじゃないですか」 いきなり失礼な発言はアシスタントの片桐くんだ、 「おいおい、失敬だろう、それは」 「所長は、カスピ海ヨーグルトも挫折したし、体操のジム通いも続かなかったし、東京カレーの名店制覇も4、5軒で中断でしょう。小銭集めも・・・」 「小銭じゃない、古銭じゃ!」 「・・・女性との付き合いだって長く続かないようですよねえ」 そ、それはアンタッチャブル! とにかくだ。この「想いやり牛乳」、ぼちぼちと継続してみよう。 想いやり・・・かあ。
今日も精進の日々である。 |
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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 友人の女性に第141回勉強会のご案内をしたら、「ごめんなさい。欠席です」とのレスが。なんでも遅い夏休みで、京都へ行くという。 「京都ならお任せください」 頼まれもしないのに、すかさずお奨めの店等を紹介した。京都オタクなもので・・・ まず料理屋ならこんなところがあげられる(順不同)。 木屋町界隈では、たん熊北店、露庵菊乃井 木屋町店の2店。いずれも名店の呼び声高し。端正で創意工夫を凝らした京料理が味わえる。 出町柳近くのはやしは、ただ今の京都一番の腕と評判。人気沸騰中だ。上記2店とも@\15,000〜20,000くらい。 もう少し気軽に粋に京料理が味わいたい向きは、祇園下河原(八坂神社の南門を出た先あたり)の阿吽坊(あうんぼ)がいい。精進料理の店でヘルシー。夜@\7,000〜、昼は@\2,500ほど。清水寺から三年坂、二年坂と下ってきたところと好立地。また、向かいには下河原阿月という甘味処があって、焼きたてのドラ焼き(三笠)が買えるのだ。せっかくのヘルシーな料理の後なのだが。 彼女からは、はやしと阿吽坊を依頼してきた。 ならばと、我が友、伏見の銘酒「月の桂」14代目社長の増田泉彦さんに仲介の労をとってもらった。京都の人からの予約の方がいいからね。 ところが、「帰りの新幹線の時間を考えると、阿吽坊より駅に近い方がええで」と、木乃婦(きのぶ)にチェンジしたではないか!おい、私にも教えてくれていない店だぞ。 と、ともあれ、料理はこんなところ。 スイーツ情報も追加。 なんといっても麩饅頭の麩嘉。美味しいけど日持ちしないのが難。 私の大好きな松屋常盤の「松風」。ややこってりめ。お茶もいいが、ミルクに合うんだよね。 祇園を散策したら、鍵善良房のくずきりをツルツルしてもよし、茶寮 都路里 本店の抹茶パフェを味わうもよし。 下鴨神社のみたらし団子も美味だが、すごいのが美玉屋の「黒みつだんご」だ。ちょっと遠くて、店の佇まいはごく普通。しかし驚異の美味さであった。京都原人の増田さんもよう知らん希少さだったが、最近はブログにもとりあげられている。 シュークリーム専門店クレーム・デラ・クレーム。1日に2度しか焼かない「ロイヤル・シュークリーム」。ああ、懐かしい。 「まるで『京都メタボの旅』ですね」 にくたらしいことを言うのはアシスタントの片桐くんだ。 「ふ、ふん。そのかわりに京都は歩くんだよ。いつも定宿の京都ブライトンホテルで647号室を予約するんだけど、ホテルから祇園、東山をずっと歩く」 「<647号室>って何んなんですか?」 「やはりそうきたか。教えてしんぜよう。京都ブライトンは6階建てだから最上階がいい」 「ふむ、ふむ」 「で、あそこはロの字形をしていて、眺めは東向きがサイコー。手前に御所の森、遠くに東山連峰が見えるんだ。その辺・サイドの真ん中が647号室あたりになるわけ」 「ほほ〜う、そうなんですか。でも、ブライトンといったら安くないはず。@\30,000超でしょう。へぇ〜所長にもリッチな時があったんですね」 ううっ。そういえば京都にはずいぶんご無沙汰しているなあ。 食欲の秋はもうすぐそこ。がんばろうっと。 「所長はやせないとダメでしょう。京都行くと太りますよ!」 なのにあなたは京都へ行くの・・・ 今日も精進の日々である。
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「所長、江戸前のシロギス釣り、絶好調みたいですよ。あ〜『東京湾キス&大アナゴ釣り』行きたっかったなあ」 「船の貸切人数が揃わなかったんだから仕方ないじゃないか。まあ、キスは今が旬で鮨ネタにいいんだよね。さっぱりして美味いんだ、これが」 「お鮨食べたいです〜」 私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 名店がひしめく中、私が行くのは6丁目の青木鮨と8丁目金春通りの久兵衛の2店。 青木鮨については以前に書いた。 久兵衛はある意味最も銀座らしい店だ。技量が上の店はいくつもあるだろう。しかし、ホスピタリティは随一だと思う。 とある晩、某女性を誘って久兵衛に行った。 鮨屋はカウンターに限る。久兵衛では1Fカウンター。 私は秋田の銘酒「新政」を味わいつつ、刺身をつまんで彼女を待っていた。 板さんからは、「お連れ様、遅いですねえ」と何度も心配され、「新政」はいつしか2本目となっていた。 一瞬、店中の人たちがワッと一斉にこちらを向く。いったい90分も待たせたのはどんな女なんだ? 「来ないかと思ったよ」 「そんなことあり得ない。久兵衛ですもの。はい、かんぱ〜い。すぐ追いつくからね」 「えっ。か、乾杯」 ビールに冷酒を重ね、平目と鯛の刺身を瞬く間に平らげる。 「握りましょうか」 板さんが声をかけてきた。 「僕はこはだをもらおうか」 「わたしはカツオがいいな。そのあとトロね」 よく食べ、飲みつつ、仕事のこと旅のこと音楽のこと、会話が弾む。 ああ、なんて綺麗な横顔なんだ。 こっ、これはもしかしてFalling in Love !? 終盤戦。アナゴを握ってもらい、さあ、巻物だ。 「ここはダイナマイトにワサビ巻きを」 「旦那さん、当店はワサビは刻みでなくて磨りますよ。そうでないと香りがたたないですから」 「も、もちろんだよ」 「お嬢さんは何にします?」 「う〜んと・・・」 さて、ここで問題です。彼女は何を注文したでしょうか? 「また握りとは・・・。いったいいくら食べるんですか。でも、なんで変な歌が入るんですか!?」 「これ歌っているのは?」 「たしかダ・カーポ・・・・Da capo、最初に戻る、と・・・・」 「そう、座布団1枚ものだろう? “戻りガツオ”というしねえ」 「・・・・それ意味ちがうと思いますよ」 上等なワサビはツーンと鼻の奥に利き、思わず涙が零れ落ちてきた。 彼女の姿がにじんで・・・やがて見えなくなった。 今日も精進の日々である。
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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 寒い。5月、立夏を過ぎたというのに気温が15度以下だ。 卯の花くたし、はしり梅雨である。 体を温めようとスープを買いに近くのセブン-イレブンに行った。 店に入ってまっしぐら。これこれ。 セブン&アイのPB商品だ。 クセがなくて飲みやすく、クオリティ高し。 薄味と感じる方がいるかもしれない。でも、だからいいのだ。化学調味料・香料・着色料等が入っていない。 飽きがこない自然の味なんだな。 店のオジサンに訊くと、静かなブームなのだそうである。やはり。 ちょっと前に、銀座で女性陣4名とワインのカブ飲み会をやったのだが、言いだしっぺの一人のセブン&アイの女性がドタキャン。 チェッとヤケ酒で二日酔いになった(本当は女性たちが酒豪で付いていけなかったのだが/涙)。 「すみませんでした。お詫びです」と頂いたのが、このスープ。 おいおい、自社製品じゃないかよ。ブツブツ言いつつ賞味してみたら、なかなか良いじゃないか。とっても優しい。すっかりハマってしまった。 してみると、“お詫び”は陰謀だったにちがいない。 このじゃがいもスープに、モチモチした浅野屋の「パン・ド・ミー」を食す。 ふーっ、一息つけた。 セブン-イレブンに関する話をもう少し。 セブン-イレブンだけでの販売。もっともセブンはコーヒーのカートリッジの販売がメインなのだが。 デモやっていたので、テイスティングしてみた。 コーヒー音痴なのでよく分からないのだが、かなりのコストパフォーマンスで人気とのことだ。 コンビニで缶コーヒーではなく、本格コーヒーねえ、そういう時代なんだなあ。 そうそう、セブンといえばクリームパン(と勝手に断定)。 中のカスタードクリームが固まらずトロトロしていて実に美味しい。 友人である、同社のI取締役に伺うと、「後からクリームを注入しているんですよ」と。 そうか、別にパン生地にクリーム入れて焼く必要はないんだな。 数々のクリームパンを制覇してきた強者(えー、私のことです)からして、かなりの高得点である。 そのI取締役が担当しているセブン-イレブンのサイト。本稿を書くにあたって、のぞいてみた。 ほおお〜。 「じゃがいものポタージュ」、それに一緒に購入した「一番摘み ほうじ茶」(こちらもセブン&アイのPB商品)も載っている。 このほうじ茶もいい風味していた。 おおっ、完全予約制「ポケモンべんとう」とあるぞ! 小学館で働いていたことがある者としては、これは宣伝せずばなるまい。 このセブン-イレブンのオリジナル弁当は、7月23日まで予約受付していて、7/19〜7/27に店頭にて引渡しとなっている(詳しくはサイト、もしくは店頭で確認されたし)。 お子さん、お孫さん、カレシ、カノジョにいかがですか?(もちろん、自分で食べてもよし) 7月19日は、劇場版ポケットモンスター最新作「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」の公開日。 エグゼクティブ・プロデューサーの久保雅一さんは、私が幹事を務める勉強会のメンバーで、年に1回は映像作品やコミックの動向、知財ビジネス等についてレクチャーしてくれている(念のため検索してみたら、Wikipediaに載っているよ!)。 この夏、このポケモンとジブリの宮崎作品「崖の上のポニョ」がぶつかるね。 どっちが勝つか?いや、両方見ればいい。 どちらも、世界に冠たるアニメ作品なのだから。 ということで、一杯のスープが人をして饒舌たらしめた。素晴らしい商品だ。お試しあれ。 (勉強会には、ファミマさんやam/pm関係者さんもいる。基本的に中立ですからね。今回は出会った商品等がたまたまよかったわけです。はい) 今日も精進の日々である。 【追補】
そのI取締役から、「こういうのもありますよ」と情報をいただいた。 『ペ・ヨンジュン プロデュース 高矢禮(ゴシレ)弁当』 予約限定、\2,500 イケメンは感心しないけど(過剰反応?)、アニハセヨー、大人の弁当だ。 6/8まで店頭にて予約承り中。 |





