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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 ご招待いただき、エキュート立川の内覧会に行ってきた。 オープンは10月5日(金)。 東Tokyoを地盤とする私にとっては、立川はいささか遠い。久しぶりの訪問だ。 新宿からもけっこう時間かかるなあ。 「なに言ってんですか。だから独立した商圏をもっているんじゃないですか!」 到着前から叱り付けるのは、アシスタントの片桐くんだ。 彼女の言が正しいことは、立川駅に到着して実感した。 人、人、人・・・。 ここ立川は西Tokyoの集積地点なんだな。 スタートの16:30を10分ほどしか遅れていないのに、既にずいぶん人が入っている。 大宮の時はそうでもなかったが・・・ 「もうエキナカ、エキュートがしっかりTake offしたということでしょう?皆さん、そう認識しているんですよ」 またグサッと指摘されてしまった。 構造を把握しよう。 1Fが鉄道で、2F〜4Fに施設が開業する。 ⇒ecute立川のサイト(ようやくup。ちょっと見にくいかも・・・) まず、2Fからだ。 食が中心だが、今までと異なることがある。 「改札内エリア」と「改札外エリア」に別れている。 エキナカ=改札内だったのだが、すぐ隣接するとはいえ、改札外に施設をつくったのは注目だ(内覧会は改札機能はストップさせていたが)。 順路はこちらからだ。すぐ左に「野菜ソムリエの店 Ef」。旬の野菜&フルーツとフレッシュジュースの店だ。 エキュート・オリジナルの洋惣菜店『V PALETTE』、小麦粉・白砂糖・添加物・保存料を使用しない玄米スイーツの『LE GENMAI』(アレルギーをもつ方たちはうれしいだろうな)、あんみつ専門店『和吉』、京都の抹茶デザート専門店『京都・森半』・・・エキュートらしいこだわり、実力店の目利きだ。 地元の(と言っていいだろう)国立の人気アイスクリーム店『MILK TOP』、小金井の洋菓子店『Quatre-Quarts』、立川のチーズ&チーズケーキ専門店『cheese-oukoku patisserie Judan』。 「地域との共生ですね」とは片桐くん。 “駅から客を出させない”、“駅前商店街をさびれさせる”、“鉄道という強力な集客力を独り占め、うまくいくのは当たり前”などと、十年一日の輩やパフォーマンスを素直に見ない人たちが言う。 でも、ちゃんと一店一店見れば、エキュートが初めて「発掘」した店、カスタマイズさせた業態・商品がたくさんあるのが分かるはず。 業者に丸投げせず、スタッフがきっちりとテナント選定しているのだ。 まあそうではあっても、地域とともに栄えるのは望ましい。 そんな配慮のある店たちを見つけ、うれしかった。 『Milkbar&BakeDonut』ミルクスタンドが進化。中華ワンタンの『雲呑好』、大宮で人気の『かにチャーハンの店』。おおっやはりいなり専門店『豆狸』がある。 他には、幡ヶ谷の名和菓子店『ふるや古賀音庵』、『金沢まいもん寿司』・・・ギフトサロン・雑貨もある。 ふうっ。 「所長、もうお疲れモードですか。次行きますよ!」 ・・・・・・ バックヤードをぐるっとまわり、スタート地点に戻ってエスカレーターあがって3Fだ。 3F:Life & Style。 アバレルとファッション雑貨がいーぱいある! しっかり20〜30代の女性をターゲットにショップを揃えている。 この広さと品揃え、エキュート大宮・品川にはなかった。 う〜ん、これはルミネ、グランデュオ危うし! あっ、行きつけの数奇橋にある眼鏡店『KAMURO』があるぞ。ちょうどいいや、緩くなっていたので調整してもらおう。 まったく女というものは・・・ まあ、これだけ色々あると胸はずむわな。 パンケーキ、お茶、風呂敷、京都雑貨、ベビー商品、リラクゼーション、アーティスト・ショップもある。 喫茶コーナーが二つ、パンケーキのイートインが一つ、この3店が対角線上にある。 一服するスペースは大切だ。 エキュートはとりわけトイレに気をつかっているから。 おっ、ベビールームの『たまひよステーション』がある。 Men's Roomに入る。 手洗いが画一的でない(JRの施設ではかなり画期的なことですよ)。素敵だ。アロマの香りもする。 キレイ、ゆったり。商業施設はトイレが鍵。 エスカレーターあがって正面に歯科医院。通路を行くと英会話スクール。突き当たりは保育園『ポピンズナーサリー立川』だ。 中にあがらせてもらう。ふうん、縁がないけど保育園だねえ。奥に小さいけど天然芝生の庭がある。 出勤前に子供を預けて、電車に乗る。帰りに引き取って自宅に、か。 どれくらいニーズがあるかな?興味深い。 「何見ているの?」 「所長もどうぞ」 ん?・・・ああっ、万華鏡だ! 子供の目線の高さにいくつも設置している。 遊び心だねえ。素晴らしい。 あっ、申し忘れたが、3F・4Fは改札外である。 「鎌田社長にお会いできなかったですね」 「うん。人が多いし、挨拶やら何やらで忙しいんだろう」 エキュートの社長の鎌田由美子さんは、私の友人、勉強会のメンバーだ。 もう10年以上の付き合いになるなあ。ずっと成長を見続けてきた。 プレーヤーからマネージャーに。いい仕事ぶりだ。 今回も頑張りましたね。おめでとう! 繰り返すが、エキュート立川は、10月5日(金)にオープン。
今回も驚きと感動が待っています。 是非足をお運びください。 ちょっとばかり時間と電車賃がかかる人も多いだろうが、それに見合う価値あり。 たしかにバージョンアップしている。 これは必見。お奨めです。 |
ちょっとそこまで
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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 一昨日の9/21(金)、東京神宮前で開催されている下田昌克の個展『FACES』を見てきた。 友人のAさんがプロデュースしているとのことで、足を運んだ次第。 予備知識はなかったが既視感があるのは、毎日放送「情熱大陸」でとりあげられたことがあり、それを見たからだろう。 地下鉄「神宮前駅」を出て、明治通りを渋谷方面に2〜3分歩き、2つ目くらいの信号あたりで左折したすぐ突き当たり。 お洒落なファクトリーのようなスペース。1Fにはグッズが並べられ、2Fが展示ルーム。 下田さんが旅した中で出会った人たちの顔を描いた作品が100点以上展示されている。 うわぁ壮観。 なにか秦の始皇帝陵の兵馬俑を連想させた。 当たり前だけど、それぞれ個性が異なる。 アジア系が多いなあ。ヒスパニックも。 みんなジッとこちらを見据えている。 視線がつよい。 じいさん・ばあさんたちには刻まれた年輪が写し取られている。 なかには、まっとうでなさそうな人生も・・・ 顔を描くってコワイなあ。 こんどは「修善寺物語」を思い浮かべた。 瞳がきれいだ。 「やあ」「はーい」−−挨拶してくれている。 温かい。 人は鏡。下田さんの人間性が、相手の顔に反映されている。 すべての絵には、モデルのサインが入っている。 裏にはいろいろとメモとか“落書き”とかが書かれているという。 友人のAさんは、「彼は絵を売らないのよ。画家としたら、それってマスターベーションよ」と言う。 でも、これじゃあ売れないよなあ。 己の人生を削り取るわけだから。 その人たちとの思い出を売っ払うわけだから。 下田昌克展「FACES」は、10月3日(火)まで。 人の優しさに出会いたい方、お奨めです。 2007年9月19日(水)〜10月3日(水) TOKYO HIPSTERS CLUB 2F FREE SPACE (渋谷区神宮前6-16-23 THC ビル 2F) 入場無料 http://www.701-creative.com/shimoda/gallery/ |
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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 我が友、黒澤淳一さんから個展開催の案内をいただいていて、初日の今日行って来た。 黒澤さんは、日本で唯一のTVのコマーシャルフィルムのデータバンク、CM総合研究所の常務取締役だ。 金沢美術工芸大学を卒業されていて、同大学OB会はこれまで東京を舞台にユニークなクリエイティブ活動を展開されてきた。 いただいた案内パンフレットを開いて見ると、・・・! 今回は規模がスゴイ。 銀座の122の画廊を会場にして、個展やグループ展、あるいはテーマ別の発表会を行うとのことである。 銀座MAPを眺めると、1丁目から8丁目まで隙間なく点在している。 大手代理店さんが介在しているかの如き感があるが、尋ねると一切ご自分たちでされているとのこと。 やりますねえ〜。 黒澤さんの個展をのぞきに行く。 於 ギャラリーLa Mer 中央区銀座1-9-8 奥野ビル205 TEL.03-5250-8108 9/10(月)〜15(土) 12:00〜19:00 ※最終日は17:00まで テーマはINGURIMONGRI。「淫栗悶栗」とも書く。 男女の姿態の様々な組み合わせで造形するというアートだ。 言葉で説明しようとすると、どんどん怪しい感じになってしまうなあ。 右は代表作(案内の葉書からスキャン)。 ううむ。あの手この手か・・・ この励みよう、夫婦仲相談所のすずね所長が喜びそう(笑)。 肉筆画もあるし、オブジェもいくつもある。 (見ていたらなんか腰がいたくなった・・・) 仕事頑張って頑張って、そのうえでの創作。 やりましたね。素晴らしいです。 この遊び心を味わってほしいものです。 一見をお奨めしたい。 えっ、聞けば煩悩の塊のようだ!? ちゃんと昇華されているのか、ですって? う、う〜ん、それは・・・ アシスタントの片桐くんだ。 「淫栗悶栗」 「えっ、なんですかそれ?」 「これなんだけど・・・」 「・・・・・・きゃーっ」 って、アートだよ。 今日も精進の日々である。
※注:作品の掲載は、著作権者の黒澤淳一さんより許諾いただいております。 |
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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 ⇒前回記事 それを読んでくれた友人のK氏からメールをいただいた。 K氏は、以前にプランタン銀座で役員を務めていた人だ。 こんな要旨だった。 ◆銀座の変化を見る際の最大のポイントは、伊勢丹の銀座参入です。 ※伊勢丹と三越が経営統合しますね。 三越は問屋依存の体質が変わらない。MD力も人材もいない。 プランタン銀座にももはや人材はいません。 丸井は生粋の百貨店とは言いがたく、MD力はない。恐るるに足らず。 松屋は、伊勢丹のノウハウと人材力に戦々恐々としているでしょう。 ◆百貨店では、外商や食品・レストランは低利益率で柱にはなり得ません。 紳士服と婦人服が全てで、それが生命線。 この点でも、伊勢丹のポテンシャルが注目されます。 ◆銀座は(他のエリアもですが)これからは富裕層狙いです。 うう〜む。イ・セ・タ・ンねえ。 新宿方面はあまり行かず、伊勢丹も定点ウォッチングしていないので、ピンときてなかった。 銀座について整理してみよう。 中央通りに並んでいる松屋、三越、松坂屋(J・フロントリテイリング)は、伊勢丹を新展開の核として富裕層を意識した高級ファッション化する。 中央通り、晴海通りに面するスーパーブランドの路面店も、富裕層並びにそれに憧れる層を誘引する。 一方、2丁目と3丁目の間の「マロニエ通り」。 こちらは、有楽町丸井(その先のビッグカメラも?)ともリンクして、プランタン銀座・マロニエゲートが若者を導き入れようとしている。新しい施設・ショップも続々登場の気配。 −−こういうことだな。 先の私のレポートでは、マロニエ通りが大改造のトリガーの如く書いたが、本筋は伊勢丹がリードする中央通りのラインなわけか・・・ 銀座は地価が上昇してきている。家賃も固定資産税も高くなるし(人件費も)、商品も高めの価格帯の物が増えるはず。 ああ、勉強になったなあ。 Kさん、ありがとうございました。 今日も精進の日々である。 |
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私は渡辺いっこう。フリープロデューサーである。 正面から見たいと、少し遠回りしてJR有楽町駅からアプローチ。 改札出ると、丸井有楽町店が建設中。有楽町再開発の目玉だ。 来月オープンとのことだが、若者に強いと言われる丸井がこの街にインパクトを与えるか。 目の前に見えてきたなあ。新しい風景だ。 それにしても首都高とか鉄道とかが、景観を損ねているなあ。街を分断しているし。 都市計画は100年先まで見据えねばならないのに、そんな器量のある人間は後藤新平くらいか。 ブツブツとつぶやきながら外堀通りに。 おおっ、ゲートだ。 プランタン銀座と通り(マロニエ通り)をはさんで並び立っている。 第一感はちょっと地味な外面。 銀座との調和を意識したんだろうか。まあ悪くはない。 中に入る。 地下1階、地上12階。 B1〜4Fがファッション・エリア。 B1・1Fの「UNITED ARROWS」が大きな売場で目立つ。 上の10F〜12Fがレストラン・エリア。 10Fの「ミラヴィル インパクト」。フレンチレストランなのだが、スイーツのコースがあるとTVで放送され、人だかりだ。 タイ料理の「ジムトンプソンズテーブル タイランド」のマンゴーを使ったオリジナルのスイーツに惹かれた。タイ料理はちょっときている。 銀座でハンズとはと喜ぶ人もいよう。 「GINZA HANDS」と名乗って、明るくキレイな店内は好感。 でも、レジのオペレーションがダメ。 入り口を1箇所にしてさばこうとしているが、客の意向を無視したもの。説明もない。改良するべし。 売場面積は、東京ミッドタウンや新丸ビルとは比較にならないほど小さい。 でもインパクトは強い。 パブリシティは大健闘だ(読売エージェンシーのMさん、頑張ってますね!)。 ターゲットは20代〜30代の男女(残念ながら、小生はハズレ。ううむ)。 顧客の平均年齢が高い銀座エリアに新しい風、その入り口(ゲート)たらんとしているわけだ。 これは隣のプランタン銀座とセットでとらえるべきだろう(リニューアル予定と聞く)。 ここも若いOLが対象の店だ。 ルイ・ヴィトン、カルティエ、シャネル、ブルガリ・・・。若い世代も大いに引き寄せられている。 また、銀座Velvia館など、このマロニエ通り界隈は建設ラッシュだ。 丸井が核になる「有楽町イトシア」からマロニエゲート、松屋銀座ルイ・ヴィトンに通じるルートが新規顧客を誘引する。 従来の南北の流れから東西の動きが加わる。 これは銀座大改造だ! 銀座から目が離せない。 今日も精進の日々である。
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