イコロ動物病院スタッフのこぼれ話

北海道千歳市にある動物病院のスタッフブログ。犬のしつけや猫ボランティア活動などについてお伝えしてます。

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今月24日、千歳市にあるACIUドッグランパーキングを1日貸切にいたしまして、静岡愛犬救命訓練士の鈴木沙也佳先生を講師にお招きした犬の勉強会(しつけ教室)を当院主催で行い、無事に終える事が出来ました。
午前午後の2回に分け、各回12組がご参加いただきました。たくさんの方やワンちゃん、遠い所から来て下さり、感謝申し上げます。

飼い主様だけの参加だったりワンちゃんと一緒に参加されたりする方々もいる一方、これから犬を飼育しようと考えている方、ドッグトレーナーを目指している方のご参加もありました。
犬の年齢で見ると、下は10ヶ月から上は13歳と幅広く。しかし問題行動でお悩みの飼い主様からのお話では、2〜3歳のワンちゃんが多いように感じました。
問題行動が顕著になってくる年齢です。
沙也佳先生がおっしゃるには、1歳半〜2歳の時期、2歳半〜3歳の時期に問題行動がひどくなってくる事があるようです。
犬生が熟成してくる感じでしょうか?人で言ったら20代と40代頃かな。確かにそういう時期かもしれませんね…。
最初に問題行動が現れ出す時期は生後6カ月頃だと思います。人で言う思春期が来て、飼い主を試し始めたり反抗したりする時期です。その時にどういった対応をするかで問題行動が発展していくか否かに分かれる気がします。

勉強会は飼い主様からのお悩み相談を一つ一つお答えしていく流れで行われました。そのお悩み事を少し挙げてみましょう。

● ドアのチャイムや来客で吠える(無駄吠え)
● 犬がくわえた物を離さない
● 訓練士の言う事は聞くが、飼い主の言う事は聞かない
● 犬の気に入らない事を飼い主がしようとすると唸ったり咬んだりする
● 散歩で子供や犬にビビる

1番目の 「ドアのチャイムや来客で吠える」は、飼い主にとっては無駄吠えに感じるかもしれませんが、犬は無駄だと感じていません。吠える事は犬にとって本能だからです。しかも自分の縄張り(家)に『知らないやつが来た!』と警戒します。
それで吠える。『誰か来たぞ!誰だ!?』犬にはちゃんと意味があります。
それならば犬を吠えさせておいていいのか?
それは飼い主の考え様ですが、1回吠える程度は許すとして、それ以上になるなら止めさせる、吠え続ける事を認めないという感じでしょうか。
ウチの大吉はそんな感じでやってます。
注意した時に、次にフセマテをさせて犬に正解を教えてあげる事が大切だと勉強会でお話がありました。
吠えるのを注意しただけでは、犬はどういう態度や行動が正解なのか分からないからだそうです。だから、これが正解だよという行動を犬にさせます。フセマテが良いそうです。

このフセマテ。
例えば、散歩の時に向こうから犬や人が来たら吠えたりする子はいると思うんですが、吠えさせないようにフセマテを犬にさせる事が良いのですが、犬が向いている方向が重要です。向こうから来る犬や人をジッーと見させているのは獲物を狙っているような感覚になり、良くありません。
いますよね?ジーッとこっちを見ている犬。飼い主は自分の犬が伏せたり座ったりして待ってている事で満足しているかもしれませんが、ずっとガン見。
感じ悪っ!って思いませんか?
大吉と散歩していると通りすがりに犬をずっと見てくる人がたまにいて、あれは犬も嫌ですよ。その人が『この犬かわいい〜❤』と心の中で思っていたとしても、です。
だから、そういう時は飼い主の方に向かせてフセマテさせる事が正しいです。

犬の一つ一つの行動にどういう気持ちがあって、どういう意味があるのかという事を飼い主が考えて受け止める事。
そして状況に合わせて、犬にしてほしい行動してほしくない行動の線引きを明確にする事。
小さな我慢を日常から教え、それをレベルアップさせていく事。

このような事を勉強会で学べました。しかしながら、これは一部に過ぎません。
沙也佳先生が午前午後合わせて4時間、動きながらお話してくださいました。

参加者からは、もっと実技が観たい!もっと少人数で内容を濃く!といった満足度の高さがうかがえるご感想を頂きました。
さらに、またやってほしい!というお声も。
天候の悪い中、沙也佳先生のお話を真剣に聞いて下さる飼い主様方のお姿を見ていて、とても嬉しく感じていました。


なので、第2回「優れた飼い主になる為の勉強会」開催を検討中です!
悪天候を考慮し、室内でも出来るような場所を借りられないかなぁと考えたり…。
(もしこれを読んで下さっているドッグカフェやドッグランを経営されている方で、うちの場所貸すよ!とおっしゃって下さる方いらっしゃればご連絡お待ちしてます!笑)
今回の内容や反省点を踏まえて、もっとより良い勉強会を開催できるように頑張ります(*>▽<*)ゞ


イメージ 1
鈴木沙也佳先生


イメージ 2
大吉もちゃんと聞いてましたよ?



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