リトル・ロッテの小部屋

ようこそ、時空総合事務局 事件課所属 ロッテのブログへ

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「で、みんな戻ったんでしょ? 」
美瑠久が夏彦に尋ねた。
「うん、もちろん」
夏彦が答えた。
「時倉、じゃない、北条はどうしたんですか? 」
良閏が尋ねた。
「うちの高校辞めて時間配給所に入ったよ」
「ロッテは? 」
空音が尋ねた。
「不思議なことに、北条事件をきっかけに明るくなったんだよなぁ、これが」
夏彦は苦笑した。
「北条が自分の魂を奪ったって知ってるのか、ロッテは」
恒星がやや怒って言った。
「ええ知ってるわよ。事が落ち着いてから、あの子にも話したから、それでも北条のことが好きみたい、今でも時間配給所の場所を探してるわよ」
織女が笑った。
「飽きれた子だな…」
恒星がため息をついた。
「あの子にとって北条は天使だったみたいよ」
織女はウインクした。
「それから、ロッテはどうなったと思う? 」
夏彦がもったいぶった。
「どうなったの? 」
星川兄姉妹弟(きょうだい)は身を乗り出して聞いた。
「時間泥棒になったんだ! 」
夏彦が勢い込んで発表した。
「え〜っ!? 」
驚きの声を上げる星川兄姉妹弟。
「『北条君の後継ぐの〜! 』とか言ってやってるよ」
「それじゃあ、ロッテも人の魂を奪ってるの? 」
空音がいきり立って尋ねた。
「違うよ。魔法を身に付けて、タイムトラベルして犯罪者に犯罪をやめさせてるんだ」
「そうなんだ〜! 」
美瑠久が笑った。
「賛否両論で、時空警察に追われることもある」
「僕は、がんばって欲しいな」
良閏が言った。
「そして、私達は結婚して子どもができた…」
織女は目を細めてベッドでスヤスヤ眠る三人の子ども達を見つめた…

時間泥棒の事情 終わり

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