††† 独り言 †††

バルセロナという街に、恋をしてしまいました。

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もとわと言えば。

 泡沫の昼下がり。そろそろ家の中の食料も底をつきかけてきたので、買いだめをせねば。さーって、ちと散歩ついでに行ってくるか、ってことで近くのスーパーに赴く道すがら。幼稚園のお散歩の列と遭遇。・・・なにやら、フツーの幼稚園キッズとは様子が違う模様。……いまどき珍しい、黒いゴミ袋かぶってやがる。っえ、君、服がないの?隣のリトルボーイはスパイダーマンの格好をしてやがる。おいおい。親のセンスを疑うぞ。って、思ってたら、引率の先生……「千と千尋」の顔なしのお面かぶってやがる!顔なしなのに。イヤ、顔なしだからか?っえ、君、なにやってんの?しばらくその列に付いて行ってみると、おもむろにキッズたち一行がインド料理カフェの中に入っていき、口々に「Trick or treat!!」と。

 ハロウィン。こんなイベント、日本ではゼッテー普及しないと思っていた。あたし、そんなふうに思ってたの。ハロウィンがいつかもわからない。キリスト教のイベントとして、クリスマスとバレンタインは日本で完璧に市民権を得たけど。にしても、その普及の仕方がまた日本っぽい。クリスマスは家族と過ごすのでわなく、恋人たちのイベントになっている。なぜかラブホもこの日ばかりは強気な予想外の価格設定。ジーザス誕生の日に、オマエラ、何を誕生させようというんだコノヤロウ。バレンタインもなぜか日本ではチョコレートだけが一般化している。どっちにしても、お金を使わせる戦略が実にウマイ。そんな中、ハロウィンはほかのイベントに比べてあまり経済的効果が得られそうにないんぢゃないのか。

 イヤ、それでも・・・と、ふと思う。幼稚園の頃からハロウィンという刷り込みを施されているこのキッズたちは、おそらく大きくなってもこのイベントを思い出すんぢゃねーだろーか。10月31日の夜、死者の霊が家族を訪れる。これと似た日本の行事にお盆があるが、今まで日本人はその霊たちが道に迷わないように迎え火、送り火をたいてきた。しかし、ハロウィンは、この霊たちから身を守るために、仮面をかぶってみたり、かぼちゃのランタンに蝋燭で火を灯す。……この違い。これからどーやって普及してくのかな?商業的に何と結びついて普及してくのかな?テクノかな?……関係ないけどね。

 買い物からの帰り際、さっきのキッズたちにまた会った。もらったお菓子を食べながら笑顔でトンボの羽根をむしり取る、無邪気で残酷なキッズたちのかわいい笑い声を聞きながら、ゾッとした。「Trick or treat!!」

 北朝鮮と、やってること全く同じぢゃねーか!

 「食べ物くれなきゃ、イタズラしちゃうぞハムニダ!」

 ……じょんいるくん。核実験は、イタズラでわ済まされないよ?・・・頼むぜ、おい。

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