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バレエ・リュス展

本日2回目のブログアップですが、
備忘録として記録しておくものなので、興味がなければ読み飛ばしてください。
(コメント欄は閉じておきます)
 



国立新美術館で、「オルセー美術館展」とほぼ同時期に
「バレエ・リュス展」もやっていたので、こちらも観に行ってきました。

「リュス」というのはフランス語で「ロシア」という意味。
つまり「ロシア・バレエ団」という名前なのですが、
実はこちらのバレエ団、一度もロシアで公演をしておらず、
活動拠点はもっぱらフランスを中心としたヨーロッパ諸国でした。

では、なぜ「リュス」かというと、
主宰がセルゲイ・ディアギレフというロシア人だったから。
と同時に舞踊家や振付家もロシア人、ウクライナ人で形成されていました。

今回はその「バレエ・リュス」が実際に公演で着用していた衣装や
当時の舞台の様子が紹介されていました。

音声ガイドの解説は「クマテツ」こと熊川哲也。
助詞の「は」や「が」や「を」の発音が若干耳につきましたが、
アナウンサーでも俳優でもないのでよしとしましょう。

バレエ・リュスに馴染みがなくて「なにそれ。」という方でも
ソチ五輪でフィギュアスケートの町田樹選手が使用した
ストラヴィンスキーの「火の鳥」が、
実はバレエ・リュスの演目だった、と言えば、ああ、あれ、そうなんだ、
と思っていただけるのではないでしょうか。

それからバレエ・リュスのために曲を書いたのは、
ストラヴィンスキー以外に
「ボレロ」を作曲したラヴェル、
「牧神の午後」のドビュッシー、
「ジュ・テ・ヴ」や「ジムノペティ」のエリック・サティ等々、
衣装・舞台装置などで関わったのが
パブロ・ピカソ、アンリ・マティス、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ等々、
台本としては、
ジャン・コクトー
 
これらの名前を見ても、当時のヨーロッパを代表するような芸術家のお歴々が
いかに「バレエ・リュス」に深くかかわっていたかがよくわかります。

ちょっとおかしかったのが、
なにしろ衣装などは芸術家がつくる「作品」なので、
いかにもこれは踊りにくいだろうな、と思いながら見ていたら、
クマテツが、
「当時、ダンサーたちから踊りにくいという声が上がり、
それを無理やりねじ伏せたディアギレフに対し、ストライキが起こりました。」
と、解説していたこと。

今ちょうど、朝7:30からNHK−BSで
連続テレビドラマ小説「カーネーション」を再放送していて、
コシノジュンコ(ドラマでは小原直子)が
アバンギャルドをひっさげデパートでお店を出すも、
あまりに奇抜すぎてお客が来ない、
そして従業員も反発して辞める、というところまで
お話が進んだところなので、
どの時代でも、どこの国でも、
あまり奇抜だと文句が出るのねー、と、妙に感心してしまいました。

それでもパンフレットの表紙に紹介された衣装は実際見ても本当に美しかったです。
 
イメージ 1

こちらはニジンスキーという名の男性ダンサーが着用した
「青神」の衣装なのですが、
肌を露出する部分全体を真っ青に塗ったうえでこの衣装を着用したので、
衣装の内側に青いドーランのシミがまだ残っているそうです。

それでも彼は神懸り的なダンサーと言われただけあって、
ダイナミックな踊りであったにもかかわらず
他のダンサーと比べてもあまり汗をかかなかったので、
衣装の傷みがあまりないとのことでした。
 


 
さて、1日に2つも美術展を観たわけですが、
前売り券2枚分足しても¥3,000弱。
これで丸一日楽しめたのですから、
ディズニーランドに行くよりお手軽。

とはいえ、きっと孫でもできたら、
どんなに高くても「孫と一緒にディズニーランド♪」
ってなっちゃうのでしょうね。

そんな日はいつ来るのでしょうか…。

でもそれまでは、「おひとり様」を十分堪能させていただくことにいたしましょう。
 

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