I LOVE NBA NAKのブログ

いや〜、また忙しくなってきたぁ。。。

全体表示

[ リスト ]



近年NBAでも注目されてきたプリンストン・オフェンス。そもそもプリンストン・オフェンスってなぁに?って思う方も多いのでは無いでしょうか?私もそんなに詳しくはありませんが、2000-01シーズン以降にサクラメント・キングスに導入されたオフェンスシステムと言えば少しはイメージできると思いますが如何でしょうか?

当時のロースターは、、、

C :ブラディ・ディバッツ
PF :クリス・ウェバー
SF :ペイジャ・ストヤコビッチ
SG :ダグ・クリスティ
PG :マイク・ビビー(現FA) 
PG :ジェイソン・ウィリアムス ※2001年にMENにトレード
:ボビー・ジャクソン
:スコット・ポラード
:コーリス・ウィリアムソン
:ヒディエット・ターコルー(現ORL)
:ジョン・バリー
:ジェラルド・ウォーレス(現BKN)

って感じです。

ミッチ・リッチモンド時代は完全にドアマットチームだったサクラメント・キングスは、リック・アデルマンHC(現MINのHC)が就任して以降、勝率5割以上、プレイオフ常連チームに押し上げられたのです。その影にあったオフェンスシステムこそが、「プリンストン・オフェンス(Princeton offense)」だったのです。

イメージ 1
Pete Carril(ピート・キャリル氏、現在82歳)

「プリンストン・オフェンス(Princeton offense)」とは、プリンストン大学のピート・キャリル氏が生み出したオフェンスシステムです。ピート・キャリル氏はサクラメント・キングスのACにも就任し、2005年まで活躍されました。※ワシントン・ウィザーズでもACの経験あり。


ではプリンストン・オフェンスとはどんなシステムなのでしょうか?

『プリンストン・オフェンスとは、バックドアプレイを狙いながら、ボールに対して選手全員が連動して、規律と自由の融合で相手を翻弄し、得点を上げます。』

上記の程度の知識であれば、私も少し前から知っておりましたが、まだまだイメージし難い方も多いのでは無いでしょうか?日本の教育現場でも実践例は少なそうですし、NBAファンの方であれば、当時のサクラメント・キングスを思い出して頂くのが一番でしょうね。

上記の動画を見て頂くと判ると思いますが、#4のクリス・ウェバー(PF)、#21のブラディ・ディバッツ(C)のポストプレイからキラーパスが通るシーンが多いと思います。この動画ではやたらバックビハインドパスが多いのですが、LALのショータイムバスケットを経験したディバッツの影響もあるかもしれません。注目すべきは、ハイポストプレイからのカットプレイ(バックドア)ですね。流れるようなプレイスタイルを確立させるためには、インサイドプレイヤーの非凡なパスセンスが要求されます。偶然にもディバッツは旧ユーゴスラビア代表でも活躍し、世界大会での優勝経験もある経験豊富なCプレイヤーであり、LALのショータイムバスケットでマジック・ジョンソンからも影響を受けた数少ない稀有なプレイヤーでした。そしてオールラウンドプレイヤーのクリス・ウェバーも素晴らしかったですね。キングス在籍時はアシスト平均4.7apgを記録してますからね!(ちなみにキングス在籍7年377試合で、22.7ppg、10.5rpg、4.7apg)。

元々得点力のあるクリス・ウェバーに、曲者ディバッツがフロントコートで構えている中で、相手チームのディフェンスはどうしてもインサイドに集中せざるを得ません。その結果、アウトサイドシューターにも恩恵が受けられ、ペイジャ・ストヤコビッチやマイク・ビビーらが伸び伸びとプレイできたのは容易に想像が着くと思います。2001-02シーズンのカンファレンスファイナルで、LALをあと一歩まで追い詰めて惜敗(3勝4敗)した事を思い出しますね。ちなみにマイク・ビビーが一番輝いていた時だったかもしれません。

もう少し具体的にプリンストン・オフェンスについて説明ができれば良いのですが、私の知識など知れてますので、ここでも他サイトより引用させて頂きます。

プリンストンバックドアオフェンスにおいて、ピート・キャリル氏は2つの原則を掲げているそうです。

●1つ目は、選手は自分の動きを目の前の味方に示すこと
●2つ目は、厳しいマークを受けている場合はバックドアへ抜けること

●この原則を基本に、センタープレイヤーを中心に展開します。
※サクラメント・キングスではディバッツとウェバーがその役目を果たします。

そのためセンターにはハイポスト、ローポストからのパス能力が必要とされます。
※つまりこの非凡なパスセンスありきのオフェンススタイルだという事なんですね。

また、バックドアカット、3Pシュート、ドライブからのピッチを含めたそれぞれのカットには数パターンの作戦や選択肢が用意されているそうです。
※バックドアやドライブではダグ・クリスティが、3Pシュートではペジャ・ストヤコビッチやマイク・ビビー、ヒディエット・ターコルーが、一定の規律を遵守しながら、相手ディフェンスに合わせて自由にオフェンスを組み立てていた訳ですよ。

当時のサクラメント・キングスをご存知の方は、何となくイメージが沸いてきたのではないでしょうか?百聞は一見に如かずと申しますから、私の拙い説明より、上記の動画を見て頂く方が良いと思いますけどね(笑)。

さて、、、現代のNBAにおいてプリンストン・オフェンスを実践しているチームは、リック・アデルマンHC率いるミネソタ・ティンバーウルブズや、それまで在籍していたヒューストン・ロケッツに名残りがあるかもしれません。今シーズン大々的に導入を試みたロサンゼルス・レイカーズにおいては、2000年代にWASで実践したエディ・ジョーダンがACに就任し、私はひそかに期待を寄せていたのですが、マイク・ブラウンHCの解任とともに、その幕をあっさり引く事になりそうです。

一般的にはトライアングルオフェンスと比べてプリンストン・オフェンスの方が複雑さは無いとされながらも、現在のLALのロースターを鑑みた場合、フィル復帰&トライアングル・オフェンス回帰の流れの方が、プレイヤーには受け入れやすいのかもしれません。ただし、プレイヤー、コーチングスタッフにおいては少なからず梃入れは必要になる事でしょう。

LALでは失敗に終わってしまいそうなプリンストン・オフェンスですが、今回は単純な話、ナッシュ、ハワードを加入させたスター集団のLALには、プリンストン・オフェンス向いていなかった、、、ただそれだけに尽きると思います。


引き続き、当ブログの応援を宜しくお願い致します。

この記事に

閉じる コメント(4)

キングスのプリンストン・オフェンスは最高でした♪
ちょうどNBAを観始めた頃ですが、あの流れるようなパスワークに魅了されましたよ^^
キングス以降、あれほどのレベルでプリンストン・オフェンスが出来てるチームはいないような…。

と言うか、今季まだ1試合も観てません^^;
ヒートの試合ですら全く観れない状態です…。

2012/11/12(月) 午後 7:23 れじみ 返信する

れじみさん、こんばんわ!

まだNBA観戦出来てないってことは、リア充ですな♪単に仕事が忙しいだけでしょうか(笑)。

キングスのプリンストンオフェンスは見応え充分でしたよね。私ね、意外にもダグ・クリスティが好きでしたね!いいキャラだったし、このオフェンスシステムに合ってましたからね。ディバッツも最高ですね。極上のセンタープレイヤーです。

レイカーズとのカンファレンスファイナルGame6だったかな?ビビーのアウトサイドシュートに痺れた記憶があります。キングスとしては、ファイナルに一番近かった瞬間でしたね。

2012/11/12(月) 午後 11:16 [ NAK ] 返信する

顔アイコン

お疲れ様です。

迷走LAL、一応は方向が見えてきたようですが、最終的に2013
シーズンが幕を閉じる際、どういった形でこの一連の流れが語られるか
非常に興味深いです。(苦笑)

で、今回トピックとなってるサクラメント(とブリンストン)。
NAKさんの仰るとおり、プレイヤーの資質と合って、初めて効果の出るタイプのシステム
でしょうから、決して「器用」とはいえないビッグマンには酷でしょうね。

個人的には03年から05年辺りのキッド在籍時のNJNのスタイルが
・・・もちろんキッドという最高のPGの存在あってですが・・・
プリンストンとFBのバランス良い融合の理想型で、
リバウンドの強いLALでならナッシュでもキッドの代役を果たし、このシステムが効果を生むという淡い期待もあったんですが・・・。(笑)

まぁ、もう済んだ事ですね。(苦笑)

あっ、私もダグは大好きでした。
左手を挙げて、(おそらく)神への感謝を示すあのポーズ・・・。(懐)

2012/11/17(土) 午前 8:48 [ アリマニア ] 返信する

顔アイコン

こんばんわ!アリマニアさん、ご返答遅れました!!

迷走LALは、マイク・ブラウンHCを更迭してから、ようやく復活しましたね。言い換えれば、よっぽど粗悪なコーチングだったという事なんでしょうね。プリンストンオフェンスに問題があったというより、今のLALには合ってなかったと言いたいところです。ダントーニHCがどこまでやれるのか、ちょっと楽しみです。

キッド主体で挑んだプリンストンオフェンスは、確かにお見事でしたね。ファイナル2度進出は脱帽です。プリンストンオフェンスが成功した例は、このNJNとSACの2チームですが、LALでもそれを実現して欲しかったんですけどね。。。そういった意味でもちょっとショックだったんですよね。。。

そんでもって、ダグ・クリスティみたいに突如輝くプレイヤーが出てくると面白いんですけどね。。。まっ、アリマニアさんの仰る通り、後の祭りなんですけどね。ははは。

2012/11/18(日) 午後 9:50 [ NAK ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事