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■日時:2018年3月17日〜19日 前夜発2泊3日(車利用)
■形態:山スキー
■メンバー:S治、K原、N口、E、今井T&R(計6名) ■コースタイム: 【16日】都内=東北道(某所で仮眠)
【17日】石渕トンネル手前・駐車地点9:10〜林道ショートカット上11:35〜上沼13:20〜銀明水小屋14:30 ⇒行動時間約5h半(休憩含) (無人小屋=BCとする、泊)
【18日】 1次アタック BC8:55~1338m付近10:00-15〜BC10:50
2次アタック BC13:40~焼石山頂15:30−45〜BC16:20
⇒行動時間計約5h(休憩含) (無人小屋泊)
【19日】BC8:00〜中沼8:20〜林道と合流8:50〜駐車地点9:40=帰京 ⇒行動時間約2h半(休憩含) ■温泉:ひめかゆの湯(600円)ロッカー代無料 3月16日(金)、夜集合してK原車で都内から出発。
都内では桜が咲き始めており、すっかり春山気分でいたのだが、
夜になって急に冷え込み、仮眠時はものすごく寒く、
シュラフの薄さに後悔
![]() まったく難しい季節である。
【3月17日】 晴れ 昼過ぎからくもり
現地にてEさんと合流、石渕トンネル手前で駐車する。現地には地元の車が数台停まっており、出発していくパーティもあった。
N口さんの知人で地元でこの山に精通しているS藤さんが出迎え、状況やコースについて、アドバイスをいただく。
その結果ツブ沼コースではなく中沼コースを行くことになった。現在山スキーでは中沼コースが主流らしい。
最初からシールをつけ、林道を進む。
トレースもあったので迷うことなく安心、
林道S字カーブはショートカットして進む。
林道外れてから中沼までは、美しいブナ林だが、地形がなだらかで複雑で特徴がなく大変わかりにくい。今回は視界がきいて、雪山用の赤布が判別できたのと、SさんのGPSがあったからスムーズに進めたが、視界がきかなかったら大変迷いやすいところだと思う。
中沼は完全に凍っていて沼の上を横断する。
次の上沼は雪が解け、一部水面が出ていた。
背後に雪稜が見えてくる
ブナのきれいな森を進むとツブ沼からのルートと合流。
この辺はだだっ広くて迷いやすく銀明水小屋を探しながら進む。
標識も出てきて、無事銀明水小屋(1170m)に到着。
とてもキレイで大切に利用されてるなーと感じる小屋だった。
物干し用のロープや釘などが至る所に打ち付けられていて、快適な山小屋ライフが満喫できそうである。
我々パーティ以外3名のみで、ゆったり利用♪
夕食は津軽リンゴベースのカレー(^〜^)
カモ肉や生ハムも出てきて豪華なディナーとなった。
【3月18日】 快晴!上部は終日強風
朝は素晴らしいモルゲンロート
朝は雪がカチンコチンなので、ゆっくり出発する。
さて今回の6人パーティのスキー用具は、
山スキー・TLT装着でクトー有3名クトー無1名、
山スキー(ディアミール)1名(クトー有)、
テレマークスキー1名(クトー無)であった。
S治リーダーはTLTでクトー無である。
クトー持参のメンバーは全員つけるが
S治さんと私(T)は持ってないので、シールのみで登っていく。
それにしても硬い雪である。
この前降った雨が凍りつき、全山アイスバーン。
少し登っていくと、森林限界で、硬さがもっと増していき、
S治さん、1230m地点でリタイヤ宣言。Eさんも同調。
他のメンバーはその上の台地(1238m)まで登るが、
風もあり、ヤブもでており、山頂までもガチガチで滑るのは危険と判断。
焼石山頂を拝んだところで、引き返す。
滑りもガリガリで快適とは言えなかったが、まずまずか。
小屋に戻って、いったんまったりするが、午前中だしこれからどうしようかという話になる。下山して温泉という案もあったが、小屋が快適なのでもう1日過ごすことになった。
さて何やろうかと相談していたら、
小屋で休憩していた登山道の管理人さんに、
今は雪で埋まっているが、銀名水の掘り出しができるとのことで、
皆で掘ってみることにした。
小屋から1・2分下った所にあるダケカンバの脇を流れているとのこと。
しかし2m以上掘ったのに、全く水の気配はなく、
硬い地面に突き当たる。
横に掘り進めても、全く水脈はなかった…。
途方に暮れて、もう一度場所を確認しに先ほどの管理人さんを呼びにいったら、連れの方がちょうど山頂から戻ってきたところで、その方が場所を知ってるとのこと。見に来てもらったら「ダケカンバの右だよ、右!!」
ダケカンバに対して左側をひたすら掘っていたが、実は右だったのだ!!
その方が教えてくれた方向にスコップを入れると、
スコッと空洞になって、水の流れが現れた。
銀名水だ!!\(^o^)/
掘り始めてから1時間が経過していた。
てなわけで、とってもおいしい水にありつけました
![]() 銀名水の案内図
銀名水掘りに熱中している間に、正午も過ぎ、
暑い位の日差しで、雪面も緩んできた。
先ほど水源のアドバイスくれた方が、
今ならアイゼンなしで頂上までいけるよと言ってくれたので
急遽、焼石再アタックすることになった!
小屋あたりはかなり雪が緩んでいたのだが、上部は相変わらず風が強く
雪面はアイスバーンでテカテカに光り輝いていた…
目の前に蒼い幻想的な沼が現れた。当初泉水沼と思ったが手前の小沼。
しかし昼過ぎで気温が上がっても、上部は風も強く、雪面はガチガチであり、S治さんがリタイヤ宣言し、Kさんも同調した。
山頂を目前にして、メンバーの中で登りたい声が複数上り、自分自身登ってみたかったことから少しでも危険と判断したら引き返すことを条件に4名で行けるところまで行くことにする。
私はテレマークでクトー無であったが沼からもう少し傾斜が緩いので、そのまま進む。進んでいる時に気付いたのだが、山頂部の右半分は真っ白で氷化していないように思えた。対して左半分は明らかに氷化しており、足を滑らせたらひとたまりもないだろう。夏道および冬の通常ルートは左の尾根沿いを通っている。
泉水沼の上部を通過し、アイスバーンの斜面から灌木帯を抜け、
東面に取り付くと待っていたのは、予想以上の新雪斜面!!
新雪の厚さもそれなりにあり、途切れることなく
山頂直下までつながっていた。
傾斜は中斜面。幅もそれなりにあり、ジグザグを切って新雪斜面を登っていく。クトーは無くても大丈夫であった。
たまに新雪が薄く注意を要するところが少しあったが、私以外は全員クトー装着なので不安はない。 30分ほどで、新雪斜面を登りきると、傾斜は落ちるがガリガリのアイスバーンとなるがすぐ目の前が焼石岳山頂だった。
焼石岳山頂にて
山頂からの展望は素晴らしい鳥海山はじめ岩手山・秋田駒・早池峰山など東北北部の秀峰が目白押し。しかし風が強い。
鳥海山
秋田駒・和賀山塊方面
強風でとても長居は出来ず、早急で滑降のセットに入るが、
Rはスキーがはまらず苦労する。
しばし待って、パウダー滑降開始!
パウダー斜面沿いに滑ります。
あっという斜面を間に滑りきり、ガリガリのバーンへ突入。
あとはSリーダーとK原さんが待つ、小沼へ一直線。
至福のひと時は終わった。
それにしても風の影響か、山頂部の一角にパウダーがちゃんと残され、そこを滑ってこられたことは驚きだ。他はすべて危険なほどのアイスバーンなのだから・・・。
神様からの意外なプレゼントだった(^_^)v
集合して、ガリガリ斜面を銀明水小屋へ向けて滑る。
小屋に戻ったらさっき掘り当てた銀名水で、水汲み!
今夜のつまみ「生ハムの大根はさみ」
昨日同様、N口先生の指導で筋肉を緩ませる指導で、体をほぐす。
今夜は我々だけの貸切状態で、恒例S治さんの主導の歌唱大会もあった。
【3月19日】くもり時々晴れ、気温高し
足かけ3日間、お世話になった銀明水小屋ともお別れ。
今日は雪もすっかり緩んでいた。往路を戻ることにする。
中沼を進む。
樹林をぬって滑る。
スキーもよく走り、無事林道にでました!
ダム湖畔の駐車地点へ出ました。
到着で〜す。お疲れ様でした。
立ち寄ったひめかゆの湯は立派な施設だった。
バスクリン色のお湯だった!
(胆沢)ダムカレー♪
高速から見えた焼石連峰
今回は銀明水小屋をベースに出来て、とても快適な山行でした。
ただ奇跡的な山頂部のパウダーを除き、
ガリガリのレインクラストで快適な滑降はありませんでした。
(この週は他の山域も皆条件悪かったようです…。)
焼石はいい山なのでいずれまた訪れたいと思いました(^_-)-☆
皆様、ありがとうございました<(_ _)> (T)一部R追記
GPSデータ(Sさん提供)
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キンモクセイって日本中にあるってことはないにしても関東周辺にはふつうに植えられてるかと思いきや、そうじゃないんだね〜、意外!(R)


