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10月の某週末土曜の午後、おひささんと私はとある重要な使命を帯びて、羽田空港から能登空港へ飛んだ。
おっと、その前に、まずは羽田空港ラウンジで、エネルギーチャージ♪
そして能登空港に到着した2人は、重要任務を前にオーベルジュおひさに宿泊して、鋭気を養うことにする。
オーベルジュおひさは、能登の海の幸や山の幸を生かした料理が評判の宿泊施設付きのレストランで、特に直営のおひさ農園で収穫されたばかりの新鮮な能登野菜などを使った料理が人気を呼んでいる。
おひさ農園での落花生収穫風景。
夕食の食卓には、おひさ農園で収穫されたばかりの落花生をシンプルに茹でたものや、やはり収穫されたばかりのピーマンを使った青椒肉絲、めずらしい能登野菜であるカモリや金糸瓜の酢の物が並ぶ。お造りや焼き物は地元の魚屋さんから直に仕入れている海の幸、中でもガンドのお造りが目をひく。地元産の食材でビールや日本酒を楽しめば、都会で忘れかけていた生きている幸せが心に満ちてくる。ただ、お酒が満ちているおひささんのぐい飲みがほとんど茶碗並みの大きさなのが、やや気になる。
一夜明けて翌朝、
おひささんと2人でNHK教育テレビの「NHK俳句」を鑑賞すれば、わが大倉句会のナカマであるI氏の俳句が選ばれていて、朝から興奮。
その後の朝食はモーニングビールに、ほっとする和の味がうれしい。ご飯茶碗だけでなく、汁物を入れる碗も瀬戸物を使うのは、この地の常識らしい。
そして、いよいよおひささんと2人、重要任務に向けてオーベルジュおひさを後にして、出発する。
約束の待ち合わせ場所は、能登の某役場前。
歌の文句では能登半島の海は波が荒いはずなんだけど、この辺りは穏やかな静かな海が広がっている。
今日のミッションで使う武器は、研ぎ澄まされた鎌だ。
そう、本日のミッションは、稲刈りなのだ。それも、酒造専用米の山田錦の稲刈り。
この田んぼの稲が我らの本日のターゲット。
最初に主催者から、簡単な説明がある。
写真でみて向かって右側の列を刈っていくけど、皆さんくれぐれも怪我をしないように気を付けてくださいってのが、その説明のほとんどすべて。一株ずつ刈取り、4株分で一束になるらしい。
一同散開して、稲刈り開始! 主催者側のベテランの方は、ザッザッザッザッ、ザッザッザッザッ、っとリズミカルに刈り進んでいくけれど(ザッで、一株ね)、その他大勢は、ザ…ザ…ザ……プチンって言う感じでやっと一株が刈れるペースで、遅々として進まない。次第に、果たしてこの田んぼの稲をぜんぶ刈れるのかという不安な空気が広がる。
<裏tomo君>
ウダウダ言いながらのんびり写真なんか撮ってないで、刈れば?
わたくしの作品。結局、計6束(各4株だから、合計24株)ほどで、体力の限界を感じてギブアップする。
と、ここでかなたから大型の運搬車が、コンバインを乗せて近づいてくる。
あ・・・
このコンバイン、5〜6列をいっぺんにすごい速さで刈り進む。
さっきまでの私たちの苦労は何だったんだろう。
コンバイン暴走族と化して、全力で疾走するおひささん。
隣にはプロの方が乗って、ハンドル操作などをやってくれる。
私もこわごわ、コンバイン初体験。おひささんほどの全速力は出せず、秒速1メートルがやっとかな。
これにて私の稲刈り体験はすべて終了したんで、ここでちょっとエネルギーチャージ。
このあともう1人コンバイン体験をさせていただいて、残りはプロフェッショナルがあっという間に刈り取って、稲刈りコンプリート。文明の利器の力を、あらためてまざまざと思い知る。
昔はこの稲束を骨組みなどに架け渡して乾燥させる「稲架(ハザ)」と言うのがこの季節の風物詩で俳句の季語にもなっているんだけど、今はほとんどが機械で乾燥させるとのことで、稲架を見ることも珍しくなったらしい。
収穫を終えて家路につく農婦(おひささん、とも言う)、日本の秋の風景だねえ。
この後、主催者から、心尽くしのお弁当やお料理が振る舞われる。
う〜ん、労働の後はビールもお弁当も美味しいねえ。
<裏tomo君>
労働?たった6束で??
お土産に、酒粕とあんこもちと、さらにキノコの季節、とれたてのヒラタケまでいただく。
<裏tomo>
しつこいようだけど、たった6束で・・・
こうして、すがすがしい収穫を終えて、なごりは尽きねど東京へと帰らなければならない。
来るときは飛行機でひとっ飛びだったけど、帰りは鉄路で。まずは特急かがり火で、金沢へ。
そして金沢から東京へは、北陸新幹線かがやきだよ。
初めて乗るんでちょっと贅沢に、グランクラス〜♪
和軽食または洋軽食が出る。私のチョイスは洋軽食。ホントに軽食で、サンドイッチ(スィートポテトサンド、チーズ・ハム・ゴボウサンド)、鶏肉バジルソース、フルーツポンチ。あとは、おつまみのあられとデザートのパウンドケーキ。
でも、ドリンクは飲み放題なんで、ビールでスタートして、そのあとは日本酒へ。
何本飲んだかは、ヒミツなのだ。
こうして、飛行機で能登半島へ飛び、オーベルジュおひさでくつろぎ、稲刈りで汗を流し、グランクラスで贅沢に帰京する旅は終わった。
次は稲刈りしたお米で作ったお酒を飲む旅ができると良いな。
<裏tomo君>
6束じゃ、汗かく暇なかったでしょ。
それより日本酒、一体何本飲んだの?
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交通費と6束を考察すると・・・モーニングビールなんた言葉 新鮮です さすがですね。
こちらでは おだがけ と言いますが 最近は全く見なくなったな〜。
2015/10/26(月) 午前 9:31
おお!たった6束でこのおもてなし!すごく充実した良いツアーだったね〜♪
帰りのグランクラスがまたいいね〜!移動手段そのものが観光って感じで素敵!
2015/10/26(月) 午後 0:23
コンバインの運転が面白そうですね。是非運転してみたいです。
2015/10/26(月) 午後 0:31
収穫を終えて家路につく農婦が、妙にリアルです。
2015/10/26(月) 午後 1:52
> ナブーさん
コンバインの運転、意外と奥が深いです!
2015/10/26(月) 午後 7:28
irukaさん、昔の人は大変だったんだなとつくづく思いました。コンバインは700万円くらいするそうですが、人間何人分もの威力がありますね。
オーベルジュおひさ、また行きたい♪
2015/10/27(火) 午前 7:24
カンタービレさん、Bar Ohisaとオーベルジュおひさは、幻のスポットなのでググってもたぶん私のブログにしか出てないと思います。
コンバイン体験、楽しかった。
2015/10/27(火) 午前 7:26
Thanks19genさん、まあ遊びですから。
稲刈り体験してみたかったので、楽しかったです。ホントはもっと刈るつもりだったけど、6束が限界でした。
2015/10/27(火) 午前 7:27
如月さん、一度グランクラスに乗ってみたかったので、思い切って奮発してみました。お弁当は大したこと無いけど、イクラでも飲めるってことが良く分かった(笑)
2015/10/27(火) 午前 7:28
ナブーさん、イセキのコンバインでした。とっても視界が高くて楽しいです。
2015/10/27(火) 午前 7:29
kazubon、後姿から収穫の喜びが感じられます。
2015/10/27(火) 午前 7:29
おひささん、最後に色々試してたね。
2015/10/27(火) 午前 7:30
わーグランクラス乗りたい❗
2015/10/27(火) 午後 3:33 [ スピカ ]
おお〜、なんだか夏子の酒みたいですね。
ところで、オーベルジュおひさ、ほんとにお客さん呼べそうな感じの器をそろえてますね〜。
2015/10/28(水) 午前 2:36
楽しい体験でしたネ!!
私も少し体験した事がありますが、稲刈り機を真っ直ぐ運転するのは難しいです。
2015/10/28(水) 午後 0:32
スピカさん、飲み放題〜♪
2015/10/31(土) 午後 10:09
はむへいさん、初めての稲刈り体験、楽しかったですよ。
オーベルジュおひさ、ホントに営業したら楽しいね。
2015/10/31(土) 午後 10:10
西研さん、私たちの場合はアクセル以外の操作はぜんぶプロの方がやってくれたので真っ直ぐ行きましたが、実際は難しいんでしょうね。
2015/10/31(土) 午後 10:10
ほほう、これはかなりの重要任務ですね。6束とはいえ(笑)きちょうな経験でしたね!
2015/11/8(日) 午後 9:53
Hosoiさん、一年越しのリコメです(笑)
この任務のご褒美に、ラベルに私の名前が書かれた日本酒の4号瓶が計6本送られてきました。
2016/11/13(日) 午後 2:29