日本ビール党の部屋

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元旦のブログでお雑煮をアップしたら、北関東在住ブロガーのカンタービレさんが「我が家もおっきり込み風のお雑煮で新年を迎えました」とのコメントをいただいた。

このブログでは何度か取り上げてるので、長いお付き合いの方は記憶にあるかもしれないけど、おっきりこみっていうのは上州(主として群馬県)の郷土料理である煮込み幅広うどんのこと。
中身は実質的には甲州のほうとうとほぼ同じだ。

上州や甲州の山がちのやせた土地ではお米を作るのが難しいところも多く、麦食が広まっている。
麦と言えばうどんだけど、小麦粉を節約するためにありあわせの野菜類などを煮た汁に麺を入れて煮込んだのが、おっきりこみで、いわゆる「ケ」の料理だ。麺の打ち粉も無駄にしないよう、麺をゆでて水にさらすことはしないで、打ち粉がついたままの麺を切ってそのまま汁に入れて煮込むので、独特のとろみがつく。茹でずに煮るから通常麺をこねるときに食塩は入れない。
おっきりこみと言う上州弁の名称は、麺を切って放り込む→切り込みが転じたらしい。
ちなみに、茹でて水にさらした美味しいうどんは群馬県的には「ハレ」の料理で、かつては「うどんぶるまい」と言う言葉も使われていた。

カンタービレさんが書かれた通り、おっきりこみとお雑煮はありあわせの根菜やキノコをみんな放り込む汁という意味で、麺か餅かを別にすれば材料はほぼ同じ。
ってことで、お雑煮用の買い物をそのまま流用して、昨夜は今シーズン初のおっきりこみを制作した。
麺はスーパーで売っているほうとう用のを流用する。

尚、上州人はこのおっきりこみの残りを翌日あっためなおしたものを、「おっきりこみのたてっかえし」と呼び、そのふにゃふにゃどろどろで具の旨味が混然一体となった味とテクスチャをこよなく愛する人が多い。

【材料】
・ありあわせの根菜、キノコなど(今回は大根、ニンジン、ゴボウ、里芋、長ネギ、ぶなしめじ)
・鶏肉、豚肉、油揚げなど(今回は豚肉〉
・幅広の生めん(ほうとう用が手に入りやすい、小麦粉と水で手打でつくるとさらに本格派)
・出汁、味噌

【作り方】
・材料は食べやすく切り、大きめの鍋にたっぷりの出汁で柔らかくなるまで煮る
・野菜などが柔らかくなったら麺を入れてされに10分弱煮込む
・味噌で味をつける
・好みで七味などをふっていただく

やっぱり冬はこれがあったまるね〜
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