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大倉句会 武相荘吟行

3月24日の日曜日は、大倉句会の武相荘吟行に参加した。

武相荘(ブアイソウ)って言うのは白洲次郎・正子夫妻が次郎が1985年、正子が1998年に亡くなるまで暮らした家を記念館・資料館として整備して一般公開しているもので、小田急線の鶴川が最寄駅。
白洲夫妻についてはご存知の方も多いと思うけれど、それぞれ名家の出でイギリス、アメリカへの留学経験があり、第二次世界大戦の敗戦を予見して1942年に鶴川(多分当時は長閑な農村)に農地付きの郊外の家を求め、翌年転居した。敗戦後、次郎は吉田茂に乞われてGHQとの折衝などにあたり、GHQから「従順ならざる唯一の日本人」と評されたと言う。また、日本で初めてGパンをはいた男とも呼ばれ、今に残る写真もダンディな姿のものばかりだ。正子は幼いころから能を嗜み、文学、骨董への造詣が深く、著作も多い。長閑だった周囲が次々と宅地開発され古い家が建て替えられていく中、武相荘は茅葺屋根のまま往時のたたずまいを残す。

午後1時に鶴川駅集合ってことで、15分くらい前に到着すると、同じ電車で到着したKAさん、すでに到着していたTN氏の3人しかいない。みんな遅いなと思ったら、実はもっと早く到着して駅前のドトールにいたようで、無事10人が集合して、出発する。
今回の吟行は、いつものプロデューサーI斗氏の他に、地元在住のTS氏が案内人としてリードしてくれる。

駅前は人通りが多いので、少し離れたところにある小公園で注意事項などの伝達をしていると、遅れていたKM氏も合流して、総勢11人となってぶらぶら歩きながら武相荘に向かう。
途中、なんだか古いお寺のような感じで広い敷地に大きな建物がある。
「神蔵宗家」と言い、TS氏によると以前はここに鍼灸の名人がいて遠くからも多くの人が訪ねてきて駅から人の列が続くような有名な場所だったらしい。残念ながら現在は立ち入れない。
その先には丘の上に小さな畑があり、小麦などが植えられている。
麦青む、まさに今ごろの季語だよね。

さらに行くと「計画生産緑地」との札がかかっていて、ブルーベリーや柿などの果樹が芽吹いている。奥まったところには椎茸の榾木がいくつか並んで、ちらほら椎茸が生えている。季語的には春椎茸ね。
足元を見れば土筆がたくさん、さらに奥には辛夷が咲いている。
ほかにも、タンポポ、紫陽花の芽、モクレン、雪柳、ハコベにナズナと、季語のオンパレード。
でも、季語がいっぱいあるから俳句ができるってわけでもないのがつらいところだ。

そうこうするうちに武相荘に到着して、ここで集合時間を決めてしばしの自由散策タイム。
次郎の最初の愛車と同型と言うクラシックカーを眺めたり、建物に入って書斎や正子の収集品の陶磁器や着物類などの骨とう品を眺め、古い家具調度品やひな人形などを眺め、椿が咲き、蹲に芹が茂る庭の散策路をうろつきまわる。
居間には、晩年ポルシェを乗り回して軽井沢ゴルフ倶楽部理事長も務めていた次郎のゴルフクラブセットが置かれて鈍い光沢を放っている。

ここで全員の記念写真を撮って、次の目的地へ。
近くに古くからある古民家を保存しているところがあって、納屋や古い農具などもあるので、見学させていただく。こちらはTS氏の幼馴染と言うI氏が説明、案内してくださる。敷地内には赤い鳥居と小さな社があり、屋敷神だという。庭には水が流れ、芹が育っている。

これにて当初目的はクリアってことで、みんなでぶらぶら歩いて駅前まで戻る。
途中美味しそうな本格カレー屋さんがあり、カレーパンでも買いたいところだけどぐっと我慢、駅近くのカフェにて、句作の時間となる。
今日もO師の指令は10句出し。鬼の千本ノックって感じ。
みんなそれぞれ唸りつつまあ何とか10句ひねり出して、手分けして清記まで済ませたところで、句会場でもある居酒屋へ。

ビールを飲み、お料理を楽しみながら選句、披講、句評と続く。
さすがに地元のTS氏の句は力強いリアリティがあり、圧倒的に選が集まる。
O師からの句評も冴え、問題句には容赦の無い指摘が続く。この日は話が盛り上がったか、結局店に入ってから5時間くらい居座ってしまったようで、さすがの精鋭たちも2軒目は無しで解散ね。

みんな、どうもお疲れちゃん♪


◆武相荘(ブアイソウ) 町田市能ヶ谷7丁目3番2号 042-735-5732

◆山海人(サンカイジン)  町田氏能ヶ谷1−5−2 アップルスタ字をフラッツ2F 042-735-9655


〜 今日の俳句 〜
 千切れ雲流るる先や幣辛夷
 古農具昔話の輪の長閑
 榾の一つばかりに育つ春子かな
 一本に気付けば一面の土筆
 ふうはりと白き灰置く春炉かな
 竹樋を落ちて蹲芹の水
 春愁や傾く書棚隙間無く
 空近き畑の斜面に麦青む



丘の中腹で見かけた墓地には、「神蔵」の名。立派な木があったと思われる切株。
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丘の上には小さな畑があり、麦が元気に育ってる。奥にネギもあるけど、これは冬の季語なのでスルー(笑)。
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計画生産緑地は、よく見ると土筆がいっぱいだった。
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タンポポ。
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奥の榾木には、春椎茸が育ってる。
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幣辛夷の花。
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ミモザの花。
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武相荘が近づいてきたみたいだ。
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入場料を払って中へ。次郎の愛車と同モデルの車が展示され、カフェには生ビールも!
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奥の茅葺が、武相荘。
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当時の雰囲気を残して整備された庭には、椿。
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散策路から見た武相荘。
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庭には芹が。
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今も使われている道具たち、かな。
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散策路から見る武相荘。
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次に向かったのも、古民家だ。
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玄関の上には、いろんなお札などが貼られてる。
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入口の土間、なんだか懐かしい風情。この日はコスプレ撮影で使用しているため、邸内には入れず。
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屋敷神が祀られている。
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住宅街の中にポツンと一軒、とっても気になったカレー屋さん。
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何はともあれ、乾杯!この後この店に5時間滞在する。
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もっと色々と食べたんだけど、句会が忙しくて写真はこれだけなのだった。
来月も、ガンバロウ!

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