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ロンドン・NY時間(16:00〜翌7:00頃)の市況情報 ドル 欧州市場では欧州高債務国のソブリン・リスクや政局不透明感を背景としたユーロ/円の下落が一旦一服した中、GLOBEXのNYダウ先物や欧州株に加え、NY原油先物の下げ幅縮小を受けてクロス円で円を売り戻す動きが優勢になったほか、米長期金利の上げ幅拡大もサポートとなり、ドル/円は82.15円付近まで上昇。しかし、ここ最近の強い抵抗線となっている82.20円を上抜けきれず、この水準で頭打ちになると、その後は米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の週間石油在庫統計で留出油在庫が予想外に減少したことを受けて、NY原油先物が大幅上昇したほか、原油高を受けてNYダウが底堅い推移になったことを背景に、全般的にリスク回避姿勢の後退に伴うドル売りが優勢になったため、NY市場中盤にドル/円は81.85円付近まで反落。なお、NY市場序盤に発表された米4月耐久財受注は前月比-3.6%と予想の同-2.5%から下振れし、輸送用機器を除く同受注も同-1.5%と予想の同+0.5%より悪化したことを受けて、ややドル売りが強まる場面がみられたものの、前回3月分が大幅に上方修正されるなど、米第1四半期GDP改定値が上方修正されるとの見方が強まったこともあり、影響は限定的となった。その後は米5年債入札が旺盛な需要を集め、米長期金利は一時低下したことを受けてドル売りが強まる場面があったものの、翌日の米7年債入札を前にした持ち高調整目的の米国債売りや、株高もあり、米長期金利が上昇したことに支えられた中、NY市場終盤にかけてドル/円は81.95円付近での値動きとなった。なお、NYダウは前日比38ドル高で終了した。月末が接近しており、本邦輸出企業のスポット円転圧力が強まる可能性もあることから、ドル/円の上値は引き続き限定的となりそうだ。一方、日本の景気下振れ懸念が強まっている上、月末のMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)によるワールド・インデックスの銘柄入れ替えに絡んだ円売り観測も浮上しているため、円も積極的に買いづらいだろう。また、82.20円付近を上値としたレンジでドル/円は一週間足踏みを続けているものの、下値も徐々に切り上がっており、持ち合いがかなり煮詰まってきているとみる。本日の東京市場でもドル/円は81.80円−82.20円のレンジに収まる可能性が高いものの、82.20円付近を上抜けた場合は、一時的にせよ大きく動く可能性もあり注意したい。 【予想レンジ】 ドル/円 81.60-82.40 ユーロ 欧州市場ではGLOBEXのNYダウ先物が下げ幅を縮小したほか、欧州株が一時持ち直すなど、リスク回避姿勢が一旦一服した中、フィンランド議会でポルトガル救済策が可決されたこともユーロのサポートになり、対ドルは一時1.4090付近、対円も115.70円付近まで上昇。しかし、その後はミクロス・スロバキア財務相の「ギリシャのいくつかのソフトな債務再編に関して少なくとも議論されるだろう」との発言や、ユンケル・ユーログループ議長の「ソフトな債務再編はギリシャにとって不十分だろう。ギリシャのリプロファイリング(債務の償還期限延長)は新たな支援計画で可能性がある」との発言を受けてユーロは上値が重くなった中、NY市場序盤にはダマナキ欧州委員の「ギリシャのユーロ圏加盟国の維持が危ぶまれている。ギリシャは厳格な政策に賛成するか通貨をドラクマに戻す必要がある」との発言もユーロ売りを強めたことから、対ドルは1.4030付近、対円も115.05円付近へと軟化。しかし、その後はNYダウの底堅い推移やNY原油先物の上げ幅拡大を背景としたリスク選好のドル売り・円売りがやや強まり、NY市場中盤に対ドルは1.4110付近、対円も115.65円付近まで持ち直した。また、世界第2位の清算・決済機関LCHクリアネットが、アイルランド国債を取引する際の証拠金を55%から65%に引き上げると発表したことを受けて、今後ユーロの需要が高まるとの思惑が広がったこともサポート要因となった。なお、バイトマン独連銀総裁からは「ECBは政策金利を正常化し、出口戦を進展させる必要がある」、シュタルクECB専務理事からは「ECBはインフレ期待を抑制するために必要な行動をとる」などとのタカ派的な発言が聞かれた。ギリシャをはじめとする欧州高債務国の債務問題を背景としたユーロ売りと、ECBの利上げ観測を背景としたユーロ買いに挟まれ、本日は売買交錯となりそうだ。しかし、ECBは来月9日のECB理事会で政策金利を据え置くことが予想されており、利上げ期待を材料とした買いは持続しにくいだろう。また、ギリシャ国債のリプロファイリングの可能性が高まっているものの、CDSの清算事由とはならないとの確証が得られない限り、ユーロは買いからは入りづらいとみる。現時点では慎重スタンスを維持したい。 【予想レンジ】 ユーロ/ドル 1.4030-1.4130 ユーロ/円 114.90-115.90 ユーロ/ポンド 0.8600-0.8700 ポンド 欧州高債務国の信用不安を材料とした欧州通貨売りがひとまず一服する一方、ダマナキ欧州委員の「ギリシャのユーロ圏加盟国の維持が危ぶまれている。ギリシャは厳格な政策に賛成するか通貨をドラクマに戻す必要がある」との発言などを受けてユーロを敬遠する動きが強まり、NY市場序盤にユーロ/ポンドが0.8635付近と3月中旬以来の安値をつけたこともあり、対ドルは1.6290付近、対円も133.65円付近まで上昇した。また、センタンス英中銀金融政策委員が「英中銀は段階的に利上げを開始する必要がある。利上げを先送りすることは後により大幅に利上げを行う可能性につながる」と発言したこともポンドのサポートとなった。しかし、欧州高債務国のソブリン・リスクや英金融機関の格下げ懸念など不安材料が払拭されていないため、ポンドを積極的に買い進むことは困難だろう。また、タカ派の筆頭格であるセンタンス委員が今月末で退任する上、英中銀は11月まで利上げを見送るとの見方も浮上しており、金利面からも買い妙味は乏しいとみる。ショートカバーの一巡後は、対ドル、対円ともに再び下値リスクを意識するべきだろう。 【予想レンジ】 ポンド/ドル 1.6170-1.6340 ポンド/円 132.60-134.20 ポンド/スイス 1.4140-1.4260 豪ドル 欧州市場序盤は欧州株やGLOBEXのNYダウ先物に加え、NY原油先物が下げ幅を縮小したことから、ドルや円を売り戻す動きがやや優勢になった中、対ドルは中東勢の買いも入り1.0510付近まで上昇し、対円も86.20円付近まで上値を拡大。その後、NY市場では金・原油相場が上昇に転じたことを背景にリスク選好のドル売り・円売りが強まり、対ドルは1.0550付近、対円も86.45円付近まで続伸した。NY金先物は欧州債務危機を受けた逃避需要を背景に一時1530ドル付近まで上昇した上、NY原油先物も週間石油在庫統計でヒーティングオイルを含む留出油の在庫が約2年ぶりの水準に減少したことを手掛かりに101ドル台へと続伸しており、豪ドルは株価堅調・商品高を背景に本日は底堅い動きとなりそうだ。また、投信絡みの豪ドル買いが出るとの観測もあり、午前中は対円主導で上昇する可能性があるだろう。しかし、中国の景気減速懸念や、米GEキャピタルによるオセアニア地域の資産売却、豪州銀行の格下げ観測などが重石となり、上値も限定的か。著名豪準備銀行ウォッチャーのマッカラン氏は豪ヘラルド・サン紙で「欧州の債務問題が豪州にも影響するだろう」との見方を示しており、豪準備銀行の利上げ期待が一段と後退する可能性もあるため、対ドル、対円ともに慎重姿勢を維持したい。 【予想レンジ】 豪ドル/ドル 1.0460-1.0580 豪ドル/円 85.60-86.90 豪ドル/NZドル 1.3140-1.3260 NZドル 欧米株が持ち直したうえ、金・原油相場が大幅に上昇したことを背景にリスク回避姿勢が後退し、NY市場中盤に対ドルは0.8010付近、対円も65.60円付近まで上昇した。ただし、欧州高債務国の債務問題や中国の景気減速懸念がくすぶっているため、積極的にリスクを取りに行く局面とは言い難いだろう。また、米GEキャピタルが豪州だけでなくNZの資産も売却することから、今後は需給面でもNZドル売りが強まる可能性がある。 【予想レンジ】 NZドル/ドル 0.7900-0.8030 NZドル/円 64.90-65.80 カナダドル 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)発表の週間石油在庫統計で、原油在庫やガソリン在庫が増加した一方、ヒーティングオイルを含む留出油が予想外に前週比204万バレルの取り崩しとなったことが材料視され、NY市場中盤にNY原油先物が101ドル台半ばへと大幅上昇する過程では資源国通貨買いが活発化。NY市場中盤にドル/カナダドルは0.9750付近まで下落し、対円は84.10円付近まで上昇した。しかし、株式・商品市場は不安定な値動きが続いており、調整局面を脱したとみるのは早計だろう。また、積極的な買い材料も見当たらないことから、当面の間、カナダドルは原油相場の動向に一喜一憂しながらも、対ドルでは0.97−0.98台、対円では83−84円台で日柄調整局面が続く可能性が高いとみる。 【予想レンジ】 ドル/カナダドル 0.9720-0.9810 カナダドル/円 83.40-84.20 スイスフラン ギリシャなど欧州の債務懸念が強い中、ユーロを敬遠し安全通貨のスイスフランを買う動きが強く、NY市場中盤にユーロ/スイスは1.2270付近までユーロ導入来安値を更新。対ユーロでのスイスフラン買いが波及したほか、株価の持ち直しや商品高を背景にリスク回避姿勢が後退し、全般的にドルや円を売り戻す動きが強かったこともあり、NY市場序盤にドル/スイスは0.9765付近へと下落し、対円は84.10円付近まで上昇した。ギリシャのリプロファイリングは時間稼ぎに過ぎないとの見方が多く、またCDSの清算事由となる可能性も捨て切れないため、当面はユーロを敬遠してスイスフランにシフトする動きが継続するとみる。日米の金融緩和長期化観測が強まっている一方、スイス国立銀行は6月の理事会で利上げの可能性を残しており、対ドル、対円でも底堅く推移しそうだ。
【予想レンジ】 ドル/スイス 0.8650-0.8790 スイス/円 93.20-94.50 |
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みきちゃん こんにちは〜♪
ポチっとな
肝臓どう?
元気出になってまた遊びに来てねぇ
2011/5/28(土) 午後 2:25
こんにちわ^^,
再検査して大丈夫でした,ありがとう^^。
2011/5/28(土) 午後 5:21