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株メモ

注目銘柄ダイジェスト(前場):トヨタ、海運セクター、エルピーダなど

11時36分配信 フィスコ
トヨタ自動車<7203>:2798円(前日比+78円)
反発。ユーロ・円相場の100円台回復など、為替の円高トレンドが一服してきていることで、買い安心感も強まる形のようだ。また、シティでは自動車業界の10-12月期決算プレビューをリリース、同社の営業利益は前四半期並みの800億円程度を予想、過度に悲観的であった会社予想は上方修正される公算もあるとしているもよう。

海運セクター
業種別上昇率トップで、全面高の展開になっている。先週末にはアジア発コンテナ船のスポット運賃が4ヶ月ぶり高値をつけたと伝わっているほか、本日は原油タンカー運賃が上昇とも報じられており、事業環境の改善など意識される状況にもなっているようだ。また、EUのイラン原油禁輸決定を受けて、イランはホルムズ海峡封鎖を警告、海上運賃の上昇思惑などにもつながっている。なお、短期資金の物色意欲の強さを背景に、とりわけ、中小型の低位株の上昇が際立っている。

エルピーダメモリ<6665
チャート画像
>:359円(同+8円)
買い優勢の展開。一部報道では、米・マイクロン、台湾・南亜科技との3社による経営統合に向けて大詰めの交渉に入ったと伝わっている。他社との経営統合を目指すといった方向性は織り込まれてきているものの、3社統合によるスケールメリットなどに対して、より期待感は高まる方向のようだ。3社は経営統合に前向きともされており、今後の交渉の順調な進展なども想定される格好に。

安川電機<6506>:690円(同+4円)
上昇。同社は前日に第3四半期の決算を発表している。10-12月期営業利益は前年同期比53%減の20億円、上半期実績の同2.7倍から大幅減益に転じているが、アナリストコンセンサスなどは上回る内容に。在庫未実現利益の計上なども上振れ要因となっているようだが、過度に悲観的だった下半期の見方に対しては修正が進む形にも。

住石HD<1514>:106円(同+16円)
急伸で上昇率上位。昨年8月以来の100円台回復へ。低位材料株物色の流れが波及する格好だが、同社のほか、日本コークス<3315>や三井松島<1518>など石炭株が揃って高くなっている。EUがイラン産原油の輸入禁止を正式決定したことで、原油からのエネルギーシフトの拡大などをはやす声もあるようだ。

東光<6801>:154円(同+5円)
出来高を伴い続伸。超小型コイルの生産能力増強を半年ほど前倒しすると一部で報じられている。昨年末までで生産体制の構築が済んだものの、需要増加に生産が追いつかず、今年も減価償却費を超える設備投資を実施して、能力増強を前倒しする方針のようだ。スマートフォン向けを中心とした需要の拡大基調が、改めて認識される状況となっている。

メルコ<6676>:2033円(同-70円)
下落。同社が昨日23日に発表した決算が売り材料となっている。第3四半期累計営業利益は57億円で前年同期比35%減益、通期計画84億円、前期比22%減益は変更してない。上半期実績の40億円、前年同期比16%減益に対して、10-12月期は17億円で同58%減益、減益率の拡大に伴って通期計画達成も不安視される状況のようだ。

ジャフコ<8595>:1466円(同-14円)
寄り付き後はしっかりも、利益確定売りに押される。同社は前日23日に第3四半期の決算を発表している。累計営業利益は13.3億円で前年同期比32%減益、10-12月期では10.3億円で同23%減益となっている。会社側は業績計画を公表していないが、IPO市場の低迷に伴い、引き続き収益は低水準が続く状況に。ただ、前四半期比較では13.2億円の収益改善となっており、業績の回復基調を評価する声もあるようだ。大和では、現在「3」の投資判断見直しを検討、目標株価は1850円としているもよう。

ユビテック<6662>:44900円(同+5450円)
買い先行。経産省がビルの電力を効率的に管理するシステムを導入した企業に対する補助制度を設けると報じられたことが思惑材料視されているようだ。夏場の電力使用を抑えることが背景で、7月までに5000棟に補助し、2年間で1万5000棟へ広げる方針と。導入を支援するのは、ビルの電力使用を計測器やITで把握し、電力使用量を制御して節電する仕組みと伝わっており、省エネシステムを手掛ける同社には受注拡大に思惑が先行へ。

鉱研工業<6297>:366円(同-12円)
さえない。今期営業利益見通しを1.3億円から4000万円へ、最終損益見通しを3000万円の黒字から6000万円の赤字へと大幅に下方修正したことが嫌気されている。中国において、鉄道建設工事の停滞に伴って、ボーリング機器の販売が想定を下回ることなどが重しに。直近では、政府のメタンハイドレート掘削方針が伝わり掘削機械関連として関心が高まった経緯もあり、利益確定売りが膨らむ格好にも。

竹内製作<6432>:576円(同+26円)
5日続伸。ユーロ・円が100円台を回復するなど、為替市場の落ち着きを受けて買い安心感が高まる展開となっている。第3四半期決算の発表以降は、海外売上高比率の高さに伴う過度な下方修正懸念が後退し、見直し買いが入りやすい状況。また、コマツ<6301>の強い動きが継続していることを受け、同社のバリュエーション面での出遅れ感なども意識されているようだ。

レーザーテク<6920>:1126円(同+49円)
5日続伸。上期営業利益予想を4.5億円から7.3億円へ、最終利益を2.5億円から4.2億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。大手半導体メーカーからの受注が堅調で半導体関連装置出荷が伸びたほか、研究開発費などの経費計上が下期へずれ込んだことなどが背景。半導体関連の業績は苦戦が目立つなか、足元の好調な業績推移を評価する動きに。

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