せめて、斑鳩の原風景を守りたい!。

かけがえの無い、まほろばの風景。尋ねるたびに、その姿が消えていきます。世界遺産にふさわしい風景を守り続けたいと願う異郷の民です。

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箱庭文化

物思いに耽っていて、ふと思った。しかし、これは真理かもしれない。日本人が、景観美に鈍感なのは、もしかして「箱庭文化、あるいは茶室文化」のせいじゃないだろうかと・・・。「芭蕉」や「利休」の美意識にあまりのも影響を受けすぎたのだ。家の周りに塀をめぐらせ、その内側の世界に灯篭を建て枯山水などを配置して自分だけの理想郷を楽しむ。まさに「箱庭的美意識」なのだ、にじり口の外と内とを遮断する「茶室的美意識」なのだ。だから貴重な文化財も景観の中に置かなくても、塀の中だけの世界、あるいはショーケースに入れて飾っておくだけでも、それを美しいと感じてしまうのでしょう。
もし「蕪村」の美意識に日本人の多くが影響を受けていたとすれば、きっと、今の日本の景観はもっと異なったものになっていたのだと思います。これは、実に根の深い問題である。
しかし、今更ながら、「芭蕉」の俳句は「作為的」だとした、「子規」の偉大さに思いを寄せます。
「芭蕉」の美意識に多く影響を受けた私ですから・・・もしかして、
私が思っている景観美も、あるいは、この箱庭の箱をもう少し大きくした程度の美意識かもしれません。
せめてエデンの園が入るくらいの大きな箱でありたいと思いますが・・・。
そうなのか!。エデンの園と箱庭の違いが、世界と日本の景観美意識の違いだったのか・・(吐息)。


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