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韓国には数多くの種類の食べ物があります。昔農耕社会だったため古代から米を主食として生活してきましたが、最近の韓国料理には様々な野菜と共に各種の肉や魚によりより豊かになっています。またキムチ、チョッカル(塩辛)、テンジャン(味噌)など様々な発酵保存食品が高い栄養価のある食品としてよく知られています。
韓国の食膳は全ての料理が一度に出されることが大きな特徴です。昔食卓に並べられるおかずの数は平民の場合3種、王族の場合は12種類ほどだったと言われています。
食膳には麺類が出るか肉類が出るかによっても異なりますが、中国や日本に比べて比較的汁物が多く出されるため、食べる際にはスプーンが多く使われます。
伝統的な韓国の食
• ご飯とおかゆ
ご飯は韓国料理の主食です。大部分の人たちは白米を食べますが、味と栄養のため黒豆や麦・大豆など様々な穀物を入れてご飯を炊くこともあります。おかゆは栄養価の高い食品とされ、その種類も様々。小豆・かぼちゃ・アワビ・高麗人参など入れる材料によりいろいろな味が楽しめます。
• クク (汁物)
ご飯に必ず添えて出されるのが汁物。野菜や肉など様々な材料を使って作る汁と中に入れる材料で数多くの汁物を楽しみます。
• チゲ(鍋物)
チゲは汁物と似ていますがより煮込んで濃い味のもの。キムチチゲやテンジャン(味噌)チゲなどは日常的にもよく食されるメニューで鍋にグツグツと煮立てたものが出されます。
• チョンゴル
チョンゴルとはメインの材料のほかに野菜や麺類、きのこなどいろいろな材料を一緒に煮込んだ料理で、日本のすき焼きと少し似たスタイルの食べ物です。
• チム(蒸し物)とチョリム(煮付け)
チムとチョリムは野菜にしょうゆで味付けした料理であるという点で似通った食べ物です。
• ナムル
さっと茹でたりした野菜を、塩やしょうゆ、ゴマ、ゴマ油などで味付けて作る和え物のことです。
• チョッカル(塩辛)
小魚や貝、海老、カキなどを塩漬けし発酵させて作る塩辛。おかずとして食べられる他、キムチを作る際発酵の基として使われます。
• クイ(焼き物)
クイとは焼いて食べる料理を指し、代表的なものはプルコギやカルビ、また魚にも使われます。「ヤンニョム・クイ」とはタレを付けて焼くもの、「ソグム・クイ」は塩焼きのことです。
• ジョン(チヂミ)
きのこやカボチャ、魚の干物やカキ、青唐辛子など様々な材料を小麦粉と卵で作った衣で平たく焼いて作る料理です。
• マンドゥ
ひき肉と野菜などで作った具を皮に包んで蒸したり茹でたりします。
宮廷料理
宮廷料理の形式は韓国の歴史と共に発達しました。厳格な規則のもと、各地から進上された農作物や海産物を使った数々の料理を準備し、訓練された宮女たちが並べました。宮中料理は民間の料理は互いに影響を与え合ったため宮中料理は宮廷外の料理の味とそれほど大きな違いはありませんが、塩味が薄く辛くないという傾向があります。
• 神仙炉
神仙炉は色彩が豊かな宴会料理です。牛肉・肝・ニンジン・卵などを細長く切って材料を準備し、それを特別な鍋に円形に並べ、その上に更にクルミや銀杏で飾りつけた華やかな料理です。
• 九節板
九節板はお酒と共に出される料理です。ニンジン・きゅうり・セリ・牛肉など8種類の具をミルジョンビョンと呼ばれる小麦粉で作った皮に包んで食べます。
• 蕩平菜
蕩平菜とは下味を付けた緑豆ムク(ゼリー状に煮固めたもの)を野菜と和えたものです。この名前は朝鮮時代に平和を祈願する意味で付けられたものと言われています。
<韓国観光公社参照資料>
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