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四国篇

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過日の四国香川県の寺社めぐりの紀行文(?)に対して、コメントを頂き、弘法大師の誕生地は海岸寺だという説もありますよとのご指摘を頂きました。誠にありがとうございました。恥ずかしながら、予習なしで走り回ったため、善通寺の由緒書とこの目で見ての感想で、やはり素晴らしい名刹であったと感じただけのことで終わっていました。

ご指摘を受けて最初、私なりに考えましたのは、「弘法大師の誕生所」は最初に開いた寺だからこういう書き方をしてあるのかなと思ったのですが、そうではなくて、ご指摘のように誕生地をめぐって海岸寺との間でもめていたようです。
一般的には善通寺が弘法大師の誕生所(地)で、産屋が海岸寺ということに落ち着いているようです。司馬遼太郎の「空海の風景」にも海岸寺が誕生地との説に対して「出産の時、産屋が設けられたのがそういう伝承になったかも知れない」と書かれているようです。

それにしても、この度の旅行中に地図を見ただけだが、海岸寺には注目していて、普通電車で通過する度に海岸寺はどのあたりかと車窓から目をこらしていたが、結局時間の関係で行かなかったが、こうなっては誠に心残りである。同時に近くの海に突き出した社が目にとまり、津島神社だとわかり、弥谷寺にタクシーで行った時寄りたいと思ったが、運転手に祭りの時以外は渡れないと言われ、断念したのも残念であった。

私の寺社巡りは、建物や全体の佇まい、雰囲気を重視しているが、もっとその生い立ち、歴史などを調べてゆけばさらに奥深い楽しみがあるのだと教えられた。感謝!感謝!
皆は金比羅宮参りで、私は一人で、残すところの札所めぐりにでかける。
丸亀駅より電車に乗り、どこで下車しようかと迷うが、タクシーのありそうな宅間駅に下車。勘があたりタクシーにて弥谷寺に向かう。

剣五山千手院弥谷寺は真言宗善光寺派の寺院で第71番札所である。
駅からは田んぼと畑の中の道を20分位走り、寺の専用有料道路を通って中腹まで行く。ここから108段の急石段を登ると、大師堂があり、堂内を拝観。
ここも巡礼者の納経で混んでいた。しかし巡礼者にしては精悍な若者二人が、50枚位の掛け軸に納経して貰っていた。あとで運転手に聞くと、商売にしているのだろうとのこと。それを買うひとも酷いが、これを商売にしているとはと絶句する。まあ、寺側も商売のようだから良いのかもしれないと納得。何といっても、自分自身の心の問題だからと、おおらかに考えよう。
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ここから本堂までさらに続く石段を登ってゆくと、多宝塔、十王堂、鐘楼、護摩堂などがあり、また石仏石塔が点在している。石段も急できついが、登ってゆくうち段々おごそかな気分にもなってゆく。本堂は大きな岩に背を付けるようにして建っていた。

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ここからの下界の眺めも絶景の一言につきる。
またタクシーで宅間駅に帰る。有料料金込みで3500円であった。さらに電車で宇多津駅に。

駅前は広いが、人通りが少なく閑散としている。ここから徒歩で郷照寺に向かう。

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仏光山広徳院郷照寺は珍しく真言宗と時宗の両宗にわたり、第78番札所である。丁度、躑躅が満開で参道及び本堂前を華やかに彩っている。あまり広くない境内中央に本堂、奥に大師堂、千体観音堂があり、さらに上に明神堂などがある。昔はこの境内から海岸への眺めが良かったとのことだが、今は遠く倉庫や建物が望まれ、昔日の面影は感じられない。
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近くに宇夫階神社があり、ここで1200年祭をやっていたので参拝する。古い歴史を持つがあまり境内は広くない。
駅に向かう途中、お土産用に讃岐うどんの店に寄る。昨夜、バーのママに聞いた「おか泉」だが、噂通りの人気店で大変な混み様である。食べるのは諦めて、宅急便のみ注文。
宇多津駅から普通電車の乗り継ぎ、神戸の義母宅まで3時間半で到着。

今回は正味で二日間位の時間であったが、札所68番から81番まで14寺と、神社を5社参拝したことになる。特に私の好きな寺は本山寺、善通寺、白峯寺、弥谷寺などである。
しかし白峯寺、弥谷寺などは足腰が丈夫なうちでないとタクシーを使ってでも、参拝は不可能である。また商売寺院の面を強く出した寺が結構目立ち、正直言ってその分、有難みはうすく感じた。
ただ私の場合、タクシーを使って回ってのことなので、目的を持って徒歩で巡られた人々にとっては、どんなに清々しく、また心やすまる感動が味わえるであろうということは確信できる。完
神谷神社の本殿は国宝に指定されており、時間が許せば是非行きたいと考えていた。
ところがちょうど村祭りの最中で、途中から車は入れないため、タクシーを待たせて徒歩で参拝することに。
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田舎らしいさみしい屋台が参道の手前まで数台並ぶ。その一画で珍しいホタルの幼虫を見ることができた。
神谷(かんだに)神社の拝殿は朱色だが想像していた以上に質素で小ぶりな造りである。さらに奥にある本殿は小さい茅葺であるが、樹木に邪魔され写真ポイントがない。国宝指定のためか、お祭りでも広くはない境内はひっひりと静まり返っている。札所の人出とは対照的な静けさで、むしろ有難みが増す。
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続いて高家神社に寄る。崇徳上皇の遺骸を仮安置した場所とのこと。心して参拝。同じ境内に綾良山観音寺がひっそりと佇んでいた。
ここから険しい白峯山を、九十九折に登ってゆく。昔はこういう道が無かったので、遍路さんが随分遭難されたとのこと。巡礼ころがしと言われたそうである。

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しかし山頂に近づくにつれて、展望が開けて、瀬戸大橋や海岸線、麓の集落が一望される。絶景かなである。

ようやく目指す白峯寺に到着。綾松山洞林院白峯寺は真言宗御室派の寺院で第91番札所にあたる。珍しいとされる七棟門を入ると、正面に護摩堂がある。左に折れると勅額門があり、崇徳上皇が荼毘に付された御廟所である頓証寺殿に至る。この片隅に西行法師像があった。

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さらに勅額門前を右に曲がり石段を登る。鬱蒼とした樹木の間、左右に鐘楼、薬師堂、行者堂、廻向堂などを見ながら登ると、正面に本堂、左右に阿弥陀堂、大師堂が並んでいる。堂宇の数も多いが、珍しく十二支守り本尊が各堂宇に分かれて安置されており、また七福神もお祀りされている。
お遍路さんが幾多の苦労の末、これらの堂宇を目にした時の感激はいかばかりだっただろうと、タクシーで来た私でも思わせる雰囲気がこの寺にはある。
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ここで時間切れのため、急いで坂出駅にとって返すことに。途中、広い畑の中に、崇徳上皇がなくなられた場所に石碑が、また亡くなった娘のための祠(写真)が残っていたので、タクシーを止めて冥福を祈る。タクシー代は7100円であった。

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坂出駅より電車で丸亀駅に。急ぎ足で丸亀城の近くまで行く。西洋風の城郭に特徴があり、豪壮な建造物である。

ホテルに着くと、「いとこ会」の出席者は揃っており、楽しい思い出話と料理を肴に痛飲。二次会は坂出までタクシーでゆき、カラオケ三昧。私の人生の中でも、希に見る充実した一日であった。
ローカル線国分駅は無人駅であった。駅から北東に歩くとほどなく国分寺に至る。
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白牛山千手院国分寺は古義真言宗御室派の寺院で、讃岐国分寺の跡地にあり、現在の本堂は昔の講堂跡に建っている。また第80番札所でもある。
山門を入ると松の木が多く目に付き、また88ヶ所仏像がずらりと並んでいる。池にかかった橋を渡ると本堂で、本尊の十一面観音像は小ぶりだが美しい。
今回、他寺でもそうであるが、ご朱印をお願いすると、ものの10秒で書いてしまう。まさに商売そのもので正直言って、有難みを感じられない。その上、参拝した日付を書いてくれないのは四国88ヶ寺以外にはあまりない。これも後で書くが商売である。
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駅に帰る途中、国分寺跡を捜す。民家の間を抜けると草むらと塀の一部復元と説明板のみがあった。電車で坂出駅に。



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坂出駅からタクシーに乗り、高照院に寄る。
金華山高照院天皇寺は真言宗御室派の寺院で、第79番札所である。実はなんの事前知識なしに来た為、天皇寺とはと言いすぎではないかと感じた。運転手の説明により納得するも、住職さんも恐れ多い名前と恐縮されているとのこと。由緒は、保元の乱(懐かしい!)に破れ讃岐に流された崇徳上皇がこの地で崩御され、遺体が一時安置された場所とのこと。そのため白峯社も建立されている。
これから訪ねるところはいわゆる五色台周辺であるが、崇徳上皇の遺跡、伝説をよくきくことになる。
続いては神谷神社に。
タクシーでまず出釈迦寺に。我拝師山求聞院出釈迦寺は真言宗御室派で第73番札所である。
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タクシーを降りての参道入り口からの眺めが素晴らしく写真。細い参道を登ると狭い境内に本堂と大師堂が連なり、さらに少し石段を登ると地蔵堂がある。奥の院までは時間がないので行かないことに。
今日は土曜日でもあり、お遍路さんの団体、参拝客でごった返している。
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つづいての我拝師山延命院曼荼羅寺は真言宗善通寺派の寺院で第72番札所である。仁王門を入ると正面に本堂、左手に大師堂があり、やはり狭い境内はお遍路さんでいっぱいである。私は、普通のご朱印帖でお願いしているが、団体客の納経帖が50冊ばかり出されており、お婆さんひとりでフーフーいいながら対応中。声をかけるも返事をする余裕もないようなので諦める。結局ここだけはご朱印は貰えなかったが、もともとご朱印を貰うことが目的ではないので、お参りできたことに感謝する。
しかしどこに行っても出会った、こんなツァーの異常性は一考ものである。とはいえ私も便利なのでよく利用はするのだが。特に宗教がからんだ団体の異常性は、周囲に迷惑をかけないように注意しなければと我が身に言い聞かせる。
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次の第74番札所の医王山多宝院甲山寺も真言宗善通寺派の寺院である。駐車場の周囲が工事中、石段を少し登ると、本堂には本尊薬師如来像、大師堂、鐘楼と共に蘇鉄が植えられていたのが印象的。

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少しタクシーで走り、金蔵寺駅近くにある鶏足山宝憧院金倉寺は天台宗門宗の寺院で第76番札所になる。空海の姪の子である智証大師の生誕地である。新しい仁王門、本堂、大師堂、客殿、訶梨帝堂などの堂宇が並ぶ。また若い時の乃木希典が客殿に仮住まいしていたとのことでびっくりする。
またすぐ近くに徳善寺があり小さ目の五重塔を真似したような建物が目に付き、降りてみるも新興宗教の寺(?)であった。

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さらにタクシーで道隆寺に行き、ここからは駅まで歩くのでタクシーを降りる。5200円であり、一人旅なので結構高くつく。
第77番札所の桑多山明王院道隆寺は真言宗醍醐派の寺院である。境内はあまり広くないが、大きい仁王門を入ると、観音像がずらりとまた境内いたるところにあり、全部で270体位あるとのこと。本堂、大師堂、多宝塔、潜徳院などが並び、本尊は薬師如来で「目なおし薬師」といわれ眼病に霊験あるとのこと。
ここから歩いて多度津駅に向かう。乗り換駅で周りに食堂など少ないので、駅売店でパンと牛乳を買い食べる。
次は普通電車に乗って国分寺を目指す。

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