大きな木のユグドラシル
第一章 ニドヘグ
一つの木があった。そこに、大きな鷹と、リス。ヘビ、ヤギ、七匹の鹿の様に見える模様が刻まれていた。その巨大な木は、ある時いきなる地中から現れた。
人々はそれを畏怖の念を込めてこう呼ぶ。
『ユグドラシル』と…。
「ユグドラシルを斬り倒すのが、また失敗したらしいわ。」
僕の母親がそれを残念そうに言うのに僕はそれはもう酷い不快感を憶えた。
「いい木じゃないか。子供の遊び場には持ってこいなんじゃないのか?」
と僕が言うと、母親は僕を睨みつけた。そして、諦めの眼差しに変わった。
「何だよ。」
「外に出かけてきたら?」
「…そうしてくるよ。」
僕は玄関に畳んであるマフラーを一枚取って、首に巻き付けた。外は寒い。これで八月か?まるで冬のようだ。息すら白い。朝は霜が降りる。何が起こったん
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開設しました。
2008/6/24(火) 午後 9:11
とりあえず、ニクルストとなっている物の、ラノベが多くなりそうです。 が、宜しくお願いします。 一応、本家です http://werq1.blog119.fc2.com/ 駄文と、ストが多いです。良ければ、こちらも宜しくお願いします。




